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室内ドアの鍵は後付けできる?固定式の鍵やドアノブ交換も!

子どもが成長した、同居人ができた、などの理由であとから室内ドアの鍵が欲しくなることもあると思います。大事なものを閉まっている部屋に鍵を付けておけば防犯にもなりますね。

また、個室だけでなく、脱衣所なども鍵がほしくなることがあるかと思います。

そこで今回は室内ドアに後付けする鍵について見ていきます。実際の事例も紹介するので参考にしてくださいね。

室内ドアに鍵を後付けする方法

他は気に入っているけれど室内ドアに鍵がないのがネックな物件を見つけた時や、後から鍵が必要になった場合、室内ドアに鍵を後付けすることができます。

鍵を後付けする方法は大きく分けて3つ。

  1. 取外しできる簡易的な鍵を取り付ける
  2. 固定式の鍵を取り付ける
  3. ドアノブを交換する

固定式の鍵は簡易的な鍵に比べると取り付け作業に手間がかかりますが、その分安全性は高いです。防犯のために取り付けたい方にもおすすめです。

取り外しできる簡易的な鍵は賃貸でも使えるのでおすすめです。以下の記事で紹介しています。

室内ドアの鍵を後付け!賃貸でも簡単に使えるタイプは? 脱衣所や個室など、室内ドアに鍵を後付けしたいと思うことがあると思います。リフォームすれば当然鍵を設置することは可能ですが賃貸の場...

このページでは固定式の鍵とドアノブ交換について見ていきましょう。

室内ドアの鍵を選ぶ時の注意点

室内ドアの鍵を選ぶ時は、今使っているドアに対応しているかどうかをまず確認しなくてはいけません。

内開きか外開きかを確認!外側から鍵をかけるタイプも!

室内ドアは内開きか外開きかによってつけられる鍵が変わってきます。両方に対応している鍵もありますが、まずは内開きか外開きかしっかり確認してから鍵を選びましょう。

また、鍵を中からかけるタイプと外からかけるタイプ、両方から施錠できるタイプもありますので用途に合わせて選んでください。

こちらは部屋の内側に付けるタイプです。小型なので内開き、外開き両方で使用できます。トイレや脱衣所、プライバシー保護のためにつけるのに最適なタイプですね。

 

こちらは外開き、内開き兼用です。部屋の外から鍵をかけるタイプなので防犯のために設置したい方などにおすすめです。

こちらは外開き用で、外から鍵をかけるタイプです。ネジで固定するタイプで暗証番号で開閉できます。家の中で鍵を持ち歩かなくていいのは嬉しいですね。

引き戸で使えるタイプは?

引き戸の場合、ドアが1枚か2枚以上かによって鍵が変わってきます。

ドアが1枚の場合は、引き戸鎌錠と呼ばれる鍵を取り付けることが多いです。

取り付けは引き戸に穴を開けて取り付けます。簡単そうに感じるかもしれませんが穴を開ける作業が意外と難しいんですよ。慣れていない人は業者に依頼することをおすすめします。

こちらは引手が一体型になったタイプです。スタイリッシュでおしゃれですね。

鍵が開いているか閉まっているか一目でわかるタイプなのでトイレや脱衣所などみんなが使う場所にいいですね。

他には電子錠なども有りますが、一般家庭の室内ドアにつけることはほとんどないと思いますのでここでは割愛しますね。

引き違い戸(2枚以上の戸が左右どちらにも開く)の場合は、2枚の戸が重なるところに鍵を設置することになります。こちらは素人が設置するのは大変なので業者に依頼することをおすすめします。

こちらは引き違い戸でも1枚の引き戸でも取り付け可能なタイプです。

室内ドアに鍵を後付けした事例を紹介!

続いて、業者に依頼して室内ドアに鍵を後付けした事例を紹介します。後付けの鍵の取り付けは自分でもできますが、失敗すると鍵として機能しないことも。DIYに自信がない方は業者に依頼することも検討してみてください。

暗証番号で開閉できるタイプの鍵を後付けした事例です。市販のものよりもスタイリッシュな感じでいいですよね。

ペットの脱走防止のために鍵を取り付けた事例です。ペットのためでしたら簡易的な鍵で問題なさそうですよね。

リビングの開き戸と引き戸の2か所に鍵を取り付けた事例です。子供が勝手に開けないようにドアの上部に設置しました。

ドアノブの交換は難しい?

最後に、ドアノブの交換についてお話していきます。ドアノブの交換、というとハードルが高いようなイメージがありますよね。ですが、実は簡単。たいていのドアノブはドライバーで外すことができるんです。

同じサイズで鍵付きのドアノブがあれば、ドアに傷をつけることなく鍵を付けることができるんですね。場合によっては賃貸でも交換可能なんですよ!(事前に大家さんに相談が必要です)

ドアノブの交換で一番重要なのは、今使っているドアにぴったりのサイズのドアノブを探すこと。

ドアノブの交換をするには

  1. ドアの厚み
  2. ドアノブの中心からドアの端までの長さ(パックセット)
  3. ドア側面の金属板の長さ・幅
  4. 金属板を固定しているビスの長さ

という4つのサイズを確認しておく必要があります。当たり前ですが1つでもサイズが違うと使用できませんので注意してくださいね。

ドアノブの交換の手順はそれほど難しくないので、サイズの合った鍵付きのドアノブを探すのが一番手間になります。自分で探すのが面倒、自信がないという方は業者に依頼して交換してもらいましょう。

ドアノブ交換の手順はこちらのサイトで詳しく紹介されていましたよ。参考にしてみてください。

まとめ

室内ドアに鍵を付ける場合、

  • 補助錠をつける
  • 固定式の鍵を付ける
  • ドアノブを鍵付きのものに交換する

という3パターンがあります。補助錠は簡易的な鍵ではありますが、ビスなどで固定しなくてはいけないタイプも多いので賃貸の場合は確認してから使用しましょう。

賃貸で使える室内ドアの鍵についてはこちら。

室内ドアの鍵を後付け!賃貸でも簡単に使えるタイプは? 脱衣所や個室など、室内ドアに鍵を後付けしたいと思うことがあると思います。リフォームすれば当然鍵を設置することは可能ですが賃貸の場...

室内ドアの鍵の取り付けは簡単そうに見えるかもしれませんが、慣れていない人には意外と難しいです。自信がない場合は業者に依頼することをおすすめします。

玄関ドアの鍵よりもずっと相場は低く、1万円くらいから設置が可能ですのでぜひ検討してみてくださいね。

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