フローリングの床の凹みはDIYで補修できる!?業者に依頼する場合は?
フローリングの床に重い物を落としたりすると、凹みができてしまいますよね。
凹みができてしまったらすぐに修復することをおすすめします。修復はDIYでできる場合もありますよ!
今回はフローリングの床の凹み補修について見ていきます。
フローリングの床の凹みを放っておくとどうなる?
フローリングの床に凹みができてしまったら、放置せずに早めに修理することをおすすめします。凹みを放っておくと・・・
- つまづいたり、ひっかかったりしてケガにつながる
- ホコリなどが入り衛生的によくない
- 凹みからさらにフローリングが傷ついてしまう
- DIYで修復するのが難しくなる
などのデメリットが起こる可能性が。ですから、早めに修復した方が良いのです。
フローリングの種類によっても凹みやすさは変わってきます。詳しくはこちら。
DIYで凹み補修をする方法
フローリングの床の凹みはDIYで補修することもできます。(業者に依頼したいケースは次の章で)フローリングの種類によって修復方法は変わりますので、種類別に紹介していきますね。
合板(複合)フローリングの床の場合
合板(複合)フローリングとは、一般的なフローリングのことです。薄いベニヤ板を何枚か重ねた上に薄い天然木もしくは木目調のシートを貼ったフローリング。
合板フローリングの場合は、市販のフローリング修復キットを使って修復しましょう。
小さな凹みの場合
小さな凹みの場合はクレヨンタイプの補修材が良いでしょう。
色も豊富にあるのでご自宅のフローリングに合う補修材を探してください。色の種類は少ないですが、最近では100円ショップにも床の補修材が売っていますよ!
詳しくは購入した補修材の取り扱い説明書を読むのが一番ですが、だいたい以下のような流れになります。
- 凹み部分のホコリや汚れをきれいにする
- フローリングに合った補修材を探す(色を組み合わせて作ることも可)
- 傷に直接補修材を塗る
- 傷周辺についた補修材を拭き取る
凹みが深い・範囲が広い場合
少し凹みが深い場合や範囲が広い場合はパテのついた修復キットを使いましょう。
手順はだいたい以下の通りです。
- 凹み部分のホコリや汚れをきれいにする
- パテを凹みに埋める
- へらを使って平らにする
- 完全に乾くのを待ち、平らに削る
- フローリングに合った色で着色。乾いたら木目を描く
範囲が広いと工程が増えるのでちょっと大変ですね。自分では難しそう、と思ったら業者に依頼してみるのもよいと思います。
市販のキットで修復する方法をプロが解説した動画もあります。
無垢フローリングの床の場合
無垢フローリングとは、天然木の一枚板を使用したフローリング。木をそのまま使用しているので柔らかく、合板フローリングに比べて凹みやすいです。ですが、無垢フローリングは比較的簡単に修復できます。
無垢フローリングを修復するにはアイロンを使います。
- フローリングの凹みに水を数滴たらしてにじませる
- にじまない場合は張りや画びょうなどで数カ所穴を開ける
- 凹みに濡らした布を当て10秒ほどアイロンを当てる
- 1~3を凹みがなくなるまで数回繰り返す
アイロンと水だけで修復できるのなら簡単ですね!メンテナンスオイルがある場合は凹んでいた部分に塗っておくといいですよ。実際の動画はこちらです。
業者に修復依頼した方が良い場合は?
小さな凹みなら自分で修復することができますが、
- 範囲が広い場合
- 凹みが深い場合
- フローリングに特殊なコーティングをしている場合
はプロに修復を依頼した方が良いでしょう。
大きな傷、深い傷を自分で直すにはやはり技術がいります。フローリングの種類によって修復方法も異なりますし、色の調合も難しいですよね。
下手に自分で修復してしまうと悪化するということも考えられますので、難しそうだなと感じたら無理せずプロに依頼しましょう!
凹みの修復は1カ所1~2万円程度が相場です。場合によっては家中の凹みを修復して1日3~5万円ということも(参考)。それほど高い訳でもないので凹みや傷が多い場合は業者に相談してみるのもいいですね。
まとめ
フローリングの床の凹みの修復について見てきました。小さな凹みでしたらDIYで修復することも可能。特に無垢フローリングなら比較的簡単に修復することができますね。
合板フローリングの場合は、修復キットを使うことになります。小さな凹みなら簡単に修復できる場合もありますよ。修復キットは凹みだけでなく、傷にも使えます。フローリング以外の家具などにも使用できるケースがあるので1つ持っていると便利かもしれませんね。
フローリングは凹みやすい素材ですが、凹み防止の対策をすることで凹みを防ぐことができます。日頃から対策しておくとよいでしょう。詳しくはこちら。