給湯器の交換費用はどのくらい？種類を替えて交換する場合もご紹介！

一般的に寿命は10年くらいだといわれている給湯器。

１０年前後経って不具合が出てきたらそろそろ交換時かもしれません。給湯器の交換にかかる費用や工期を見ていきましょう。

また、給湯器の種類を替えての交換についても見ていきます。

給湯器の交換の基本

一般的に給湯器の寿命は１０年ほどと言われています。10年を過ぎても使用できているケースは多いですが、給湯器が故障し、お湯が出なくなってしまうと大変です。すぐに修理できない場合、数日間お湯なしの生活をすることに。

10年前後経っていて調子が悪いなと感じたら、一度点検。そして交換を検討してみてください。

給湯器の寿命についてくわしくはこちら

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同じ種類の給湯器に交換するのが基本

給湯器には様々な種類があります。

熱源だけでも電気、ガス、石油とありますが、基本的には同じ種類の給湯器に交換することになります。

石油からガス、ガスから電気などの変更もできますが種類を替えると単なる給湯器本体の交換だけでなく、大掛かりな工事が必要になってきます。種類を替えたいな、という時はよく検討してから決めてくださいね。

メーカーの変更や大きさ、グレードの変更程度でしたら大きな工事を伴わないことが多いです。

種類を替えての交換については記事の後半でもお話していきます。

給湯器の種類について詳しくはこちら

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マンションの場合は種類の変更はできない可能性が高いです。

マンションの給湯器交換についてはこちら

https://home-renovation.jp/water-heater-changeｰapartment-12017

給湯器の種類が分からないときは？

給湯器の交換の手配をするときは、今使っている給湯器の種類や型番が分かった方がスムーズです。

給湯器の種類は、本体の正面や側面に記載がありますので調べてみましょう。

ちなみに、リモコンにはリモコンの型番があります。リモコンの調子が悪い時はこちらを伝えるとよいでしょう。

ふたを開けた中にありました。

同種類の給湯器に交換した事例と費用

それではまず、ガスからガスなど基本的な種類を替えずに給湯器を交換した事例と費用相場を見てみましょう。

給湯器の交換にかかる費用は基本的に「本体価格+工事費」。選ぶ給湯器の容量やグレードなどによって費用が変わっていきます。

ガス給湯器の交換

費用相場：10～15万円（参考）

ノーリツのガス給湯器を交換した事例。号数は24号で同じ。フルオートタイプの給湯器ですね。

こちらはリンナイの給湯器を交換した事例。こちらも号数の変更はなしで、オートタイプです。

パロマからノーリツにメーカーを変更して交換した事例。号数は同じでオートタイプの給湯器です。

こちらは同じノーリツの給湯器ですが、節約型のエコジョーズに変更しています。エコ給湯器は設置費用が高い傾向にありますが、ガス給湯器からエコジョーズへの変更は比較的リーズナブルですよ。

