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瓦屋根の修理を自分でやるならどんな方法がある?

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瓦屋根の修理を自分でやるならどんな方法がある?
昔ながらの瓦屋根は、見ていてもとても美しく荘厳ですよね。メンテナンスも殆どいらないのも魅力的の一つです。

 

ですが瓦屋根の場合、いざ修理が必要になり業者に依頼すると結構費用がかかります。少しの修繕ぐらいなら、できるものなら自分でやったほうがいいのでは?という気持ちになりますよね。

 

今回は、瓦屋根の修理は自分でできるのか、そしてどんな方法があるのかについてご紹介します。

まずは瓦をチェックし見極めよう!

修理が必要な壊れた瓦屋根
まず、一番最初にすることは瓦のチェックです。まずは下から見上げ、異常な部分がないか見てみましょう。わかりにくい時には、梯子に上ってそこから瓦の状態を見てください。

 

瓦が全体的に劣化していないか、一部分だけがズレていたり瓦が割れてしまっていないか確認してください。

 

チェックしたことはメモなどに書いておきましょう。チェックリストに上がってきた項目が、自分で修理できるのか、プロに頼まないと直らないのか見極める方法は以下の通りです。

自分でできない修理

屋根全体や棟、漆喰に異常がある場合、自分で修理することはできません。屋根全体が波打ち瓦や棟がズレている、漆喰がボロボロになって崩れてしまっている、屋根に草や苔が生えているというような異常がある時は、プロへ依頼し修理やリフォームをしてもらう必要があります。

自分で修理が可能な例

一枚の瓦がズレて落ちそうになっている、ヒビが入ってしまっているなど、修理箇所が瓦のごく一部である場合には自分で修理を行うことも可能です。その場合には、ズレた瓦を取り替えたり、ひびの入った瓦を修復することができます。

 

自分で修理ができるものは、瓦のごく一部の応急処置程度ということになりますね。

瓦屋根のセルフ修理方法

では実際にどうやって修理することができるのか、その方法や注意点についてご紹介します。

修理を始める前に

まず修理を始める前に注意したい点についてですが、一番は屋根からの転落です。手元へ集中しすぎると、足元への意識が疎かになってしまうので気を付けましょう。

 

瓦屋根の歩き方にもコツがあります。必ず瓦の凹んでいる部分を縦に踏むように歩くようにしてください。これを守らないと、歩くたびに瓦が次々と割れていってしまいます。

瓦の取り換え

瓦はもともと固定されていないので、ズレた瓦やひび割れた瓦を交換したい場合には、簡単に取り替えることができます。古い瓦を外したら、同じ場所に新しい瓦を取り付けるだけで完了します。

 

しかし、既存のものと同じ瓦を調達することは素人には難しいので、あまり行わない方法かもしれません。

割れた瓦の修理

割れた瓦を修理するには2つの方法があります。一つ目は、防水テープで割れた瓦を貼り付けるという方法です。割れている瓦を屋根から取り外し、汚れをきれいに洗い流して乾かした後、元の形になるように防水テープで貼り合わせ、瓦を戻して完了です。

 

二つ目が瓦パテで接着する方法です。こちらも割れた瓦を取り外し、汚れを綺麗に落としてからパテを塗り補修していきます。瓦パテを塗るときにはヘラがあると便利です。パテが乾いたら元の位置に瓦を戻して完了です。

 

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【参考】瓦を自分で修理する3つの方法と屋根業者が良くない理由

瓦がずれないようにする

瓦のズレを元に戻すときは、またずれてしまわないようにコーキングで瓦同士を接着させるということもできます。瓦同士の表面数か所を、コーキング剤で接着させるだけです。コーキング剤を全面に施してしまうと雨水が溜まり排出されなくなってしまうこともあるので、留めるのは瓦の角2~3か所にしましょう。

まとめ

自分でできる瓦屋根の修理について、いかがでしたでしょうか?やはり、瓦の修理はできる範囲がとても限られているので、多くの場合はプロに頼むことになりそうですね。

 

自分での修理は応急処置程度しかできないので、屋根の瓦に不安な点が出てきたら業者にきちんと点検してもらい、修理が必要な箇所はプロに依頼するのがおすすめです。

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1987年和歌山県生まれ。web業界にいたが建築の面白さを知り、一転して建築家になろうと勉強中。Peter Zumthorの作品が好き。現在1級建築士資格取得に向けて勉強中。(R05学科◯製図✕・R06製図結果待ち)
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