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廊下が寒い時の対策方法!簡単にできる対策から根本的な解決方法まで!

ooba1809
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冬になると廊下が寒くて困っているという人も多いと思います。廊下が寒いと部屋から出るのもおっくうになってしまいますよね。

また暖かい部屋と寒い廊下の温度差が激しいとヒートショックを起こす原因にも。命の危険にもつながってしまうのでしっかり対策したいですね。

廊下が寒くなる原因と、対策方法について見ていきましょう。

廊下が寒い理由は何?

廊下が寒い原因は、冷気をため込みやすい場所だからです。

特に、古い戸建てやマンションの場合は、断熱対策が十分ではない上、経年劣化でいろんな場所に隙間ができ、隙間風が入ることで廊下=外と同じ寒さになっていることも多いと思います。

廊下は玄関、窓、そして床などから冷たい空気が入ってきます。冬場は寒いので室内ドアは閉めている方が多いでしょう。部屋の中は暖房であたためても、廊下に暖房器具を置くことは普通しません。

さらに廊下自体日当たりもよくないケースが多いので、暖かくなる要素がないんですね。ですから、部屋と廊下の温度差が大きくなってしまうのです。

部屋と廊下の温度差が大きいとヒートショック参考)を起こす原因にもなってしまいます。「廊下が寒い」ということはただ不快なだけでなく、命の危険にもつながってしまう危険性があるのです。

シロ
シロ

古い作りだと廊下は暗いし、玄関からの冷たい空気も流れてくるし、寒いんだよねぇ。午前中なんて外より寒いなんてことも…。

簡単にできる寒さ対策

繰り返しになりますが、廊下が寒くなる原因は玄関、窓、床などからやってくる冷気です。逆にいうと、この冷気を抑えることができれば廊下の寒さは軽減します。

まずは簡単にできる対策からご紹介します。賃貸でもできる対策もありますよ。

玄関ドア

玄関は出入りするたびに冷気が入ってきます。またドアは断熱性が壁に比べると低いので、ドア自体がひんやりしていることも。

さらに古い家ですとドアに隙間ができていて風が入ってくる、というのも原因です。よく見ると、ドアのゴム部分が劣化して光が入ってきている…という場合はそこから冷たい空気が入ってきていますね。

玄関ドアは

  • 隙間テープなどを貼って隙間風をなくす
  • 玄関ドアに断熱材を貼る

といったの対策方法があります。

こういうモヘアタイプがおすすめです。

ただ玄関によって幅や全体に貼るのか、一部だけなのかで長さが変わってきます。

詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。

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DIYになりますが、玄関ドアの断熱対策についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

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シロ
シロ

隙間テープだけでもかなり体感変わるよ!簡単だしまずは試してみてね!

続いては窓。廊下に窓がある場合は窓からの冷気の影響が大きいでしょう。

窓も玄関ドアと同様で開閉時に冷たい空気が入るのと、窓自体がやはり壁に比べて断熱性が低いので冷気が入ってきてしまいます。窓のあたりに手を置いてみてください。冷たい風が入ってきていませんか?

特に古い家でアルミサッシの引違い窓だと、アルミサッシ自体がキンキンに冷やされる上、古い設計なのでサッシそのものにも隙間ができやすいです。

簡単にできる対策方法は

  • 隙間風をふさぐ
  • 窓に断熱シートを貼る
  • 冷気対策用のカーテンにする
  • 断熱ボードを置く
  • DIYで二重窓にする(簡易内窓をつける)

などがあります。

簡単なものだと窓に貼るシールがお手軽ですね。

ただサッシ部分まで冷たい場合はDIYで内窓をつけるのが最も効果的です。本格的なものは及びませんが、手軽に設置できるのでおすすめです。

詳しい窓の寒さ対策についてはこちらを参考に。

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DIYで内窓をつける方法はこちら。

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シロ
シロ

やるなら簡易内窓をつけるのが一番効果的だね…!見た目を気にしないならこれで十分かな。

床からの冷気が気になる場合は、まず床に何か敷きましょう。室内の床にはカーペットなどを敷いていても廊下はそのまま、という方も多いと思います。

カーペットやマットなどを敷くだけでも違いますが、アルミ製の断熱シートを敷いてからカーペット類を敷くと効果がアップします。

断熱シート 厚手 180×180cm 2畳用 保温シート 断熱マット 床 アルミ シート 冷気 断熱 保温 日本製 厚さ約4mm

こちらは二畳用なので廊下の場合はカットして使う必要がありますね。

廊下が広い、廊下以外でも使いたいという方はロールタイプを購入してみてもよいですね。

冬場だけマットを敷くのなら、取り外しやすいのはジョイント式のマット。中でもコルクマットは柔らかく、あたたかいのでおすすめですよ。

フローリングの場合、そのままだと単純にヒヤっとしますが、カーペットならヒヤッと感もなくなりますね。

他には、暖房器具を置くという手もありますが、いつ出入りするか分からない廊下。ずっと暖房をつけておくというのはあまり現実的ではないかと思います。また、取り付けられる暖房器具にも限りがあるので設置してもあまり暖かくならないということも…。

シロ
シロ

厚めでしっかりしたジョイントマットがおすすめかな。よく通るところだけでも敷くと全然違うよね。

リフォームで寒い廊下にさよならしよう!