電気温水器の交換

費用相場：17～35万円（参照）

こちらは同じ大きさの電気温水器に交換した事例。追炊き付きからフルオートタイプになっています。メーカーは東芝から三菱に変更。10年延長保証をプラスした料金です。

こちらは給湯専用タイプの電気温水器を交換した事例。タンクの容量は同じです。

こちらは15年ほど使っていた電気温水器を交換しています。追い炊き配管の工事なども行っていますが2時間で完了していますね。

エコキュートの交換

費用相場：40～50万円（参考）

旧ナショナルのエコキュートをパナソニックのエコキュートに変更した事例。メーカーも同じですね。どちらもフルオートで容量も同じです。

こちらはナショナルから三菱にメーカーを変更しています。フルオートタイプの給湯器ですね。

20年ほど使用されていたエコキュートにエラーが出て、新しいエコキュートに変更した事例です。

石油給湯器の交換

費用相場：15～30万円程度（参考）

石油給湯器は給湯器本体と別に灯油タンクが必要です。灯油タンクは中の汚れやサビがなければそのまま使うことも可能。交換する場合は別途2～4万円かかります（参考）。

石油給湯器の交換事例です。石油給湯器の納品が遅れていて、数カ月ごにようやく入荷して交換となりました。壊れる前に交換しておきたいですね。

別の会社ではありますがこちらは注文の翌日に交換できたそうです。石油給湯器は製造数も多くないので在庫があるかないかによってだいぶ変わってきますね。

石油給湯器から異音がするということで新しい給湯器に交換。追い炊き機能をプラスしました。

給湯器の種類を替えて交換した事例

続いて、給湯器の種類を替えて交換した事例を見ていきます。

給湯器の種類を替えると配管などの工事が発生するため、同種類の給湯器に交換するよりも費用が高くなります。ですが、種類によってランニングコストも変わりますし、長い目で見れば節約になることもありますよ。

ここでは現在主流の「ガス給湯器」、「エコキュート」に変更する事例と、比較的新しいハイブリッド給湯器に変更する事例を見ていきます。

ガス給湯器に変更

●石油給湯器からガス給湯器に変更

お風呂をシステムバスに変更し、給湯器もガスに変更した事例です。灯油の補充がなくなり楽になったと喜ばれているそうです。

●電気温水器からガス給湯器に変更

電気温水器からガス給湯器に変更した事例。ガスに変更してお湯切れの心配がなくなりました。費用も控えめで、工期も短くて済んでいますね。

●エコキュートからガス給湯器に変更

エコキュートの交換を検討していたのですが、湯切れの心配のないガス給湯器に交換した事例です。これを機にファンヒーターも灯油からガスに切り替えました。

エコキュートに交換

●電気温水器からエコキュートに変更

電気温水器からエコキュートへの変更は、コンクリート基礎工事や電気配線工事が不要なので工事も1日で完了します。タンクの容量は同じで、フルオートタイプの給湯器になりました。

●ガス給湯器からエコキュートに変更

LPガスでガス給湯器を使っていたのですが、ガス代が高くエコキュートに交換し、オール電化にした事例です。ガス給湯器はまだ使って1年だったのですが思い切りましたね。

電気工事なども発生しているため、工事期間は2日間です。

●石油給湯器からエコキュートに変更

石油給湯器から給湯専用のエコキュートに変更した事例です。シンプルな給湯専用というおこともあり、工事期間は5時間で済んでいますね。

ハイブリッド給湯器に交換

ハイブリッド給湯器とは、ガス（エコジョーズ）と電気（エコキュート）を状況に応じて使い分ける給湯器。基本は電気で、足りない分だけガスを使用するという方式なので無駄がありません。

ハイブリッド給湯器について詳しくはこちら（種類の記事へ）

●ガス給湯器からハイブリッド給湯器に変更

省エネタイプの給湯器がいいけどオール電化は嫌だということで、ハイブリッド給湯器を選択しました。床暖房にも使用できるタイプです。

●石油給湯器からハイブリッド給湯器に変更

石油給湯器はまだ8年目だったのですが、水漏れがあったため交換。ランニングコストを考慮してハイブリッド給湯器を選んだそうです。

●電気温水器からハイブリッド給湯器に変更

電気温水器からハイブリッド給湯器に変更した事例です。床暖房も使用できるタイプですよ。

ハイブリッド給湯器はガス給湯器やエコキュートに比べるとまだまだ普及しておらず、事例も少なかったです。そのため、費用や工期が分からない事例が多くなってしまいましたがこれから普及していきそうな給湯器ですよね。

まとめ

給湯器の交換事例をご紹介してきました。給湯器の交換費用は、選ぶ種類やグレード、容量によって大きく変わります。同じ種類で交換する方は、容量やグレードを替えずに後続機種に交換している人が多く感じました。

種類を替えて交換すると大規模な工事になるため、数日かかる場合もありますが基本的には数時間で完了します。ただし、すぐに工事ができるとは限りませんのでできることなら故障する前に交換しておきたいですね。

給湯器の寿命に関してはこちらへ

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