リフォームローンの内容を知りたい!イオン銀行のリフォームローンを徹底解説!
リフォームを考えた時、自己資金では賄えない部分はリフォームローンの借り入れで資金を補うことができますが、各銀行でその内容には大きな差があるようです。
今回は、イオン銀行の「リフォームローン」と「イオンアシストプラン」について徹底解説していきます。
「リフォームローン」と「イオンアシストプラン」の借入要件と特徴について
スーパーでお馴染みのイオングループが開業したイオン銀行では、窓口来店または書類の郵送やり取りのみで借り入れができる「リフォームローン」と、インターネットで簡単に申し込みができる「イオンアシストプラン」を取り扱っています。その詳しい内容を見ていきましょう。
借り入れするための要件や内容
- 20歳以上60歳未満である
- 前年度税込み年収が200万円以上、安定して継続した収入が見込めること
- 保証会社の保証が受けられること
資金用途について
リフォームローン
- 本人居住用住宅の増改築、改装、補修
- 車庫の設置、造園
- 住宅関連設備の工事および購入に伴う費用
- 住宅用定置型リチウムイオン蓄電池等購入費用
イオンアシストプラン
- 原則自由
借り入れ出来る金額と期間
借入金額
≪リフォームローン≫
30万円以上500万円以内(1万円単位)※但し、前年度税込み年収の40%以内
≪イオンアシストプラン≫
30万円以上700万円以内(10万円単位)※300万円まで収入証明書原則不要
借り入れ期間
≪リフォームローン≫
1年以上10年以内(1年単位)
≪イオンアシストプラン≫
1年以上8年以内(1年単位)
リフォームローンの借入資金は、店舗や賃貸マンションの改修には使えません。借入金額は500万円ですので、大規模なリフォームを考えている方には、資金としては少し物足りないかもしれません。
アシストプランは、借入金額300万円まで簡単に借りることができ用途も自由ですが、返済期間が短いというデメリットもあります。
担保・保証・諸費用について
担保・・・なし
保証・・・「リフォームローン」はイオンクレジットサービス(株)による保証
「イオンアシストプラン」はオリックス・クレジット(株)による保証
諸費用・・・「リフォームローン」は借入時の印紙代のみ
「イオンアシストプラン」は事務手数料2,700円と印紙代
団信加入・・・なし
「リフォームローン」は諸費用は印紙代のみなので、とてもリーズナブルな費用で借り入れが可能です。また、保証料は金利にあらかじめ含まれています。
リフォームローンの金利や返済方法は?
全期間固定金利
イオン銀行のリフォームローン・イオンアシストプランいずれも、返済期間ずっと同じ金利の「全期間固定金利」です。
現在の金利(2017年2月時点)
リフォームローン・・・2,45%
イオンアシストプラン・・・3,8%~13,5%(審査後内容により金利決定)
返済方法
リフォームローン
毎月設定した日(10,20,30日のいずれか)に元利均等返済で、借入金の50%以内であればボーナス月増額返済も可能です。
アシストプラン
毎月27日(土日祝祭日の場合には翌営業日)に元利均等返済で、借入金の50%以内のボーナス月増額返済も可能。
全期間固定金利なので、返済期間中金利変動による返済金の変更がないという部分でとても分かりやすく、返済のシミュレートが容易なローンです。
リフォームローンの手続きや審査について
イオン銀行ローン申し込みには、以下のものが必要となります。
リフォームローン
- 本人確認書類
- 収入証明書
- 店舗または郵送にて申し込み後に送られてくる必要書類
イオンアシストプラン
- 本人確認書類
- 収入証明書
- その他インターネットによる仮審査申し込み後に送られてくる必要書類
そしてリフォームローンの審査についてですが、各銀行で審査の基準については明確に記されていません。
しかし、イオン銀行の「リフォームローン」または「イオンアシストプラン」は、次の点から総合的に審査は「通りやすい」と考えられます。
- 借り入れできる金額が比較的小さい
- ネットや郵送のみで審査が行われる
イオン銀行のローン申し込みは窓口に行く必要がなく完結しますが、その分書類の郵送やり取りにおいて時間がかかる為、申し込みから融資実行までには他の銀行よりも少し時間がかかります。
まとめ
リフォームローンの場合にも、住宅ローンと同じく銀行によって商品の内容や特徴が異なります。イオン銀行はスーパーが経営している銀行なだけあって、ごく一般的な消費者を対象にした借りやすいリフォームローンの内容であり、平均年収があれば審査も容易に通るという印象を受けました。
ローンについては、迷った時には銀行だけではなく工事を依頼するリフォーム業者にも相談することが可能です。各銀行のリフォームローンを比較しつつ、自分の生活に合った返済シミュレーションを行い、無理のない借り入れになるようにしていきましょう。