窓用ヒーターで火事になることはないの?安全に使うにはどうしたらいい?
窓の冷気対策や、結露対策として注目されつつある窓用ヒーター。
使ってみたいけれど、カーテンに触れて火事にならないの?と心配になる方もいるかもしれません。窓用ヒーターに火事のリスクはないのか見ていきましょう。
窓用ヒーターとは?
窓用ヒーターとは、文字通り窓専用のヒーターです。
サッシの手前に置くことで空気を温め窓周辺の温度を上げます。窓周辺を直接温めることで窓から入ってくる冷気をシャットアウトするので、窓の冷気対策や結露対策にぴったりの商品です。
サッシの手前に置くので、当然カーテンの近くに置くことになります。一般的なヒーターやストーブの近くには布など燃えやすいものは置きませんよね。窓用ヒーターはカーテンの近くに置くので、カーテンに火が付くことはないの?と心配される方もいるかもしれません。
窓用ヒーターについて詳しく知りたい方はこちら。
カーテンの近くにヒーターって聞くとやっぱり火事をイメージしちゃうよね。大丈夫なのかな?
窓用ヒーターに火事のリスクはないの?
カーテンの近くで使用する窓用ヒーター。寝ている時に使用することも多いので火事が心配、という人もいるでしょう。
結論から言うと、窓用ヒーターは火事の心配はほぼありません。
森永ウインドーラジエーターの公式ページ『よくある質問』でも回答があります。
Q.カーテンが触れることで火事の心配はありませんか?
カーテンが本体側面や本体上部に触れることによって火事が発生することは、考えられませんのでご安心下さい。
窓用ヒーターは窓の冷気を緩和させるもので、部屋全体を暖める暖房機器とは違います。ですから、ヒーターから出てくる温風はほんのり温かい程度です。本体の表面温度は熱くなっても約65℃(参照)。触っても火傷しないくらいの温度なんですね。(※長時間触り続けていると低温火傷を起こす可能性はあります)
ちなみにカーテンの素材はポリエステルやアクリル、それ以外だと綿や麻でできています。
これらの素材は100℃を超えてこないと素材への影響はなく、変化があると言っても変色したり、溶けたり、燃えることはまずありません。
さらに窓用ヒーターは周辺温度が0℃に近いと本体の表面温度は35℃程度までしか上がらないようです。冬の窓辺で使うことを考えると、温度が上がりすぎることはまずないでしょう。
窓用ヒーターでカーテンが燃えるといった心配はしなくて大丈夫ということですね。
ヒーターって聞くと温度が高いイメージあったけど、普通に使う分には火が出ることなんてなさそうだね!
窓用ヒーターは火事のリスクが少ない暖房機器の一つ
暖房機器=火事のリスクがある、というわけではありません。窓用ヒーターは火事になるリスクが少ない機器の一つです。
窓用ヒーターの他にも
- エアコン
- 温風扇
- オイルヒーター
- パネルヒーター
- ホットカーペット
- こたつ
などは火事のリスクが少ないですよ。本体が熱くならない暖房機器は基本的に火事のリスクが少ないです。
より安全に使うために
火事のリスクが少ないとはいえ、ゼロということではありません。
窓用ヒーターを普通に使う分には火事になることはないでしょうが、コンセントが熱くなったり、ショートしたりという可能性はありますよね。(こたつやホットカーペットなども同様)
安全に使用するためには、不要な時にはしっかり電源を切ることも重要。
窓用ヒーターにはタイマー機能がないため、ついついつけっぱなしになってしまうということも。コンセントに付けるタイプのタイマーがあるので、消し忘れてしまいそうな方は取り入れてみてはいかがでしょうか。
また、基本ではありますが、取り扱い説明書をしっかり読んで、正しい使い方をすることで火事のリスクが防げますよ。
ほこりがたまらないようにこまめに掃除するのも大事だね。
まとめ
窓用ヒーターは火事のリスクが低い暖房機器です。消費電力が少なく、本体も65℃くらいまでしか上がらないのでカーテンなどに触れても大丈夫です。窓用ヒーター以外にも、家事のリスクが少ない暖房機器はありますよ。
とはいえ電化製品なので火事のリスクがゼロではありません。心配な方はタイマー機能を使ってみてはいかがでしょうか。
それでもやっぱり心配、という方は他の方法で冷気・結露の対策をしてみてください。