ワンストップリノベ
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【中古を買ってリノベーション】ワンストップだとローンがお得?

ooba1809
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リノベーション目的で中古の物件を買おうと考えている人は多いと思います。今までは不動産屋さんで物件を購入し、リノベーション会社でリノベーションするというのが当たり前ですが、今では不動産購入からリノベーションまで一括で出来るワンストップリノベーションをしている会社も増えています。

ワンストップリノベーションにはさまざまなメリットがありますが、ローンを組む上でもお得になることがあるんですよ!このページではワンストップリノベーションの費用面でのメリットについてお話しします。

ワンストップリノベーションとは

ワンストップリノベーションというのは、物件探し、ローン相談、リノベーションまで一括で行ってくれるサービスのことをいいます。

リノベーション会社が提携の不動産さんを紹介してくれるケースと、不動産部門のあるリノベーション会社が自社の物件を紹介してくれるケースがあります。

ワンストップリノベーションはまだまだ始まったばかりのサービスですので会社によってサービス内容が異なることが多いですが、物件、ローン、リノベーションの窓口が1つになるというのはどこも同じです。

ワンストップリノベーションにはさまざまなメリットがあります。今回は費用面のメリットについてお話ししていきますね。

その他のメリット・デメリットについてはこちらの記事もご覧ください。

【中古を買ってリノベーション】ワンストップのメリットとデメリットは? 近年、新築のマンションを買うのではなく、中古のマンションを買ってリノベーション、リフォームをするという人が増えています。 ...

物件とリノベーションを合わせた予算で検討できる!

中古を買ってリノベーションする場合、当然ですが

  • 物件購入費用
  • リノベーション費用

がかかりますよね。

物件探しとリノベーションを別々の会社に依頼した場合、いくらまでの物件を購入したらいいのか判断がつきにくいと思います。高すぎる物件を購入してしまい、やりたかったはずのリノベーションができなかった、というケースや、予算オーバーしてしまうケースもでてくるでしょう。

ですが、ワンストップリノベーションの場合は初めに全体の予算を決めます。

例えば、全体の予算が3,000万円だったとします。そこから、フルリノベーションをする場合いくらになるのかという数字を出します。仮に1,000万円だった場合、2,000万円までの物件を探せばいいということになります。

もちろん、正確な金額は物件とプランが決まってからになりますが、予算内に収まりやすいんですね。

リノベーションの費用は会社によっても違いますし、内容、広さによっても変わってきます。物件探しとリノベーションが別々の会社でもだいたいの予算を分けることはできますが、ワンストップリノベーションの方がより予算が立てやすくなるのです。

ローンを組む上でも有利になる?

ワンストップリノベーションを行うと、予算が立てやすいだけでなく、ローンを組む上でも有利になることが多いです。

本来なら物件は住宅ローンを組むことができますが、リノベーションの費用はリフォームローンになってしまいます。ローンを2つ組むとなるとなかなか審査が通らないというケースも出てきてしまいますよね。

ですが最近ではリフォーム費用も住宅ローンでまとめて借りられる一体型ローン参考)というものがあります。

<一体型ローンとは>

物件費用とリフォーム費用をまとめて住宅ローンとして借入できるローンです。物件購入時と、リフォーム完成時の2回に渡って決済を行うことも可能(ローンは1本)。物件購入からリノベーション完成までの期間や、リノベーション費用の上限などは銀行によって異なります。

物件の費用におおよそのリフォーム費用を上乗せした金額で本審査を行い、実際にリフォーム金額が決定してから正式にローン金額を決定することができます。

一体型ローンを申し込む場合、物件を購入する時点でリフォーム費用のだいたいの価格が出ていないといけません。ワンストップリノベーションでしたら、先ほどお話しした通り全体の予算を考えてから物件を探しているので一体型ローンを申し込みやすいのです。

こちらは一体型ローンを組んで中古購入+リノベーションをした方のブログです。利用できる銀行なども書いてあるので参考にしてみてください。

ワンストップリノベーションだとなぜローンがお得になるの?

