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浴室乾燥機は後付けできる?費用や事例をご紹介!

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浴室乾燥機をつけなかった、もしくはついていなかったけれどやっぱりほしい!と後から思うこともありますよね。

浴室乾燥機はどんなお風呂でも後付けできるのでしょうか?賃貸の場合なども含めてみていきましょう。

浴室乾燥機は後付けできる?

浴室乾燥機はお風呂のリフォームをしないと後付けできないと思っている人もいるかもしれませんが、基本的には設置可能です。

  • 浴室の天井がフラット
  • 天井に換気扇と点検口がある
  • 天井の上に40cm程度のスペースが空いている

という浴室の場合、大掛かりな工事をしなくても電気配線と換気ダクトを使って比較的気軽に浴室乾燥機を設置することができます。

上記の条件に当てはまらない場合は、大がかりな工事が必要、もしくは設置できないという場合もあります。まずは業者に相談してみましょう。

天井に取り付けるタイプがNGな場合でも次にご紹介する賃貸でも可能なタイプなら設置できることもありますよ。

賃貸でも設置できるタイプも!

賃貸の場合、退去時に原状復帰するというのが原則になっています。

ですから、天井埋め込み型の浴室乾燥機は基本的に設置できません。エアコンのような形の壁取り付け型の浴室乾燥機なら設置可能なこともあります。まずは大家さんか管理会社に相談してから取り付けると安心ですね。

壁取り付け型の浴室乾燥機は、ネットでも購入可能です。暖房機能も付いているので冬の寒さ対策にも効果的です。

後付けできる浴室乾燥機の種類と費用

続いて、浴室乾燥機の後付け費用を見ていきましょう。

浴室乾燥機の種類

浴室乾燥機には様々な種類があります。

まず、取り付け方で3種類。

●天井埋め込み型
浴室に出っ張らず天井がフラットになるタイプ。最もメジャーなので種類も豊富にあります。

●天井取り付け型
天井に埋め込むのではなく、取り付けるタイプ。天井に埋め込むことができない場合、選択する方が多いです。大掛かりな工事にならないので工事費は安く済みます。ですが種類が少なく、本体価格が高い傾向にあります。

●壁取り付け型
賃貸物件や、壁がタイルでできている在来工法のお風呂でも設置可能なタイプ。(※ただし、条件によっては取り付けられないこともあります)エアコンのような形で工事費用も安くなります。

熱源は電気、ガスなどの種類があります。さらに、ミストサウナや涼風などの追加機能が付いたものもあります。

絶対に後付けできないという種類はないですが、風呂場の環境によって取り付けられない種類が出てきてしまいます。まずは業者に相談してみましょう。

浴室乾燥機の種類についてはこちらの記事もどうぞ。

浴室乾燥機は設置すべき?必要かどうかを見極めるポイントは? 浴室をリフォームする時、浴室乾燥機を付けるかどうかで悩む人は多いと思います。メーカーやリフォーム会社からおすすめされることも多い...

浴室乾燥機の後付け費用

浴室乾燥機の後付け費用は「本体価格+工事費」です。選ぶ商品や、業者によっても価格は変わってきますが、一般的には以下の費用が掛かります。

電気式 ガス温水式
本体価格 30,000円~150,000円 120,000円~200,000円
取付工事費 30,000円程度 50,000円程度
合計 60,000円~140,000円 170,000円~250,000円

費用参考:浴室快適ブログ|浴室暖房機の専門店すみーくリショップナビ

ガス温水式の方が本体価格、取り付け工事費共に高くなる傾向があります。

そして、後付けの場合追加工事費が発生するケースが多いです。追加工事は以下のような工事が発生します。

  • 穴あけ工事(換気扇がない場合):10,000円~20,000円
  • 電圧変換:5,500円
  • 専用回路配線工事:16,500円
  • 配線延長:16,500円~38,500円
  • 分電盤に空きがない場合のフリーボックス設置:5,500円
  • 天井補強工事:10,000円

費用参考:リフォマ,リショップナビ

全ての追加工事が発生する訳ではないですが、追加工事が3~5万円程度かかると考えておくとよいかもしれませんね。

さらに、出張費が10,000円程度かかることもあります。

浴室乾燥機を後付けした事例

最後に、実際に浴室乾燥機を後付けした事例を紹介していきます。

電気式浴室乾燥機を後付けした事例

比較的安価といわれる電気式の浴室乾燥機を後付けした事例を見ていきましょう。

浴室が寒いということで電気式の浴室乾燥機を設置しました。元々乾燥機が付いていたのでそのスペースに壁埋め込み型を取り付けていますね。

こちらも天井埋め込み型。元の換気扇よりも開口部を拡張して設置しています。電気工事も行ったようですね。

こちらはもとからある換気扇はそのまま残し、隣に浴室乾燥機を設置しています。天井取り付け型ですね。埋め込み型と比べると多少出っ張っていますがそこまで気にならないのではないでしょうか。

こちらも天井取り付け型の浴室乾燥機を設置した事例。工事の内容も分かりやすく紹介されています。

こちらは壁取り付け型の浴室乾燥機を設置した事例。浴室乾燥機専用の電源の設置など電気工事も行っています。

ガス温水式浴室乾燥機を後付けした事例

続いて、ガス温水式の浴室乾燥機を後付けした事例です。

こちらはガス温水式の浴室暖房を設置した事例。ガス温水式の浴室乾燥機を使用する場合、暖房機能付きの給湯器を設置する必要があります。こちらのお宅の給湯器は暖房機能付きではなかったため、給湯器も同時に交換しています。

給湯器も安い物ではないので、交換したばかりでまた交換となってしまうともったいないですね。給湯器の交換のタイミングで浴室乾燥機を検討するというのもアリではないでしょうか。

給湯器交換のタイミングが知りたい方はこちら。

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こちらは壁取り付けタイプの浴室乾燥機。給湯器も同時に交換した事例です。

こちらは在来工法のお風呂をリフォームして、浴室乾燥機も設置した事例。洗面所、脱衣所も同時にリフォームしているので費用は高くなっています。浴室乾燥機自体も48万円の商品なので高額ですね。

浴室リフォームと同時に行うと費用はどうしても上がりますが、設置できる浴室乾燥機の種類もぐっと増えるでしょう。

数年後に浴室のリフォームを、と考えているのなら同時に行うというのも1つの手です。

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まとめ

浴室乾燥機の後付けについて見てきました。浴室乾燥機は基本的に後付け可能。費用相場は風呂場の状況や選ぶ機種によって大きく変わってきます。ですが、10万円以上になるケースがほとんどでしょう。

浴室乾燥機は賛否両論があるのも事実。後付けする前に一度本当に必要なのかどうかを検討してみてもよいのではないでしょうか。

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残念ながら浴室乾燥機が設置できなかったときは、室内で部屋干しできる場所を探してみてください。

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1987年和歌山県生まれ。web業界にいたが建築の面白さを知り、一転して建築家になろうと勉強中。Peter Zumthorの作品が好き。現在1級建築士資格取得に向けて勉強中。(R05学科◯製図✕・R06製図結果待ち)
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