リフォームのための引っ越しには荷物預かりサービスがおすすめ!
全面リフォームをする際、仮住まいに住まなくてはいけないこともあります。仮住まいには必要最小限だけの荷物を持ち込むと費用が抑えられ、引っ越しもスムーズですよね。
今の家に荷物を置いておけない場合、荷物預かりサービスやトランクルーム、レンタルスペースの利用も検討してみましょう!
リフォームの引っ越し費用を抑えたい!
ただでさえ費用が掛かるリフォーム。仮住まいに引っ越ししなくてはいけないとなるとさらに費用が掛かります。引っ越しも往復で2回になってしまいますからね・・・。
引っ越しの費用や手間を少しでも抑えるには、荷物を最低限にするというのも1つの手です。荷物が多ければそれだけ広い部屋を借りなくてはいけないので荷物がかさみ、引っ越し代も高くなってしまいます。
リフォームしない部屋があるならその部屋に荷物を置いておくのも手です。が、全部荷物を持ち出さなくてはいけない場合、荷物の保管場所を確保しなくてはいけません。
引っ越し業者の荷物預かりサービス
引っ越し業者にはオプションで荷物預かりサービスを付けられるところがあります。
どうせ引っ越しで引っ越し業者を利用するのであれば、窓口が1つになるので便利です。また、預ける荷物も引っ越し業者がしっかり梱包してくれるので安心。さらに預ける荷物も引っ越しの荷物と一緒に運んでくれるので手間もはぶけます。ただし、途中で荷物を出し入れするときは別途料金がかかることが多いです。
引っ越し業者によって預ける日数や量に制限があることもありますが、条件が合うのであればおすすめのサービスです。
「建て替えパック」が便利
荷物預かりサービスを行っている引っ越し業者でも、数日の利用がメインの場合もあります。リフォームのための引っ越しは「建て替えパック」を取り扱っている会社がおすすめです。
建て替えパックというのは
- 自宅から仮住まいまでの引っ越し
- 荷物預かり
- 仮住まいから自宅への引っ越し
がセットになったプランです。「建て替え」という名前ですが、もちろんリフォームの時も利用可能です。この3つが一度の手続きでできるというのは便利ですよね。
また、会社によっては不用品の引き取り、仮住まいの手配を行ってくれる場合もあります。
「建て替えパック」のある引っ越し業者
ヤマトホームコンビニエンス | 建て替えパック | 家財の保管は5カ月まで。どれだけ預けても料金は均一。預けられない荷物もある(次の項を参照) |
サカイ引越センター | 建て替えコース | 荷物の量により料金が異なる。途中で荷物の出し入れは不可。 |
アーク引越センター | 建て替えプラン | 荷物預かりについての詳細不明 |
大手の引っ越し業者で建て替えのためのプランがあるのは上記3社です。2回の引っ越し+荷物預かりが最初からセットになっているのでわかりやすいですよね。
ホームページに一番詳細が記載されているヤマトホームコンビニエンスが安心かなという感じがします。
「荷物預かり」を行っている引っ越し業者
2回の引っ越しとセットではないですが、オプションで荷物預かりをしてくれる引っ越し業者もあります。長期の荷物預かりを受け付けている業者は以下の通りです。
日本通運 | お荷物の一時保管 | 国土交通省認定のトランクルーム 荷物の出し入れは有料で事前連絡が必要 |
アート引越センター | 一時預かりサービス | 荷物ので仕入れ不可 預かり期間の上限なし |
カルガモ引越センター | トランクルーム保管 | 1か月間限定で無料 |
カルガモ引越センターは1カ月限定ですが、無料というのがうれしいですね。1カ月以内で引っ越す場合はおすすめです。
ただし、あくまで引っ越しのオプションサービスです。荷物預かりサービスだけを利用することはできないのでご注意ください。
預けられない荷物もある
2回の引っ越しと荷物預かりを一度に行ってくれる引っ越し業者の建て替えパックはとっても便利ですが、中には預けられない荷物もあるので注意しましょう。
ヤマトホームコンビニエンスの場合、以下の荷物は預けることができません。
- 毛皮
- 美術・工芸品
- ピアノ・オルガン
- バイク・オートバイ
- 貴重品
- 発火、発煙の恐れのあるもの
ヤマトホームコンビニエンス以外の業者でも貴重品や危険物などは預けられないと思います。荷物預かりサービスを利用する場合、預けられない荷物はないか事前に確認しましょう。
トランクルームやレンタル収納スペースは?