ワンストップリノベーションをした場合、住宅購入とリノベーション費用のローンを一本化することが出来ます。それによってどんなメリットがあるのでしょうか?

住宅ローンとリフォームローンの違い

そもそも、住宅ローンとリフォームローンというのはどういう違いがあるのかご存じない方も多いと思いますのでご説明しますね。

住宅ローンとリフォームローンは、簡単にいうと以下のような違いがあります。

住宅ローン リフォームローン
対象となるもの 物件購入・新築工事・住宅の増改築・リフォーム費用 住宅の増改築・リフォーム費用
審査 比較的厳しく時間がかかる 比較的通りやすく、結果が早い
担保 必要 不要
手続き 必要書類が多い 比較的簡単
借り入れの上限金額 多い 少ない(500~1,500万円ほど)
返済期間 最大35年 短い(最大20年ほど)
金利 安い 高い

リフォームローンは審査が比較的簡単で通りやすいので、手軽なローンといえますね。ですが、借り入れの上限金額が少なく、返済期間が短いです。さらに金利も高いというデメリットが。

住宅を購入した後、水まわりの交換など簡単なリフォームをする場合ならリフォームローンで十分だと思いますが、中古を買ってリノベーションする場合や大規模なリフォームをする場合は住宅ローンを利用するのがおすすめです。

リノベーション費用を住宅ローンに合算すれば金利が安く!

住宅ローンとリフォームローンでは、金利にも違いがあります。

例えば、2019年7月現在イオン銀行の場合(参照

住宅ローン 0.52%
リフォームローン 2.50%

です。2%近くも金利が違うんですね!

1,000万円のリフォーム代金の場合、総額で20万円ほどの差が出てしまうんです。銀行や条件によっても金利は異なりますが、だいたいこれくらい(もしくはそれ以上)の差が出てきてしまいます。もちろん、毎月の支払金額も変わってきますよ。

ですから、中古を買ってリノベーションする場合リフォーム一体型ローンを組んだほうがお得なんです。

手間や手数料も1度でOK!

さらに、住宅ローンとリフォームローンを別々に組む場合その都度手続きが必要になります。手間がかかるのはもちろん、保証料、手数料、印紙代などもかかってきてしまいます。ローンを1本化すれば手数料も一度だけなのでその分も費用が抑えられますね。

リフォーム費用も住宅ローン減税の対象に!

リフォーム費用を住宅ローンで支払っていれば、リフォーム費用も住宅ローン減税の対象になります。

住宅ローン減税とは、住宅ローンを組んで住宅を購入した場合、所得税・住民税から、ローン残金の1%が10年間控除されるという制度です。リフォームローンの場合は住宅ローン減税の対象になりませんが、住宅ローンでリフォーム費用を支払う場合、リフォーム費用分も減税対象になります。そういった面でも住宅ローンを組んだほうがお得ですね。

まとめ

中古を買ってリノベーションする場合、ワンストップリノベーションを利用すると物件購入、リノベーション費用の総額が予算内で収まりやすいというメリットがあります。

また、物件購入時にだいたいのリノベーション費用も分かっているため、住宅費用とリノベーション費用をまとめた一体型ローンを組むことが出来ます。

一体型ローンはワンストップリノベーションでしか使えないローンという訳ではないですが、ワンストップリノベーションであれば確実に利用できますし、窓口も1つなのでローンに詳しくない方でも安心して申し込むことができると思います。

一体型ローンは、別々にローンを組むよりも手数料や金利がお得になるケースが多いです。また住宅ローン減税の対象にもなるので、その分も費用が抑えられますよ。中古を買ってリノベーションする人におすすめです。

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1987年和歌山県生まれ。web業界にいたが建築の面白さを知り、一転して建築家になろうと勉強中。Peter Zumthorの作品が好き。現在1級建築士資格取得に向けて勉強中。(R05学科◯製図✕・R06製図結果待ち)
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