出窓をなくすリフォームはどんな種類がある?費用や事例をご紹介!

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出窓のある家はおしゃれなイメージがあり、インテリアのポイントにもなりますよね。出窓に憧れていた人も多いと思います。

ですが実際に出窓を作って数年経つとうまく活用できていないという人も多いのでは?出窓は結露しやすくお手入れが大変だったりもしますよね。使わない出窓はなくすという選択をする人も多いです。

今回は出窓をなくすリフォームの費用や事例を見ていきます。

出窓をなくすリフォームの方法と費用

おしゃれで便利なイメージのある出窓ですが、実際は使いこなせていないという人も多いのではないかと思います。

私も子どものころ出窓に憧れていて、実家が出窓付きの家になった時はうれしかったです。ですが、私の実家は物が多く、出窓も物置と化してしまっています・・・。

他には、出窓は結露ができやすい、風による騒音が大きいなどのデメリットがあります。使っていない出窓は思い切ってなくすというのも1つの手ですよね。

出窓をなくすリフォームは大きく分けて2つの方法があります。

  • 普通の窓に変更する
  • 出窓を撤去し壁にする

2つのリフォーム方法を見てみましょう。

普通の窓に変更するリフォーム

費用の目安:15~20万円(参考

出窓を普通の窓に変更する場合の工程は以下の通りです。

  1. サッシ周りの外壁をカット
  2. 新しい窓用のサッシを取り付け

ただし、出窓のサイズによってはそのままでは交換できないこともあります。窓のサイズを替えたいときには以下の工程になります。

  1. 出窓のカウンターと、新しい窓を設置する分の壁を解体
  2. 下地の作成
  3. サッシの取り付け
  4. 窓の設置

どの工程になるのかは家のつくりや窓の大きさなどによって変わってきますので、まずはリフォーム会社に相談してみましょう。

窓の開閉はしなくてもいいという場合は、はめ殺しの窓(FIX窓・開閉できない窓のこと)にリフォームするという手もあります。はめ殺しの場合は費用も抑えられますよ。また、仕上がりも自然になり見た目もきれいです。

後々外壁のリフォームのタイミングで壁にしたいと考えているのでしたら、はめ殺しの窓にしておくとコストが抑えられます。

逆に断熱性の高い窓にしたり、二重窓にしたり、高性能な窓に変更すると費用は高くなります

出窓を撤去して壁にするリフォーム

費用の目安:15万円~30万円(参考

出窓部分を壁にする場合、工程は以下の通りです。

  1. 出窓を撤去する
  2. 下地を作る
  3. 断熱材を入れてボードでふさぐ
  4. 内装の処理
  5. 外装の処理

これだけの工程があるのでなかなか大掛かりなリフォームになりますね。外壁の塗り替えや内装の壁紙交換のリフォームをするタイミングで撤去する人が多いです。

出窓の結露や寒さには困っているけれど、インテリアとしては気に入っている、という方は出窓の断熱性を高めるリフォームも。

詳しくはこちらの記事をどうぞ。

出窓の結露や寒さを解消!出窓の断熱リフォームとDIY方法まとめ 見た目がおしゃれで、インテリアとしても使える出窓。 ですが良いところばかりではなく、夏は暑く、冬は寒く、結露ができやすいと...

出窓をなくすリフォームをした事例

続いて実際のリフォーム事例を見ていきます。費用もご紹介するので参考にしてみてください。

普通の窓に変更した事例

出窓を撤去して二重窓を設置した事例。断熱性がだいぶ変わってきますね。外側も室内も見た目がスッキリしました。

結露のひどい出窓を普通の窓に変更した事例。費用は不明ですが二階の窓なので足場代などもかかってきています。ですがご要望通りの窓に仕上がりました。

出窓に漏水があったため撤去し、普通の窓に変更した事例です。外壁の塗り替えも同時に行ったので費用は上がっていますがきれいな仕上がりになっていますね。

壁にした事例

2階の出窓を撤去して壁で塞ぐ工事①(外側)・|2階の出窓を撤去して壁で塞ぐ工事②(室内)「シーン・ホーム・ファクトリー」リフォーム日記

費用:不明

こちらのブログでは出窓を撤去して壁にした工事の様子を詳しくご紹介されています。外壁、室内ともにきれいな仕上がりですね。

こちらは出窓の形は活かしたまま、壁にした事例。TV台として使うことが決まっていたので、カウンターの部分を下げて使いやすくしています。

DIYでも出窓をなくすことはできる?

リフォームで出窓をなくすとなると大掛かりになるのでDIYで何とかしたい!と考える人もいるでしょう。

DIYで出窓を撤去するのは難しいので、出窓はそのまま残し出窓全体を覆うような壁を作るということになります。

そこで気を付けたいのは結露。出窓をふさぐことで室内は暖かくなるかもしれませんが、窓の部分が結露してしまいカビが生えてしまう!ということも。最悪の場合、カウンター部分が腐ってしまうこともあるのです。ですから素人がDIYで壁を作ることはおすすめしません。

どうしても出窓をふさぎたい場合は

  • 窓枠にパネルをはめ込む
  • ロールスクリーンをつける
  • 扉をつける

など簡易的で原状復帰できる方法がよいでしょう。これなら定期的に掃除をすることができるのでカビも防げます

こちらはDIYで出窓に扉をつけた動画です。 出窓問題が解決するだけでなくおしゃれでいいですね!DIYがお好きな方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

出窓をなくすリフォームについて見てきました。

出窓をなくすリフォームは大きく分けて2種類

  • 出窓を普通の窓にする
  • 撤去して壁を作る

実際の事例を見ると窓に変更している人がほとんどでした。壁に変更するリフォームは大規模になってしまいますからね。また、窓面が多く明るい出窓を壁にしてしまうと部屋が一気に暗くなってしまうと思います。よっぽどの理由がなければ窓に変更した方がよさそうですね。

出窓はそのまま、断熱性を高めるリフォームをする方も。詳しくはこちらの記事をどうぞ。

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1987年和歌山県生まれ。web業界にいたが建築の面白さを知り、一転して建築家になろうと勉強中。Peter Zumthorの作品が好き。現在1級建築士資格取得に向けて勉強中。(R05学科◯製図✕・R06製図結果待ち)
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