廊下の寒さ対策は、簡単にできる方法もありますが、根本的に解決したいのならリフォームすることをおすすめします。

断熱リフォームをするのなら、まずはドアや窓などの開口部から。部屋の中の暖気の58%は開口部から逃げて行くというデータがあります。(参考

床や壁、天井は大掛かりになりますが、一番効果の高いドアや窓は他の箇所よりも単独で断熱リフォームをしやすいのが特徴です。

玄関ドアの断熱

廊下の寒さの原因は玄関からの冷気ということも多いです。古い玄関ドアは断熱性が低い上、経年劣化で隙間ができるとかなり寒くなってしまいます。

玄関ドアの断熱はドアの交換です。既存のドアのサイズにもよりますが、壁などを崩すことなくドアだけを交換すればいいので比較的気軽に断熱リフォームができます。

玄関ドアの交換はこちらの記事もどうぞ。断熱性の高いドアに交換した事例もご紹介していますよ。

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引き戸玄関はどうしても隙間ができやすいですが、ドアタイプに交換することも可能です。防犯も兼ねて検討してみてはいかがでしょうか。

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窓の断熱

続いては窓。床、天井、壁などの断熱リフォームの優先順位は考え方によって変わってきますが、窓は一番に断熱すべき、というプロの意見がほとんどです。やはり窓からは多くの冷気が入ってきてしまうんですね。

窓の断熱としては

  • 二重窓にする(内窓をつける)
  • 断熱性の高い窓(ペアガラス、樹脂サッシなど)に交換する

という方法があります。窓の断熱も内窓をつけるなら壁を壊す必要もないため、比較的気軽にリフォームできます。

廊下に近い窓だけでなく、すべての窓を断熱リフォームするとより効果が高まります。

内窓とペアガラスで迷う方はこちらの記事もどうぞ。

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床、壁、天井のリフォーム

床、壁、天井は玄関ドアや窓に比べると手間がかかるリフォームになります。

床の断熱

廊下のヒヤッとした感じを何とかしたいのなら床の断熱リフォームがおすすめです。

床の断熱は床材の下に断熱材を入れるか、床下から断熱材を入れるかの二種類。断熱リフォームのみを行うのであれば、床下から断熱材を入れる例が多く、費用も工期も抑えられます。どちらから断熱材を入れても効果はあまり変わりません。

壁の断熱

壁のリフォームは外壁に行う方法と内壁に行う方法の二種類。ですがどちらも大掛かりになるので外壁の場合は塗装などと合わせて、内壁の場合は壁紙の張替えなどと合わせて行う人が多いです。

天井の断熱

寒さ対策のリフォームとしては天井の断熱の優先順位は低いです。夏の暑さも何とかしたいという人は天井の断熱を検討するといいでしょう。

断熱工事について、くわしくはこちらの記事もご覧ください。

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シロ
シロ

ただどれも大掛かりになるし、すぐに工事ってわけにもいかないんだよね。ひとまず窓とかドアに対策してみて、それでもダメなら来年に向けて検討するって感じになるね。

古い戸建てなら全面リフォームも

断熱リフォームは部分的にも行うことができますが、古い戸建てなら思い切って全面リフォームをしてしまった方が良いかもしれません。

古い家の場合、元々断熱という考えで設計されていないため、一か所、例えば窓だけを断熱リフォームしても結局それほど寒さは改善されない、ということがあります。もちろん効果はあるんですが、窓からの冷気がなくなったら今度はドアが、次は床が…と気になる場所が出てくるもの。

それならしっかりと断熱ラインを考えてもらって工事した方が確実に暖かい空間が出来上がります。それに後から少しずつリフォームするより、まとめてやった方がかかる費用も期間も短縮されます。

断熱リフォームを行えば、光熱費の節約にもつながりますので余裕があれば検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

廊下の寒い時の対策方法について見てきました。廊下が寒すぎると健康にもよくありません。まずは簡単にできる対策方法を試してみましょう。

自分でできる対策をしてもあまり変わらないいのであればリフォームを検討しましょう。断熱リフォームをすれば光熱費の削減にもつながりますよ。

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この記事を書いた人
40代主婦。5年前中古マンションを買ってリノベーションしました。自分にとって暮らしやすい家や生活スタイルを目指しています。ライター兼調理師でもあり、キッチン周りには特にこだわりあり。
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