断熱工事について
PR

外壁の断熱リフォームのメリット&デメリット!導入事例もご紹介

hayatoteramae
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

現在サイトリニューアル中のため一部デザインが崩れています。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

家の断熱リフォームをする際、家の内側から断熱リフォームをするか、外壁から断熱リフォームをするか迷う人も多いのではないでしょうか。

外壁リフォームの方が一般的に費用が掛かりますが、その分効果も大きいです。外壁断熱リフォームのメリットとデメリット、実際の事例をご紹介しますので参考にしてみてください。

外壁断熱リフォームのメリットとデメリット

壁を断熱する場合、外壁と内壁どちらに断熱をするのか選択する必要があります。

外壁断熱は、外壁のすぐ内側を断熱材を覆う工法です。柱よりも外側にあることから「外張り断熱」と呼ばれることもあります。

外壁の断熱リフォームにはどんなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。

外壁断熱リフォームのメリット

外壁の断熱リフォームは、外壁をすべて断熱材で覆います。ですから、何といっても気密性が高く、断熱効果が高いのが特徴です。内壁に断熱材を入れる場合はどうしても隙間ができやすいんですよね。

内断熱の場合、柱や間柱部分が断熱できない(柱部分から熱が逃げる)のと、筋交い部分やコンセント部分で物理的な隙間ができやすくなります。

また、外壁をしっかり覆っているので、壁と室内の温度差が少なくなり、結露ができにくいというのもポイントです。

以前は内壁に断熱材を入れる方法が主流でしたが、断熱への意識も高まり外壁の断熱リフォームをする人も増えてきているんですよ。

外壁断熱リフォームのデメリット

断熱効果が高く、結露ができにくいならいうことはない!と思われるかもしれませんが、デメリットもあります。

まず1つ目は外壁が厚くなること。柱の外側に断熱材を入れるのでリフォームだとその分厚くなるんですね。狭小地や複雑な形をした家など、場合によっては外壁断熱リフォームができない場合もあります。心配な場合はリフォーム会社などに相談してみましょう。

2つ目は内壁に断熱材を入れるいれるよりも、費用が高くなる傾向にあること。ですが、断熱リフォームをしなくても外壁は10年ほどでメンテナンスが必要になる場所です。外壁の塗り替えなどのリフォームと同時に行えば費用はそれほど高くないですよ。

シロ
シロ
施工する業者によって得意不得意もあるし、相談してから決めるようにしてね。

外壁の断熱リフォームの種類

ひとことで「外壁断熱リフォーム」といっても断熱工法はいくつかあります。大きく分けて3種類ありますのでその特徴をご紹介しますね。

張替え

現在の外壁材を撤去し、断熱効果の高い外壁材に張り替える方法です。充填式の断熱工事も併せて行えますし、一から壁を作ることになるので高い断熱効果が期待できます。

最も効果の高い外壁断熱工事ですが、その分費用も高くなります。

重ね張り

既存の壁紙の上から、新たに断熱材を張るリフォームです。外壁をはがしていないのでその分、壁が厚くなります。

張替えよりも費用は安く済みますが、通気層を設けないと内部で結露が起こり、家の寿命を縮めてしまいます。しっかり通気層のことも考えて施工してくれる業者に依頼することをお勧めします。

また、あまり重い断熱材を使うと耐震性が下がってしまいます。考慮して使用する断熱材を選ぶ必要がありますね。

断熱材の種類についてはこちら。

断熱材にはどんな種類がある?価格と特徴を比較してみました。 断熱工事を行う際、どの断熱材を選ぶのかとういことも重要になってきます。業者によっておすすめしてくる断熱材も異なるんですよ。 ...

塗装

塗装は今までご紹介してきた外壁断熱リフォームとは少し違います。断熱性の高い塗料を外壁に塗るというリフォームで、外壁を覆うリフォームではありません。他の2つの工法に比べて断熱効果は低いです。

「断熱性」のある塗料でしたら冬でも夏でも効果があります。「遮断性」のある塗料の場合は熱を跳ね返すだけなので、夏の暑さが気になる方はいいですが、冬暖かくならないのでご注意ください。

外壁を塗装するついでにちょっと断熱効果も上げたいという程度でしたらいいですが、しっかり断熱したい方にはおすすめしません。他の断熱リフォームと併せて使うのがおすすめです!

外壁断熱リフォームの事例

最後に、実際に外壁を断熱リフォームした事例をご紹介します。断熱工事の種類別に紹介しますので、費用など、参考にしてみてください。

張替え

外壁全面張り替え|LIXILリフォームショップ

費用:300~500万円
工期:2カ月

外壁の傷みがあり、全面張替えを行うことに。部屋の寒さを解消させるために外から断熱材を入れました。

外壁の張替えと、気流止めを行い、グラスウールという断熱材を入れました。壁だけでなく、床、天井にも断熱材を入れているので効果も大きいですよ。

外壁の張替えをする際に金属サイディングの断熱材を使用しました。実際にクーラーの効きがよくなったとお客様も喜んでいます。

重ね張り

金属サイディングの「はる一番」という外壁材を使用して張り替えた事例。「はる一番」には芯材に硬質断熱材が充填されていて人気が高い外壁材です。

断熱材入りの軽量なサイディング材を既存の外壁の上に重ね張りした事例です。フルリフォームの一環として外壁リフォームをしています。

外壁の老化が気になり、重ね張りでウレタンフォームの入った断熱材を入れた事例です。

塗装

外壁の塗り替えの際に、断熱塗料「レインシャット」を使用した事例です。名前の通り、撥水性にも優れた塗料ですよ。

外壁の塗装と修繕を子なった際に、断熱性の高い塗料「ガイナ」を使用した事例です。遮熱、断熱だけでなく、結露対策や防音対策にもなる塗料です。

こちらも「ガイナ」を使用した事例です。耐久性の高い塗料なので外壁だけでなく、屋根にも使用されていますよ。

 

外壁の断熱リフォームは外壁のメンテナンスのタイミングで行っている人が多いようですね。費用はやはり張替え>重ね張り>塗装の順で高くなります。張替えの場合は住みながらのリフォームができないので仮住まいの費用なども別途かかってきてしまいます。

まとめ

外壁の断熱リフォームのメリット、デメリットと工法を見てきました。内壁の断熱リフォームに比べて費用は高い傾向にありますが、その分効果も大きいです。

外壁の断熱リフォームの方法は3種類ありますが、高い断熱効果を求めるのであれば、張替えもしくは、重ね張りがおすすめですよ。

外壁は元々メンテナンスが必要な場所ですから、メンテナンスの際に断熱リフォームも検討してみてはいかがでしょうか。

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT ME
Hayato.T
Hayato.T
サイト運営者・記事監修者
1987年和歌山県生まれ。web業界にいたが建築の面白さを知り、一転して建築家になろうと勉強中。Peter Zumthorの作品が好き。現在1級建築士資格取得に向けて勉強中。(R05学科◯製図✕・R06製図結果待ち)
記事URLをコピーしました