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リンナイのガス給湯器を実際にメンテナンスしてみた!

ooba1809
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ガス給湯器本体

普段何気なく使っているガス給湯器。

毎日使っているものですが、メンテナンスは必要なのでしょうか?実際に我が家のリンナイガス給湯器をお手入れしてみました。

我が家のリンナイガス給湯器

我が家の給湯器は、リフォームをした3年前に設置したものです。機種はRUF-A1615SAW(A) (参照)。設置後、問題なく使えていて特にお手入れやメンテナンスは行っていませんでした。給湯器のメンテナンスというのは特に頭になかったですね。

ちなみに、リフォーム会社から引き渡しの時も、風呂やトイレの使用方法、お手入れ方法の説明はありましたが、給湯器については特にありませんでした。

メンテナンスの頻度はどのくらい?

改めて説明書(参照)を見てみました。

説明書には「安全にお使いいただくために、こまめに日常の点検・お手入れを行ってください」と書いてあります。こまめ、の頻度が分からなかったのですが少なくとも年単位ではないでしょう。

3年間まったくお手入れをしていなかったので今回やってみることにしました。

リンナイガス給湯器を実際にお手入れをしてみた

それでは、実際にガス給湯器のお手入れをした様子をご紹介していきます。

こちらがガス給湯器の本体です。

ガス給湯器本体

まずは安全チェック

お手入れの前の安全チェックです。

  • 運転中に異常音がしないか
  • 外観に異常はないか。各部品が正しくセットされているか
  • サビがないか
  • 水漏れはないか
  • 給湯器や排気口のそばに燃えやすいものはないか

今回はすべてクリアでした。異常音や水漏れなどを発見した場合はすぐに業者に点検を依頼しましょう。

お手入れの準備

掃除の前に、

  1. ガス栓を閉め
  2. 電源プラグを抜き
  3. 機器が冷めてから

行うように、とのことでした。お湯を特に使っていなかったので本体は冷めていたのですが、1と2をするのがなかなか大変でした。

まず、ガスメーターが開かない!うちのマンションではガスメーターのカギを役員が管理していて自分では開けられないようになっていました。申し出れば開けてもらえますが年に数回掃除をするのはなかなかできなそうです。今回はたまたま役員でカギを持っていたので開けることができました。

そして電源プラグ。なんと、ビニールテープで巻かれていました。

電源プラグ

それだけ給湯器の掃除をする人が少ないんだなということが分かります。誰が巻いたのか分からないビニールテープですが外してプラグも抜きました。

ガス栓も閉めて準備はオーケーです。

本体・リモコンの掃除

説明書によると、中性洗剤をつけた布で拭く、とのことでしたが汚れはホコリだけに見えたので水拭きをしました。

水拭きで十分きれいになりましたよ。

汚れている場合もシンナー、エタノール、タワシなどの使用は禁止です。室内にあるリモコン部分も同様です。

水抜き栓のフィルター(ストレーナ)の掃除

続いて、水抜き栓のフィルター(ストレーナ)の掃除です。ストレーナにホコリがついているとお湯の出が悪くなるそうです。

まず、給湯器のフロントカバーを外します。

給湯器フロントカバー外す

本体の下に水抜き栓があります。説明書などを見ながら探してみてください。

外してみましたが、ゴミなどはなくきれいでした。

ストレーナ

せっかく外したので一応拭いて元に戻します。お湯の出が悪いと感じたらチェックしてみようと思いました。

これで給湯器本体の掃除は終了です。ガスメーターの開け方や元栓、ストレーナの場所が分からずちょっと苦労しましたが、場所さえ分かっていればとても簡単です。これからは外掃除のついでにちょこっとできるなと思いました。

風呂釜の金具と追い炊き配管

最後に、お風呂について。給湯器の一部という意識はあまりないかもしれませんが、浴槽の風呂釜の金具や追い炊きの配管もお手入れが必要です。

風呂釜の金具:週に1回程度
追い炊きの配管:1~2カ月に1回程度

が目安なので給湯器の中で最もメンテナンスが必要な場所といってもよいでしょう。

風呂釜の掃除についてはこちらの記事でご紹介しています。給湯器の掃除よりもお風呂掃除と一緒にやった方が効率が良さそうですね。

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定期的に点検も行おう

ガス給湯器の寿命は10年ほどと言われています。より安全に長く使うためには異常を早めに見つけることが重要です。そのために、お手入れも定期的に行いたいですね。

そして、使用上問題がなくても不慮の事故を防ぐためには点検が必要です。

リンナイの説明書によると

  • 燃焼部分:年に1回程度
  • 吸水用具:4~6年に1回程度

の点検をすることが安全に使うためにおすすめとのことでした。有料の点検ですので年に1回行っている人は少ないかもしれませんが、せめて4~6年に1回は行っておきたいですね。マンションの場合、管理組合や管理会社の手配で一斉に行う場合もあります。

また、標準使用期間の終了が近づくと、業者から法定点検のお知らせが届きます。(リンナイの場合は「あんしん点検」という名称)こちらも任意ではありますが、安全に使用するために受けておくべき点検ですよ。

まとめ

ガス給湯器のメンテナンスを初めて行ってみました。基本的に家でできることはホコリを取り除くだけなので簡単ですよ。

設置場所によっては汚れやすくなってしまうのでこまめに掃除をしましょう。ストレーナに関しては全く汚れていなかったので年に1回程度チェックする、もしくはお湯が出にくくなった時にチェックすれば十分ではないかなと思いました。

また、セルフチェックだけでなく、業者に依頼して定期点検を行うとより安全に長く使うことができます。特に、寿命が近い場合はしっかり点検してもらいましょう。

給湯器の寿命についてはこちらの記事をどうぞ

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1987年和歌山県生まれ。web業界にいたが建築の面白さを知り、一転して建築家になろうと勉強中。Peter Zumthorの作品が好き。現在1級建築士資格取得に向けて勉強中。(R05学科◯製図✕・R06製図結果待ち)
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