壁紙の傷は早めに直すのが重要!自分で出来る補修方法は?
きれいな壁紙に傷・・・。家具を倒してしまったり、子供がいたずらをしたり、ペットがひっかいたり、気を付けていても傷ついてしまうことはありますよね。
壁紙に傷ができてしまったら、早めに直すようにしましょう。自分で修復することで壁紙の寿命も伸ばすことができるんですよ!
このページでは壁紙の傷やはがれの修復方法について見ていきます。
壁紙の傷を放っておくとどうなる?
壁紙に傷ができるとショックではあるものの、ちょっとくらいいいか、と放置してしまう人も多いと思います。
ですが傷ができたまま放置しておくと、そこから傷が拡大してしまうことも!知らない間に触ってしまったり、物が触れたりすると傷は広がってしまうんですよ。
そして壁紙の下地である石膏ボードが崩れてしまうと、修復範囲が広がり自分で直すことができなくなってしまいます。修復費用ももちろんかさみます。ですから、傷は早いうちに直してしまうのがおすすめです!
逆にいうと壁の傷がひどい場合は修復ではなく壁紙の張替えがおすすめです。
ただし、賃貸の場合は基本的に自分でDIYをすることはできません。どうしても傷が気になる場合は大家さんや管理会社に相談してみましょう。
壁紙の傷を直す方法!
それでは壁紙を直す方法を具体的に見ていきましょう。傷の種類や大きさによって修復方法は変わります。
ひっかき傷を直す方法
引っ越しや模様替えの時に家具を倒してしまったり、子供やペットのいたずらでてきたひっかき傷は、壁用コーキング材を使うといいでしょう。
コーキング剤とは、住宅用の修復材です。壁紙の修復だけでなく、家具やフローリングの修復にも使えますよ。
引っかき傷の修復方法はとても簡単!
- 傷周辺の汚れを拭き取る
- 傷部分にコーキング剤を塗る
- 上から布などで押さえつける
と、これだけなんです。コーキング材を点を打つように塗っていくのがコツですよ!
こちらの動画でもひっかき傷の補修方法を紹介しています。
34色あるので使用している壁紙にあった色を選んでください。白い壁紙にはベージュなどが混ざっていることが多く、真っ白を選択してしまうとかえって傷が目立ってしまうことがあるので注意してくださいね。
こちらの商品は上から塗料を塗ることも可能。先ほどの商品で合う色がない場合はこちらを塗った後に塗料を重ねてもいいでしょう。
手っ取り早く傷を隠すにはテープを使うという手もあります。DIYになれていない人や応急処置として傷を隠したい場合におすすめです。シールを貼るだけなのでとっても簡単ですね。壁紙の柄が合うのならこんなほうほうもいいですね。
他には、ウォールシールを貼って目立たなくさせるという方法も。種類もたくさんありますので、部屋の模様替えにもなりますよ。
壁紙のはがれを直す方法
壁紙の一部がはがれてかけてしまった場合はどのように対処したらよいのでしょうか。(壁紙がめくれている場合については次の章でご説明します)
大胆な壁紙のはがれ。
おぉーー!Σ(゚д゚lll) pic.twitter.com/csmJmHnGhf— マメタロウ (@leosuke52) October 23, 2014
こちらのような状態ですね。
壁紙の一部がない場合は、補修用の壁紙が必要になります。既存の壁紙と同じもしくは似た補修用の壁紙が手に入るかどうかによって仕上がりが変わってきますね。
他には
- 壁紙用のボンド
- ローラー
- マスキングテープ
- カッター
など。
手順は以下の通り。
- 壁紙が剥がれた部分をマスキングテープで囲う
- 補修用の壁紙をマスキングテープの大きさにカットする
- 上から仮止めする
- マスキングテープの内側の壁紙を2枚同時にカットする
- 補修用の壁紙の仮止めを取り、古い壁紙を剥がす
- カットした補修用の壁紙に壁紙用のボンドをつけ、はがれた部分に張る
- ローラーで圧着する
- マスキングテープを外す
ちょっと工程は長くなりますが、それほど難しくはありません。補修用の壁紙が手に入るのならぜひ試してみてはいかがでしょうか。
こちらの動画でも壁紙の破れの補修方法を紹介していますよ(1:15辺りから)
壁紙修復用のボンドです。
こちらは壁紙専用のローラーです。
こちらはボンドとローラーのセットです。はがれを直すのが初めての時はセットが便利ですね。
ちょっと難しいなと思ったら、上の項でご紹介したウォールステッカーなどで隠すというのも1つの手ですね。
壁紙がめくれてきた場合は?
壁紙のクロスがめくれてきたときはどうしたらいいのでしょうか。壁紙の継ぎ目や角から捲れてきてしまうことがありますよね。壁紙がめくれてきたら早目に対処するのが大事です。
壁紙がめくれてしまったら、壁紙用のボンドやコーキング剤を使って修復しましょう。
こちらも手順はそれほど難しくありません。
- めくれている部分の壁紙をきれいにする
- 壁紙と下地の間にボンドやコーキング剤を塗る
- 上から抑えるか、ローラーを転がして圧着する
意外と簡単な手順ですよね。これで壁紙が長持ちするのならやってみようと思う人も多いのでは?
こちらの動画でも壁紙のめくれの補修方法を紹介しています。
専用のボンドでなくても木工用ボンドでよいのでは?と思われるかもしれませんが、木工用ボンドでは接着力が弱いです。私も実際試したことがありますが、すぐにまためくれてしまいました。何度も壁紙がめくれていると悪化してしまうので専用のボンドを用意しましょう。
コーキング剤で壁紙のめくれを直してみた!
我が家の洗面所の壁紙もつなぎ目部分からはがれてしまっていました。100円ショップで購入したコーキング剤を使って修復してみます。
このように、つなぎ目が浮いてしまっていました。
こちらを修復します。
コーキング剤をつなぎ目に塗り、平らにして指で整えました。ですが、仕上がりはこんな感じで、あまりきれいにできませんでした・・・。
ローラーがなかったのであまり接着しなかったのかもしれません。
コーキング剤は完全に乾燥するまで24時間ほどかかります。完全に乾燥した後に見てみると、
修復直後よりもきれいになっていました!画像だと分かりにくいと思いますが、見た目はちょっと気になるものの壁紙はしっかり張り付いています。
ですからこれ以上めくれることはなさそうですね。気になる方は気になると思いますが私はこれでも満足の仕上がりでした!
壁紙の継ぎ目が浮いてしまっている場合はこちらの記事をどうぞ。
https://home-renovation.jp/wallpaper-seam-float-14739
画鋲やネジの穴が気になる場合は、こちらの記事をどうぞ。
https://home-renovation.jp/wallpaper-thumbtack-hole-repair-14814
DIYが難しい場合は業者に依頼!
壁紙をすべて張替えるほどでもないけれど自分で修復するのは難しそう、という場合は業者に依頼するという手もあります。
壁紙を張替えるよりは費用が抑えられますよ。
<壁の修復ができる業者>
壁紙を張替えたい場合はこちら。
まとめ
壁紙の傷や汚れはそのままにしておくと、傷んでしまいます。なるべく早めに直すようにしましょう。早く直せば簡単に修繕できるものも多いですよ。道具さえあればいつでも修復できるので1つ持っていると便利ですね。
自分で直すのが難しい場合はプロに頼んで修復してもらうこともできます。あまりにも汚れや傷がひどい場合は壁紙の張替えをおすすめします。