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コードをまとめたまま使用するのはNG!安全にできる配線整理のコツ

ooba1809
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机周りやパソコン周りは電気製品がいっぱい。配線がごちゃごちゃになってしまう、という人も多いのでは?なるべくすっきりまとめたいですよね。

ですが、配線は電気が通っている場所ですから、安全にも考慮しなくてはいけません。見た目だけを重視しているとじつは危険な配線になってしまうことも!今回は安全にできる配線整理のコツについて見ていきましょう。

配線整理でやってはいけないこと!

まずは、配線整理でやってはいけないことから見てきます。というのもNGの行動をついついやってしまっていることが多いからなんです。

コードはまとめたまま使用しない!

配線整理のコツとして、「コードをまとめる」という人も多いのですが、実はこれは安全面から見るとNGな行動です。

普段何気なく使っているコードですが、当然ながらコードの中には電流が流れています。コードをまとめたまま使用するとまとめた部分に熱がたまりやすくなるんです。まれなケースではありますが、そこから発火したという事例も。

シロ
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東京消防庁の例はアイロンとドライヤーを10分使用っていう特殊な例ではあるけど、切り忘れだったり、他にも繋げてたりすると可能性としては十分あるよね。

特に電力の大きい電化製品や延長コードなどは、束ねて使用すると高温になりやすく危険です。だからといって電力が小さければOKという訳ではなく、他の電化製品もなるべくなら束ねないようにした方がいいですね。

とはいえ、まとめていなくてもこんがらがっていれば同じように危険ですし、無理な状態で曲がっていたりすると断線のおそれもあります。

まとめてはいけない=整理しなくていいということではないので、そこは勘違いしないようにしてください。

コードの上に物を置かない

コードの上に家具などは置かないのは当然として、カーペットなどで隠すのもじつはNGなんです。放電ができるように上に物を置かないようにしましょう。

また、人が踏んだ場合も何度も繰り返すと断線の原因に。人が行き来するような場所にはコードを這わせないようにした方がいいですね。

シロ
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踏んじゃうだけじゃなく、足が引っかかってこけちゃったり、コンセント引き抜いちゃったり…。

タコ足配線をやりすぎない!

一つのコンセントを複数に分けることができるタコ足配線は便利ですよね。ですがタコ足配線をやりすぎてしまうと危険が生じます。

家庭のコンセントから取れる電気量は最大1500Wというのがほとんど。ですが、この量を超える電化製品を使用しても自動的に電流が止まるわけではありません。つまり、コンセントの許容量を超えた電気が流れてしまうことがあるんですね。

許容量を超える電気が流れると、火が出て火災が発生してしまう場合も!容量を超えたらすぐに火が出るという訳ではありませんが、危険な状態であることは間違いありません。たこ足配線の差込口を全部使おうとすると使用電気量をオーバーしてしまうかもしれませんので注意しましょう。

特に消費電力の多い家電はタコ足配線を使用しないように注意してくださいね。もちろん商品によって異なりますが、電気使用量の目安はこちらのページなどを参考にしてみてください。

シロ
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特に熱を発する家電は消費電力が大きいね。電気ポット、ドライヤー、掃除機あたりはタコ足に繋げてる人も多そうだし、気をつけないといけないね。

コード周りに埃をため込まない!

コンセントの隙間に埃がたまっていると、その埃が湿気を帯びた時に火災が発生する危険性があります。これをトラッキング火災と言います。

日ごろからコンセント、コードの周りには埃をため込まないように注意しましょう。

  1. 使用していないコンセントにはキャップをする
  2. プラグに安全カバーを付ける

などの対策も有効ですよ。

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電源コードでの火災事故 | 独立行政法人 製品評価技術基盤機構
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安全にできる配線整理のコツは?

では、安全にできる配線整理にはどんな方法があるのか見ていきましょう。

コードを短くする

短いより長い方が使い勝手がいいからって、長い延長コードを使っていませんか?延長コードが長すぎる場合は、ちょうどいい長さのものに交換しましょう。余分なコードがないだけでかなりすっきりします。

その他のコードも、家電量販店などで短いものを購入することができます。こちらのブログではLANケーブルを短くしてスッキリさせています。ケーブルを交換する時は消費電力に注意して選んでくださいね。(純正品ではないのが気になるという方はやめておきましょう)

他にも、既存のコードを自分で短くするという方法もあります。電気なのでちょっと怖いですが、好きな方はチャレンジしてみてもよいのかもしれません。こちらのブログが参考になりますよ。

見えないところに隠す

コードを短くするのはちょっと大変そう、という方はコードを隠してしまいましょう。

配線隠しとして人気なのは配線カバーです。100円ショップダイソーなどで購入できるので安く配線整理できるのもいいですね。他のコードと絡むこともないので安心です。掃除もしやすくなりますよ。

コンセントから、配線カバーを使ってクローゼットの中にコードを入れています。よーく見ないと分からないほど目立っていないですね。

こちらは100円ショップで購入した「コードクリップ」を使っています。机と机の間でコードを隠していますね。他には家具の裏など見えないところで固定することもできます。

こちらはパソコンの裏にケーブルトレーという商品を使って延長コードをセッティングしています。本体から電源までの距離が短くなってスッキリしますね。

シロ
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ワイヤーネットとかケーブルクリップを使えばスッキリ整理できていいね!

テレビ周りのコンセントは、壁やテレビの裏側にワイヤーネットで張り付けるという方法も。床がすっきりするので掃除がしやすくなりますね。

テレビ裏の配線についてはこちらの記事もどうぞ。

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他には、ケーブルボックスを使用している方も多いですよね。ですが安全面で考えるとちょっとイマイチ。ボックスの中にコードが集中してしまうので熱がこもりやすくなってしまうのです。できれば他の方法で配線整理することをおすすめします。

配線整理がなかなかできない要因として、どれが何のコンセントなのか分らなくなった、という人も多いのではないでしょうか。

そんな時はマスキングテープやシールなどを貼って何のコードなのかを書いておくと便利です。レイアウト移動の多かった会社で仕事をしていた時も、自分のPCのコンセントがすぐにわかって便利でした。

まとめ

おしゃれなインテリアにこだわって配線整理をされている方はとても多いです。ですが、見た目ばかりにこだわっていると安全性が失われてしまうことも。危険な使い方はコードや家電の寿命も縮めてしまいます。

配線整理をする時はまず、安全確保。その上でごちゃごちゃしない工夫をしていきたいですね。

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サイト運営者・記事監修者
1987年和歌山県生まれ。web業界にいたが建築の面白さを知り、一転して建築家になろうと勉強中。Peter Zumthorの作品が好き。現在1級建築士資格取得に向けて勉強中。(R05学科◯製図✕・R06製図結果待ち)
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