和室のエアコンを隠したい!どんな方法がある?
最近は和室にもエアコンを取り付ける人が増えています。やはりエアコンがあった方が夏も冬も快適に過ごせますよね。
ですが和室にエアコンを取り付けると目立ってしまい、インテリアが気になるという人もいるでしょう。
今回は和室のエアコンをきれいに隠す方法や事例をご紹介していきます。
和室のエアコンを隠すには?
家庭用のエアコンは通常、壁掛けタイプがほとんどです。洋室の場合は当たり前の光景ですが、和室に場合は雰囲気に合わず気になるという方もいるでしょう。
和室のエアコンを隠す、目立たないようにするには
- 埋め込み式にする
- カバーなどをつけて隠す
という方法が主になります。それぞれ見ていきましょう。
埋め込み式のエアコンにする
和室のエアコンを目立たないようにするには、壁掛けではなく、埋め込み式のエアコンにするという手があります。
オフィスなどでは天井に埋め込んだエアコンをよく使いますよね。家庭用でも天井埋め込み式そして壁埋め込み式のエアコンもあります。
高級マンションって、エアコン埋め込み式はカッコイイけど
外付けでいいから、その分天井高くして欲しい。 pic.twitter.com/nhf5VGr0O7— ラファエル【スロット好き】 (@Raphael05166140) October 11, 2020
こちらが天井埋め込み型。
うちは洋館なのですが、1室だけ和室があって、壁は茶色で、埋め込み式の茶色いエアコンがあります。れにちゃん、来てー(^-^)/ #ももクロChan pic.twitter.com/6rXMUOXObR
— ✈︎ 士業ノフ 🇺🇸 California (@kumiring1) August 30, 2016
そしてこちらが壁の埋め込み型です。確かにスッキリしていていいですよね!
ですが埋め込み式のエアコンは費用が高く、交換なども大掛かりになってしまいます。
和室の埋め込み式のエアコン取り替えで30万かかったんだけど🤦♂️💦
特殊な奴だから高いんだとさ🤷♂️
家エアコン7台設置なんだけど1番高くて20万程💦
大した機能も全く無い凄くシンプルなエアコンなくせに高いわ😓
今月は給湯器直したり畳やったり何なりで予定外の出費で100万程😭
お金はすぐ無くなるな🤑 pic.twitter.com/uT5wBtnwL0— 🌺いっちゃ@華ピエロ🤡稼働低下中🎰 (@iccha_supreme) July 27, 2019
拝啓
おじいちゃんへ。
当時生コンの会社やってて、しかもバブル期でちょーっとお金があったからって実家のエアコン全部埋め込み式したらしいですね。
30年後全滅して修理もできないそうで、孫が大変迷惑しています。 pic.twitter.com/hTWKIbp4R0— いっせい™️ (@Azumadori3) July 2, 2022
初期費用が高いだけでなく
- 交換費用が高い
- メンテナンスが大変
- 修理できる業者を探すのが大変
- クリーニングなどの業者を探すのが大変
というデメリットがあります。エアコンを目立たなくするという点では埋め込み式が一番かもしれませんが、他のデメリットが大きいです。
埋め込み式が気になるという方はメリット・デメリットや優先順位をよく考えてみましょう。
他には、床置きのエアコンにするという選択肢もありますよ。設置場所によっては壁掛けよりも目立たなくなります。
和室のエアコンを上手に隠すには?
続いて、一般的な壁掛け式のエアコンを隠す方法を見ていきましょう。
エアコンを隠す方法を大きく2つに分けると
- 設置時にエアコンを隠すスペースを作る
- 設置したエアコンを後から隠す
という方法があります。設置時に隠す方法はリフォームが必要になりますが、どこにエアコンがあるか分からないほどマッチしていますよ。
実際の事例を見ていきましょう。
リフォームでエアコンスペースを作った事例
こちらは押入れ(青い和紙の扉)の上にエアコンのスペースを作っています。いわれないと中にエアコンが入っているとは分かりませんね。格子になっているのでそのままエアコンを使うことができます。
こちらも同じく押入れの上にエアコンスペースを作った事例。木の色によってかなり印象が変わりますね。天井の色ともマッチしていておしゃれです。
こちらは床の間の上の部分にエアコンを設置し、木の枠で目隠しをしています。下からはエアコンが見えていますが、その分エアコンの効きは良さそうですね。
エアコンの目隠しルーバーは前にも下にも。#エアコン #ルーバー pic.twitter.com/Hk7KuiOa8Z
— 小川建築事務所 (@ogawa_archi) May 12, 2022
こちらは同じく木の枠で目隠ししていますが前にも下にも設置しています。下にも目隠しをした方が目立たなくなりますが、エアコンの構造上、下は空けておいた方が冷暖房の効率は良いでしょう。
和室のエアコンカバー
和室のエアコンを壁に埋め込み杉板カバーデザイン。和っぽく、メンテしやすく板にしました。
古民家リノベでは、解体撤去する欄間板を活用しようと検討中。#新築 #リノベーション #マイホーム #住宅設計 #家づくり #いわき市 pic.twitter.com/WjFoiZBCuJ
— 北瀬 幹哉 環デザイン舎 (@KitaseMotoya) June 2, 2022
こちらはエアコンの本体部分のみ目隠し。下部分はエアコンの風を調整するように斜めになっています。目隠しをしていてもしっかり風が届きそうですね。
既存のエアコンにエアコン隠しをつけた事例
こちらはエアコン隠しと照明のカバーが同じ模様でおしゃれですね。なんとこれはトイレットペーパーの芯を使って作ったものだそうです。とっても素敵ですね。
ペーパー芯を使ったアートはこちらのページなどを参考にしてみてください。
こちらは和室ではないですが、木製のエアコン隠しをDIYされています。これなら和室にもマッチしそうですね。
木製のエアコン隠しは販売もされていますよ。こちらの商品は受注生産なのでぴったりのサイズのエアコン隠しを作ってもらえます。
こちらは100均のアイテムでエアコン隠しをDIYされています。完全に隠れているわけではないですがだいぶ印象は変わりますね。
こちらはすのこを使ってリメイクされています。ステンシルでワンポイントを入れていますが、和室の場合はシンプルの方が合いそうですね。
こちらの方はエアコンにリメイクシートを貼り、色を塗って和室にマッチするようにリメイクされています。味があっていいですね。
まとめ
和室のエアコンが気になる場合の対処方法を見てきました。
埋め込み式のエアコンはすっきりしますが、交換やメンテナンスも大変なので壁掛けエアコンを隠す人の方が多いようです。
壁掛けエアコンを隠す方法はいくつかあります。DIYでも行うことができますが、エアコンの取扱説明書を見てエアコンの下や左右はスペースを開けるようにしましょう。
エアコンをしっかり囲うと目立たなくなりますが、完全に隠してしまうと熱がこもってしまいしっかり機能しなくなってしまうことも。リフォームで設置する場合はエアコンの取り付けに詳しい業者に依頼することをおすすめします。