引っ越し業者の荷物預かりのほかに、自分でトランクルームやレンタル収納スペースを借りるという手もあります。
いずれも荷物を収納できるスペースを月額を払って利用するサービスです。トランクルーム・レンタル収納スペース・野外コンテナなどがありますが、主な違いは以下通り。
場所 | 保証 | |
トランクルーム | 倉庫内のスペース | あり |
レンタル収納スペース | 倉庫、ビル、マンションなどの一室 | なし |
屋外コンテナ | 駐車場など屋外のコンテナ | なし |
厳密にはこのような違いがありますが、総じて「トランクルーム」と呼ぶことも多いです。
引っ越し業者のサービスではなく自分で借りる場合
- 引っ越しと別途手続きが必要
- 自分で荷物を運搬しなくてはいけない
- 初期費用が掛かる(月額使用料の1~4か月分ほど)
というデメリットがあります。リフォームや引っ越しで忙しい時に自分で荷物を運ぶというのは手間になりますね。
ですが、トランクルームやレンタル収納スペースの場合は好きな時に荷物の出し入れができるので預けた荷物を出し入れしたい人におすすめです。
費用はどのくらい?
トランクルーム、レンタル収納スペース、屋外コンテナ、それぞれ料金が異なります。
屋外コンテナは比較的安価ですがその分環境もよくないです。湿気や熱がこもりやすいので電気製品や大切な衣類などは避けた方がよいでしょう。
トランクルームの費用は月額が2,000円~50,000円程度と幅広いです。費用は立地や条件などによって異なります。また、同じ場所でもスペースの広さによって変わってしまいます。荷物が多いとそれだけ広いスペースが必要になるので料金も高くなる、というわけです。
仮住まいのために荷物を預けるのでしたら4~8畳という広いスペースが必要になるでしょう。4畳でも月額は2万円以上かかります。
月額2万円で6カ月借りた場合
月額使用料 | 2万円×6か月=12万円 |
初期費用 | 2万円~8万円 |
合計 | 14~20万円 |
と、結構な出費になってしまいます。
費用はお店や立地によっても大きく異なるのでお近くのお店の料金を検索してみてください。
<全国のトランクルーム・レンタル収納スペース>
Eトランク|全国のトランクルーム検索サイト
LIFULLトランクルーム|トランクルーム、倉庫、コンテナの検索サイト
U−SPACE|三協フロンティアの屋外、屋内の貸しスペース検索サイト
まとめ
リフォームのための引っ越しの時はなるべく荷物を少なくするのがおすすめです。
仮住まい中に使わないものは引っ越し業者の荷物預かりサービスやトランクルーム、レンタル収納スペースなどを利用しましょう。
荷物預かりサービスとトランクルーム・レンタル収納スペースの違いは以下通りです。
荷物預かりサービス | トランクルーム・レンタル収納スペース | |
メリット | 手続きが一回で済む 比較的安価 |
預けた荷物を出し入れできる 好きな期間利用できる |
デメリット | 荷物の出し入れが不可、もしくは有料 会社によっては預けられる期間が決まっている 預けられない荷物もある |
自分で運搬しなくてはいけない 屋外は環境が良くない 初期費用が掛かる |
料金 | プランに含まれていたり、オプションなので詳しい価格は表示されていないが比較的安価 | スペースの広さ、屋内、屋外など条件によって異なる。 初期費用がかかる。 |
おすすめする人 | 手続きを楽に済ませたい人 自分で荷物が運べない人 費用を抑えたい人 |
預けた荷物を出し入れしたい人 |
預けた荷物を頻繁に出し入れしないのであれば、引っ越し業者の荷物預かりサービスの方が手続きも簡単で費用も安いのでおすすめです。