マンションリフォームで壁面収納を作りたい!費用や事例をご紹介!
自分の家にぴったりの壁面収納。憧れる人も多いのではないでしょうか。
狭いスペースを有効利用できますし、見せる収納で好きなものを飾るというのもいいですよね!そんな壁面収納ですがもちろんメリットだけでなくデメリットもあります。今回は壁面収納のメリットとデメリット、普通の家具との違い、そして費用や実際のリフォーム事例を見ていきます。
壁面収納を検討している人は参考にしてみてくださいね!
壁面収納のメリットとデメリット
壁面収納にはメリットだけでなく、デメリットもあります。まずは2つをしっかり把握しておきましょう。
壁面収納のメリット
まずはメリットから見ていきましょう。
- 壁にぴったりの収納スペースができる
- デザインを統一できる
- たくさんのものを収納できる
- 隙間がないので掃除がしやすい
収納場所が増えるというのが一番のメリットですよね。何のために使うのかをしっかり考えて選べばデザインも統一できます。こだわればこだわるほど自分にぴったりのものができますね。
壁面収納のデメリット
続いてデメリットです。
- 動かすことができない
- 地震対策が必要
- 余計なものが増えやすい
- 圧迫感がある
壁面収納は大きいので普通の家具とは違い、基本的に動かすことができません。動かしたとしても他の場所で使うというのは難しいでしょう。ですからとりあえず作ってみる、というのはおすすめできません。
一生ものと考えて、どんなデザインで何のために使うのかを考えてからリフォームすることをおすすめします。
マンションの壁面収納のリフォーム費用はどの位?
壁面収納のメリットとデメリットを確認したところで、次に気になるのはやはり費用ではないでしょうか。オーダーメイドの壁面収納というと高そうなイメージがありますが、どの位の費用がかかるのでしょうか?
壁面収納を作るのにかかる費用は?
マンションの壁面収納を作る場合、
- オーダー家具
- 造り付け家具
- システム収納
という3つの方法があります。それぞれ値段も異なりますので見ていきましょう。
オーダー家具
家具職人に依頼して作ってもらう家具です(参考)。工房などで作られた家具をマンションに運び、取り付けます。
費用はデザインや素材などによって幅広く、20万円から100万円以上するものも!(参照)
オーダー家具のメリット
- デザイン性の高い家具をオーダーできる
- 素材、大きさなどを自由に決めることができる
オーダー家具のデメリット
- 費用が高い
- 完成品のイメージが付きにくい
- 完成までに時間がかかる
造り付け家具
造り付け家具というのは、大工職人が現場で製作して設置する家具のことです。ただし、マンションの規約によっては設置できない場所もあります。
マンションの規約について詳しくはこちら:リフォーム 間取り変更の記事へ
リビングに作った場合の費用は26万円~28万円程度です(参照)
作り付け家具のメリット
- デッドスペースを有効活用できる
- 地震対策も一緒に行ってくれる
作り付け家具のデメリット
- オーダー家具のように複雑なデザインはできない
- 設置した後は動かしにくい
システム収納
システム収納は、オーダーメイドではなく既製品のパーツを組み合わせて作る壁面収納です。マンション向けに開発されたものもあり、微調整もできるので、既製品とはいえ自由度は高いですよ。セミオーダーといった方がしっくりくるかもしれません。
費用は20万円~80万円と幅広いです。(参照)
大きさが特注サイズになってしまうと一気に費用が上がってしまうこともあります。自分の家にぴったりのサイズのものがあるかどうかによって費用が変わってしまうんですね。
システム収納のメリット
- 既製品なのでショールームなどで実物を見ることができる
- 設置後もパーツの組み換えや増減をしやすい
システム収納のデメリット
- オーダーメイドに比べると自由度が低い
- サイズが合わないと高額になることも
壁面収納の費用を抑えるコツはある?
費用は一般的に
オーダー家具 > 作り付け家具 > システム収納
となっているので、システム収納を使用すれば比較的安く壁面収納を作ることができます。
ですが、もっと安く!という場合は市販の壁面用収納家具で自分の家にあったサイズを探すという手もあります。選ぶ家具によって費用は幅広いですが、いろいろ組み合わせても10万円以下で設置できるでしょう。これなら普通に家具を買うのと変わらないお値段ですよね。
オーダーではないのでサイズが合わなければ隙間ができることもありますが、費用を抑えたい人にはおすすめです。
市販の壁面収納家具は色々ありますので、気になる方は探してみてください。とくに、テレビ台タイプは種類が豊富です。
この他、dinosのラックやベルメゾンの突っ張り本棚のようなものもおすすめです。
マンションの壁面収納のリフォーム事例をご紹介!
それでは、実際にリフォームで壁面収納を作った方の事例をご紹介していきます。参考にしてみてください。
リビングの壁面収納
オーディオをまとめた壁面収納
こちらはテレビ台を壁面収納にした事例です。棚の位置や収納ユニットを組み合わせられるシステム収納、パナソニック製「キュビオス」という製品を使っていますよ。
使用する収納ケースに合わせた壁面収納
こちらは使用する収納ケースにぴったり合わせた収納を設計しています。サイズがぴったりなので扉がなくてもごちゃごちゃし他印象を与えませんね!
木のぬくもりを感じられるリビング
仕事で扱う書籍や雑誌を収納できる棚を設置した事例です。中央がテーブルのように出ているので机としても使えそうですね。
その他の壁面収納
蔵書がたっぷり収納できる収納
こちらは玄関横のフリールームに設置した壁面収納です。書斎や寝室の壁をこのような収納にしても良さそうですよね。
趣味のフィギュアを見せる収納
こちらは趣味であるフィギュアの収納を壁面収納で設置しました。ガラス戸で外から見えるけれど汚れないという工夫もいいですね。
まとめ
自分の家にぴったりのサイズの壁面収納には憧れる人も多いと思いますが、デメリットもあります。一度設置してしまうと移動や撤廃が難しいのでよく考えてから設置するかどうかを決めましょう。
壁面収納をリフォームする費用は、20万円から100万円以上。オーダーメイドのものはこだわればこだわるだけ費用は上がります。
壁面収納のリフォームは大きく分けて
- オーダー家具
- 作り付け家具
- システム収納
の3つがあります。オーダー家具は自由度やデザイン性が高いですが、費用も高額になりがちです。システム収納を利用すれば比較的安く抑えられると思いますよ。
もっと安く抑えたいという方は、市販の壁面タイプの収納を利用するという手もあります。市販の家具なら10万円程度で設置することが可能です。