設備

ガス給湯器からエコキュートに交換したい!交換費用や事例をご紹介!

エコキュートを導入しよう!と思っても、ガス給湯器からエコキュートに交換するのにどのくらいの交換費用や工期がかかるのか分からないとなかなか踏み切れませんよね。

ガス給湯器からエコキュートに交換する場合の工事手順や費用、そして工期についてまとめました。実際の事例もご紹介するので参考にしてみてください。

ガス給湯器からエコキュートへの交換費用はどのくらい?

ガス給湯器とエコキュートはどちらも給湯システムなのですが、仕組みが大きく違います。

  • ガス給湯器:水を流すパイプをバーナーで加熱してお湯にする(瞬間式)
  • エコキュート:大気中から熱を取り込みその熱を使ってヒートポンプで加熱し、タンクの水をお湯にする(貯湯式)

ガス給湯器はその場で水をお湯にするのに対し、エコキュートはあらかじめお湯を作って貯めておくシステムです。また、ガスと電気で熱源も異なります。

単に給湯器を交換するだけでなく、配管工事なども必要になってきます。また、エコキュートはヒートポンプとタンクの両方を設置しなくてはいけません。ガス給湯器よりも広いスペースが必要になります

ガス給湯器とエコキュートの違いについて詳しくはこちら

給湯機の種類はどんなものがある?特徴と選び方をご紹介! 給湯器は毎日使うものですが、普段は無意識で使っていることが多いと思います。ですが実は様々な種類があるんですよ。 給湯器の種...

どんな工事が発生する?

具体的にどんな工事なのか見てみましょう。基礎工事を伴う場合の一例は以下の通り。

(1日目)

  1. エコキュートの設置場所を決定する
  2. 基礎の場所を決め、コンクリートを流す

ガス給湯器はコンパクトで壁掛けタイプなどもありますが、エコキュートは貯湯タンクも設置しなくてはいけないため、基本的には基礎工事が必要になります。コンクリートを流す場合、1週間ほど養生期間が必要です(参考)。

最近では簡易基礎参考)を使って基礎工事を行わない業者も増えています。基礎工事がないと工期が短くなり、費用も安く済みます。

簡易的に見える商品ですが、基準値を満たす設計になっているので、耐震性にも優れているんですよ。

ただし、場所によっては使用できないこともあるので業者に相談してみましょう。

(2日目)※コンクリートが固まってから(おおよそ1週間後)

  1. ガス給湯器を取り外す
  2. エコキュートとヒートポンプを設置
  3. キッチンや浴室にリモコンを設置
  4. 配管工事
  5. 貯湯タンクの設置
  6. 幹線引き込み工事
  7. ブレーカーと分電盤の交換

参考:クラシアン

1週間ほど養生期間を置くとはいえ、工事自体は2日ほどで終了するんですね。ただしこちらはあくまで一例ですので場合によってはそれ以上の日数がかかることもあります。

ガス給湯器からエコキュートの交換費用相場

ガス給湯器からエコキュートに変更するには、「エコキュートの本体価格+工事費用」がかかります。

費用相場は以下の通り。

エコキュート本体 40~60万円
基礎・水道工事 15~20万円
電気工事 6~15万円
合計 61万円~95万円

参照元:クラシアン

ちなみにエコキュートからエコキュートに変更する場合の工事費は7~10万円ほど。本体と合わせて47~70万円ほどです。ガス給湯器からエコキュートへの交換は初期費用が結構掛かってしまいますね。

中にはエコキュートにして後悔した、という人もいるので本当にエコキュートの方がよいのか今一度検討してみてもよいかもしれません。

エコキュートにして後悔した人もいる?失敗しない選び方ってある? エコキュートの導入を検討していると「後悔」「失敗」というキーワードも出てきます。 エコキュートにして満足されている方ももち...

エコキュート本体の価格によってももちろん工事費は変わってきます。エコキュートの種類についてはこちらをどうぞ

給湯機の種類はどんなものがある?特徴と選び方をご紹介! 給湯器は毎日使うものですが、普段は無意識で使っていることが多いと思います。ですが実は様々な種類があるんですよ。 給湯器の種...

ガス給湯器からエコキュートに交換した事例

実際に、ガス給湯器からエコキュートに交換したという方の事例を見てみましょう。費用や工期など参考にしてみてください。

こちらはガス給湯器からエコキュートに交換し、オール電化にした事例。IHクッキングヒーターも設置しています。

こちらもIHクッキングヒーターを設置したのでオール電化にした事例。工期は長めの4日になっています。会社によっても工期は変わってきそうですね。

こちらは相場よりも安く済んでいますね。床暖房にガスを使用しているため、ガス給湯器はそのまま残し、エコキュートを新設しました。

こちらも相場よりも安く済んでいる事例です。基礎工事をせず、簡易基礎参考)を使用しているようですね。

こちらも簡易基礎を使ってエコキュートを設置。工事は1日で完了しています。お湯が使えないのは困るので1日で完了すると助かりますね。

こちらはバリアフリーリフォームの一環で、エコキュートを新設しています。水回りのリフォームと一緒に行う人も多いのではないでしょうか。

エコキュート新設|はなハウス

費用:不明
工期:不明

こちらはガス給湯器を設置していた場所にはスペースがなかったので、別の場所にエコキュートを設置しています。

今の給湯器がある場所に設置できなくても、他の場所なら設置できるというケースもありますよ。設置できないかな?と思っても一度相談してみる価値はありそうです。

まとめ

ガス給湯器からエコキュートへの交換費用や工事、工期について見てきました。ガスからエコキュートに交換する時は基礎工事、水道工事、電気工事などを伴う場合が多いです。実際の事例を見るとエコキュートの設置だけなら50万円前後のケースが多く、意外と安く感じました。

工期は簡易基礎を使えば1日で完了することもあり、4日かかっているケースもあります。条件によって変わってくるので事前に相談するのが一番ですね。

給湯器の交換だけでなく、IHクッキングヒーターの新設や、水回りのリフォームと一緒に行う人も多いですよ。

お湯が出ない時のお風呂についてはこちらの記事も参考にしてみてください。

お風呂のリフォーム中、入浴はどうする?実際の口コミをご紹介! お風呂、トイレ等水回りのリフォームをすると、リフォーム中は使用できなくなります。 リフォームの期間にもよりますが、使用でき...

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です