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外壁塗装に適している時期は?季節によって耐久性も変わる?

外壁塗装に適している時期は?季節によって耐久性も変わる?
今年こそはやりたい外壁塗装、しかし行う季節を誤るとその仕上がりにも差が出てしまうことをご存知でしょうか?

 

外壁塗装は、最適な季節に安定した天候の下で行ってこそ最高のパフォーマンスを発揮するのです。

 

今回は、外壁塗装はどの季節に行うべきなのかについて詳しく説明していきます。

外壁塗装には最適な季節がある

外壁塗装は何故季節が重要なのか?その答えは塗料の乾燥スピードにあります。湿気の多い時期の塗装は塗料が乾きにくく、塗料の性能を最大限に引き出せないため外壁塗装には適していません。

 

外壁塗装に最も適している時期は、春から秋にかけての梅雨時期以外になります。

 

冬は乾燥しやすいので塗装に適しているのでは?と思うところですが、多くの塗料は気温5度以下での使用は厳禁となっているため、冬には塗装が行えません。まだ冬にはなっていない晩秋も、日照時間が短くなることによって一日の作業時間が限られてしまうため、効率的な作業ができないので不向きです。また、真夏も気温が高すぎるため外壁塗装の作業に適していません。

 

そして、日本は北と南で大きく気候も変わりますから、外壁塗装の時期も地域差があります。北海道であれば5月から10月ごろまでと塗装できる期間は短くなりますが、関東以南では春から秋の終わりごろまでの長い期間で塗装が可能です。

外壁塗装には安定した天候も大切

外壁塗装に最適な気候とは
外壁塗装を行う上で季節の次に重要なこと、それは天候です。湿気が大敵の外壁塗装は、塗装が乾きにくく最悪流れ落ちてしまう雨の日には行えません。雨が恐ろしいのは、下塗りの種類によっては工期が伸びるともう一度下塗りする必要が出るので、費用が見積もり価格を上回ってしまうことがあるということです。

 

その為、塗装を行う季節は「天候が安定している時を狙う」ということも重要になるのですが、こればかりは人間が決められないことですから、作業期間中に雨が降る可能性があることも念頭に入れておきましょう。

外壁塗装を適期以外に行うとこんな影響が!

では実際に、気候や天候によってどれだけ外壁塗装の仕上がりに影響するのかということを詳しく説明していきます。

湿気の多い季節の塗装は

基本的に、塗装は湿度85パーセント以下の環境で行うこととなっています。その理由は、塗料の乾燥が遅くなることによって完全に乾燥する前に次の塗料を重ね塗りせねばならず、その影響で塗装後早い段階で塗膜剥離やひび割れなどの不具合を起こしてしまうためです。

 

つまり湿気や雨の多い時に塗装を行うと、塗料の耐久性が落ちてしまうということです。

高すぎる気温下では

真夏の暑い時期に行う塗装の場合は、塗料が熱で乾燥しすぎることにより塗った箇所にひび割れが起こります。また塗料の問題だけではなく、職人の体力面でも真夏の作業は危険が多くなるので避けたいところです。

真冬の塗装は

塗装業者へのアンケート結果によると、真夏や湿度の高い時でもクオリティは下がるものの作業は行えるが、真冬の寒い時期には絶対に外壁塗装はできないとの回答が出ています。

 

その理由は、寒すぎて塗料の乗りが悪い、雪による影響で作業が中断されてしまう、雪や凍結によって足場での作業が危険となるといったものでした。

 

[normal_box color=”black” border=”b2″]【参考】500人に聞いた外壁塗装が不向きだと思う時期と塗装業者の見解|外壁塗装110番[/normal_box]

まとめ

このように、外壁塗装に最も適している季節は意外と短いため、早い段階で見積もり依頼をして工事予定を組んでおかなければどこの業者も予定が入っていて外壁塗装をしてもらえなかったり、塗装の耐久性に問題が出ることもあるようです。

 

腕のいい、人気の外壁塗装業者は早めに予定が埋まってしまうことが予想されます。春が来る前に業者へ相談し、工事予定を組んでもらうことをおすすめします。

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