フローリングの床は大きな家具や家電を設置していると凹みができてしまいます。フローリングの床の凹みを防止する方法はあるのでしょうか。
対策方法を見ていきましょう。
フローリングの床が凹んでしまう原因は？
フローリングは硬そうに見えても柔らかい素材です。ですから重い物を落としたり、重い家具をずっと置いていたりしていると凹みができてしまうんです。
といっても、フローリングには種類があります。選ぶ素材によって硬さも変わるので凹みやすい、凹みにくい床があるんです。
凹みにくいフローリングもある？
フローリングは大きく分けると２種類あります。
- 無垢フローリング：天然の木の一枚板を加工したもの。選ぶ期の種類によって風合いが変わる。
- 合板（複合）フローリング：薄いベニヤ板を何枚か重ねた上に薄い天然木や木目のシートを貼ったフローリング。
一般的にフローリングというと合板フローリングを指すことが多いです。使用している人が多いのは合板ですね。
無垢フローリングについて詳しく知りたい方はこちら。
無垢フローリングは加工をしていない天然の木なので柔らかいです。その分、足が疲れにくいというメリットもありますが、凹みやすいです。（選ぶ木の種類によっても硬さは変わります）
ですが、無垢フローリングは修復もしやすいです。凹みの修復に関してはこちら。
合板フローリングの表面の化粧材は硬いので、無垢フローリングに比べると凹みにくいです。中でもシートフロアという紙や樹脂でできたシートを貼った合板フローリングは凹みにくいですよ。
ただし、もちろん凹みにくさ以外のメリット・デメリットもあります。フローリングを選ぶときは何を優先させるかで選ぶとよいでしょう。
フローリングの床の凹み対策！
そのままにしておくと凹みやすいフローリングの床ですが、対策をすれば凹みにくくなります。凹みが気になる方はぜひ実施してみてください。
フローリングの床の凹み対策は大きく分けると
- 家具自体に凹み防止グッズをつける
- 床に凹み防止のマットなどを敷く
の2種類になります。それぞれ見ていきましょう。
家具につける凹み防止グッズ
まずは家具に直接つけるグッズです。
こちらはテーブルやイスの脚につけるカバー。凹みだけでなく傷も防止できます。
カラーやデザインは様々あるので、お手持ちの家具や部屋の雰囲気に合うデザインを選びましょう。ネットショップ以外にはホームセンターや東急ハンズ、LOFTなどでも購入可能です。
カバーは見えてしまうのでちょっと・・・という方にはクッションフェルトがおすすめ。テーブルやイスだけでなく様々な家具の脚に取り付け可能です。
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こちらは脚のサイズにカットされたタイプ。貼り付けるだけなので簡単ですね。
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こちらもクッションフェルトの一種。両面滑らないタイプ、両面滑るタイプ。片面だけ滑るタイプなど様々な種類があるので用途によって選べます。
こちらはシートタイプで好きなサイズにカット可能。シールタイプなので貼り付けも簡単です。
こちらは洗濯機の防振パッドなのですが、冷蔵庫やソファなどの凹み防止対策にも使えます。
様々な凹み防止グッズがあるので家具や家電に合わせて選んでください。
凹み防止のマット類
他には、マット類を家具や家電の下に敷くという方法もあります。
保護シートがおすすめ！
こちらは透明の保護シート。フローリングの雰囲気はそのまま床を保護することができます。
冷蔵庫専用の保護マットもあります。
イスの下にはチェアマットもいいですね。
ラグやカーペットを敷くという手も！
透明の保護シートはフローリングの雰囲気をそのまま保つことができますが、ソファやベッドの下などはアクセントになるカーペットやラグなどを敷くのもいいですね。冬場は床からの冷え防止にもなります。
厚みのあるカーペットやラグを選ぶとより凹みにくくなります。
まとめ
フローリングの凹みの原因と、凹みを防止する方法を見てきました。重い家具や家電を置いているとどうしても凹みやすいですが、カバーをつけたり、マットを敷くことで凹みが付きにくくなります。フローリングの凹みが気になる方は対策してみてください。
また、できてしまった凹みは修復することもできます。DIYで対処できる場合もあるんですよ！詳しくはこちらの記事をどうぞ。
