ストーブに下敷きは必要?下敷きの役割とおすすめの商品紹介
石油ストーブやガスストーブを使用する際、下敷きとしてマットやシートを使う人も多いです。
ですが、そもそも下敷きは必要なのでしょうか?また使用するならどんなものがいいのか?今回は見ていきましょう。
ストーブの下敷きの役割
まず基本的にストーブの下に敷物を敷く必要はありません。
ですが、ストーブなど床置きの暖房器具をずっと使っていると、床が熱くなることがあります。暖房器具は床を直接温めているわけではないのですが、熱風がずっとあたっていたり、輻射熱で熱くなってしまうことがあるんですね。
こういった場合、下敷きを使用しないと
- 床が熱くなりすぎてしまう
- 熱に弱い素材(フローリングなど)が変形してしまう
- 色褪せてしまう(カーペット、畳など)
という可能性があります。
なので石油ストーブなどで床が熱く感じる場合や、あとは移動する時に傷が気になる場合は下敷きになるものを検討するとよいでしょう。
使っていて床が熱くなってなかったら、わざわざ必要ないってことだね。
ストーブの下敷きにおすすめのマット・シート
では、ストーブの下に何かを敷く場合、どんなものが良いのか見ていきましょう。
ストーブから出る熱を床に伝えないためには、断熱シートがおすすめです。
ストーブの大きさに合わせてカットして使いましょう。
傷防止目的なら断熱性能は不要なので、玄関マットやジョイントマットなどを敷いている方も多いですよ。
玄関マットはデザインが幅広いのでお好みのものが見つかりそう。
どちらも100円ショップでも購入可能なので、安く済ませたい方には100円ショップがおすすめです。
家庭用のストーブは転倒防止機能や転倒時自動電源遮断装置が付いている製品が多いので、特に耐火性のマットやシートを敷く必要はありません。
心配な方はストーブの取扱説明書などで確認してみてください。
マット・シートの大きさはどのくらいがいい?
ストーブの下敷きとはいっても、熱くなるのはストーブの下ではなく、ストーブの前です。傷防止にはストーブの下にも敷いておいた方が良いので、ストーブよりも少し大きめのサイズがおすすめ。熱くなる部分をしっかりカバーできるサイズを選びましょう。
ただし、マットがめくれあがったりしてしまうと火災の原因になりかねません。吹き出し口や燃焼筒にマット等が当たらないように十分注意してください。
床がどこまで熱くなるのかはストーブによって異なるので、実際に使用して熱くなる範囲をカバーできるサイズを選んでください。
大きさ的にも玄関マットぐらいがちょうどいい感じかも。重さもあるしめくれ上がる可能性も低そうだね。
移動による傷が気になる方はストーブ台という手も!
中には、ストーブを移動させることで傷ができるのが気になる、という方もいます。
ファンヒーターの下に玄関マットみたいなマット敷いたらキズ防止になりますか??
6じょうワンルームなんでヒーター邪魔で
めちゃくちゃひきずるんだけど、
床が傷だらけなことに今更気づいて…
100円ショップの玄関マットみたいなやつ
敷いても大丈夫ですかね?部屋せまいので、洗濯物かわかしたり
ヨガとか運動するため1日に何回もヒーター移動するので、、、参照元:yahoo知恵袋
この方のように、床の熱さは気にならないけれど傷が気になるという方もいます。
傷が気になる場合、マット裏面には滑り止めが付いているのでマットを裏返して使用したり、大判のフェルトを敷くという手もあります。どちらも100円ショップで購入可能です。
他には、キャスター付きのストーブ台もおすすめ。
床を傷つけにくいキャスターを使用しているので安心ですよ。床からの距離も多少離れるので、移動することがあるならマットよりキャスターの方がいいかもしれませんね。
サイズや耐荷重などを確認し、お手持ちのストーブに合ったものをお選びください。使用時は安全のためキャスターにはロックをかけましょう。
床材によってはキャスター部分で凹みができる場合もあるから注意だね。その場合はマットの上にキャスターを載せるといいよ。
まとめ
ストーブの下には下敷きを置かなければいけない、という決まりはありません。
ですが下に敷くことで熱による変色や変形防止、移動による傷を防止することができます。使用していて気になるようでしたら検討してみてください。
ただし、ストーブの前面には燃えやすいものを置かないようにと注意喚起されています(参考)。使用の際は十分に気を付けてください。
ストーブを選ぶところから、という方はこちらの記事もどうぞ。