西日が暑い!眩しい!外側・内側からできる対策は?

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西側に窓があると、西日が入ってきて夕方なのに暑かったり、眩しかったり、ということがありますよね。特に、夏の終わりごろは西日の影響が大きいと思います。

西日の暑さや眩しさは対策することで軽減します。家の外側・内側からできる対策を見ていきましょう。

どうして西日は眩しいの?

他の方角に比べ、なぜ西日は眩しいと感じるのでしょう。

実は、眩しさだけでいえば昼間の太陽の方が眩しいのです。ただ昼間の太陽はかなり高いところにあるので、意識しないと視界に入ってくることはありません。

それが西日になると水平に近い角度となるため、視界に入りやすくなり眩しく感じます。さらに大気中の微粒子や水蒸気の影響で光が拡散します。そのため、西日は強い、暑い、眩しいと感じやすいのです。

特に秋口の夕方は暑さや眩しさを感じやすいですよね。一方で冬場は夕方西日が差し込むことで暖かいと感じられることもあります。

西日が入り込むことで、

  • 熱が入り冷房代が高くなる
  • 壁や床が日焼けして劣化する
  • 家の中の物(家具など)が日焼けする
  • テレビやモニターなどが見にくくなる

といった影響を受けてしまいます。冷房代はもちろん、日焼けは気になるところですよね。

西日が暑い、眩しいと感じるのなら、放置せずに対策することをおすすめします。

シロ
シロ

特に秋口になって太陽の高度が落ちると、庇では防げなくなってくるんだよね。ちょっとの間だし…って放置してるかもしれないけど、日焼けとかもあるし早めに対策しておきたいね。

内側からできる西日対策と事例

まずは家の内側(室内)から行う対策から見ていきましょう。

室内で行う対策は窓の対策が主になります。

大きく分けると

  • カーテンなど窓に掛ける対策
  • 窓そのものに行う対策

の2種類になります。詳しく見ていきましょう。

窓掛けで対策!

西日がきつい場合は、カーテンを遮光性の高いものに替えることで対策になります。特に眩しさを感じる場合はカーテンなどを使って対策するのが良いですね。

西日が強い場所だと遮光カーテンが定番ですね。

この方は遮光のロールカーテンを導入され、効果を実感されています。ロールカーテンは捲れたりする心配もなく光を遮ってくれるのでいいですよね。

こちらはオフィスの事例。西日の強い応接室にオーダーメイドで遮光カーテンを設置しています。

カーテン等、窓に掛ける対策方法はDIYでも設置することが可能。マンションや賃貸でもできる対策が多いですよ。

マンションや賃貸でもできる対策についてはこちらをどうぞ。

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西日対策をしよう!マンションでできることまとめ
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窓自体に行う対策

続いて、窓自体に行う対策を見ていきましょう。遮光カーテンを閉めるとどうしても暗くなってしまうので、暑さ対策をしたいけれど部屋が暗くなるのは嫌、という方は窓自体に対策をしてみてはいかがでしょうか。

https://twitter.com/torofuu0311/status/1797923001947865095

断熱シートなら光も入りますし、猫ちゃんも気持ちよさそうですね。

https://twitter.com/kanna0919m/status/1810516950570950904

この方はかなり遮光性の高い遮光シートを貼られたようで、効果は抜群ですね。

断熱シートや遮光シートには様々なタイプがあるので、「光も取り入れたい」「とにかく西日を入れたくない」などお好みに合わせて選んでみてください。

こちらは光が入るタイプ。

こちらはマジックミラータイプ。

こちらは完全遮光タイプです。

シロ
シロ

断熱効果があるタイプなら結露を防いだり、冷暖房効果アップも見込めるよ!

窓のリフォームをした事例

シートではなく、窓を遮光、断熱効果のあるものにリフォームした事例も。

こちらは遮熱効果、断熱効果のあるLow-E複層ガラスというガラスに取り換えた事例。

こちらは西日のきついキッチンの窓を二重窓にした事例。二重窓というと結露や寒さ対策というイメージがありますが、断熱性が高まるので暑さ対策にも効果的なんですよ。

シロ
シロ

意外と窓枠が温められて入ってくる熱って多いんだよね。光は取り入れながらだと、二重窓は一番おすすめの方法だね。

外側からできる対策と事例

続いて、家の外側(屋外)で行う対策を見ていきましょう。外側の場合、窓だけでなく、外壁や玄関、庭の対策などがありますよ。

窓の対策

https://twitter.com/naosan5101/status/1792595231445020833
昔からの日差し対策といえばすだれですよね。すだれだけではあまり効果がないという方もいますがこの方は2枚重ねにされています。

この方は外付けブラインドを取り付けています。

こちらは窓隠し用に目隠しフェンスを設置した事例。フェンスで完全に窓を覆っていますね。

こちらは1階2カ所、2階1カ所の計3カ所の窓にシェードを取り付けた事例。2階の窓のシェードを取り付けるのは自分ではなかなか難しいですが、業者に依頼すれば設置可能ですね。

2階の窓の対策についてはこちらの記事もどうぞ。

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壁の対策

西日が当たると外壁も傷みやすくなります。ですから、壁に西日対策を行っている方も。

こちらは2階の部屋が暑すぎるということで、屋根に遮熱効果のある塗料を塗りました。塗装前に比べ、外壁の温度は29℃も下がったそうです。すごい効果ですね。

この方も別の遮熱効果のある塗装を施しています。見た目には特に変化がないのもいいですね。

玄関の対策

こちらは玄関に西日が入り、玄関先で話をするのも苦痛なほど暑くなってしまっているというお宅。玄関アプローチも傷みが進んでいたので新しいものにリフォーム。西側の窓はタイルで塞ぎ、南側の窓のみを残しています。

他にも、窓と同じように玄関先にシェードやすだれを設置することも対策になりますよ。

この方は窓にシール+シェードで対策されています。

玄関はドアが熱くなるケースもありますよね。ドアの対策についてはこちらをどうぞ。

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庭の対策

https://twitter.com/XtlQ4y/status/1690224723911995392

日差し対策にはグリーンカーテンも効果的。ですが、西日が強いと枯れやすいということもあるようです。

ちなみに我が家のベランダも西向きなので、ベランダ菜園をしてもところどころ枯れています。西日あるあるだったんですね。

こちらは西日の強い掃き出し窓にテラス屋根とシェードを取り付けました。シェードから窓までは適度な距離があるので明るさは取り込めそうでいいですね。

こちらはオーニングを設置した事例。メッシュスクリーンで日差しも取り込むことができます。

まとめ

西日がきつい時の対策方法を見ていきました。大きく分けると家の内側、外側で行う対策があり、DIYで簡単にできる対策もあれば、リフォームが必要な対策もありますね。眩しさを改善したいのか、暑さを改善したいのかによっても適したアイテムは変わってきます。自分の家にはどのアイテムが合っているのか考えましょう。

複数の対策を組み合わせることもできますので、取り入れやすい対策から始めて見てください。

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サイト運営者・記事監修者
1987年和歌山県生まれ。web業界にいたが建築の面白さを知り、一転して建築家になろうと勉強中。Peter Zumthorの作品が好き。現在1級建築士資格取得に向けて勉強中。(R05学科◯製図✕・R06製図結果待ち)
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