加湿器と空気清浄機は一体型と別々どっちがいい?口コミ情報をチェック!
冬になると部屋の中が乾燥するので加湿器が活躍しますよね。
加湿器には空気清浄機と一体型のタイプがありますが、一体型の効果はどうなのでしょうか?
一体型と別々、それぞれのメリットとデメリット、口コミを見ていきましょう。
加湿器・空気清浄機を別々に使うのと一体型ではどう違う?
加湿器と空気清浄機を別々に使うのと、一体型の商品を使うのとではどんな違いがあるのでしょうか?
加湿器・空気清浄機一体型の特徴
加湿器・空気清浄機一体型の商品は、「加湿空気清浄機」として販売されています。
加湿空気清浄機は空気清浄機に加湿機能が付いた商品です。ですから、空気清浄機のみの運転はできますが、加湿器のみの運転はできないことが多いです。
加湿空気清浄機の仕組みは以下の通り。
一体型のメリット
- 一台分の置き場所で済む
- 一年中使用できる
- 別々に使うより電気代が抑えられる
- 別々に買うより価格が安い
- コンセントが1つで済む
1つで2つのことができるので、省スペース、省エネになるというのが一体化の一番のメリットですね。
ですが2つの機能が付いているので、どうしても仕組みが複雑になり、お手入れも複雑になります。別々に購入するよりも機能性で劣ってしまうというデメリットもあります。
加湿器と空気清浄機を別々に使う場合
加湿器と空気清浄機を別々に使う場合、それぞれ好きな商品をセレクトすることが可能です。
加湿器の種類
加湿器の種類は大きく分けて4つ。
- 気化式:加湿エレメントの上に落ちてくる水に風を当て気化させる
- 蒸気式(スチーム式):水をヒーターで熱し、蒸気で加湿
- ハイブリッド式:フィルターに水を含ませ温風をあてる
- 水噴霧式(超音波式):水を霧化させてファンで拡散
加湿器の種類についてもっと詳しく知りたい方は以下のページがわかりやすいです。
加湿空気清浄機の場合はほとんどが気化式です。
空気清浄機の種類
空気清浄機の種類は大きく分けて3つ。
- ファン式:ファンを回転させ空気をフィルターに通して空中に浮遊している粒子を除去
- 電気集塵式:静電気の仕組みを応用し、空気中に浮遊する粒子に電気を浴びさせフィルターでろ過していく
- イオン式:イオンの力で空気中の粒子を無力化させる。脱臭効果も。
現在主流なのはファン式の空気清浄機。加湿空気清浄機もファン式ですね。
加湿器・空気清浄機を別々に使うメリット
- 空気清浄機、加湿器それぞれ好きなタイプが選べる
- 一体型よりも高い効果が期待できる
- お手入れが簡単
- 空気清浄機は玄関、加湿器はリビングや寝室などそれぞれに合った場所で使用できる
- 加湿だけでも運転できる(一体型ではできない)
別々に使用するメリットは、それぞれ好きな商品が選べるということが大きいですね。お手入れの簡単さも見逃せません。
ただし2つの機械を設置するのでその分費用やスペースが必要になります。個人的には電気代も倍近くになるというのが気になります。
加湿器の周りは湿度が高いので空気清浄機に湿気がたまりやすくなります。湿気がたまっていると不衛生ですので別々に設置する場合は離して設置するようにしましょう。
一体型と別々どちらを選ぶべき?
加湿器・空気清浄機の一体型とそれぞれ別々に購入するのにはそれぞれメリット・デメリットがあることが分かりました。
どちらが良いかどうかは状況などによって異なります。
加湿空気清浄機を使っている・使っていた方の口コミ
一人暮らし始めてから買った電化製品で一番期待上回ったのはシャープの2万の加湿空気清浄機
喉と皮膚がめっちゃ楽になった多分一生買い続けてリピートすると思う
— エフタル (@eftalcalms) January 7, 2024
この方は大満足されていますね。一人暮らしですと1台で済むのは助かりますよね。
ダイキン空気清浄機(加湿機能付き)→鼻炎と乾燥肌が明らかに改善した。加湿はどこから蒸気出てるのか全く分からない程微粒子だし自動調節なので窓結露とカビの心配なさそう。ただし、水の減りめちゃ早い。ペット臭は軽減したけど、夫の酔っ払い臭には全く反応しない。
— ちー@予定日24.2🎀 (@3IXhouw1vjeqPcU) December 30, 2023
この方は加湿機能に満足されていますが、水の減りや脱臭機能には不満もあるようですね。
いつも空気清浄機の加湿を使っていたけど…水タンクが重たくて…イヤイヤ期💦
コンパクトタイプを購入✨
乾燥しないようにね🥰
今日は朝からずーっと買い物🛍️どこのお店もお客さんがたくさんいました😉
週末…素敵なクリスマスをお過ごしくださいね🎄🎁 pic.twitter.com/MC4v0FL4nN— はちりん – Hachirin (@hachirindayo) December 23, 2023
この方はタンクが重くて大変、という理由でコンパクトタイプを購入。乾燥が気になる場所に加湿器を追加するというのもありだと思います。
加湿機能付きの空気清浄機フル稼働してるのに部屋の湿度が25%で、そりゃ乾燥してて喉が痛くなりますね。慌てて夜間でお湯沸かし続けて50%まで加湿したら、喉が楽になりました。
加湿器を増やしたほうがいいのかなぁ。 pic.twitter.com/0haIMcFbca— yuh (@yuh) January 5, 2024
この方は加湿に物足りなさを感じています。
買って良かった家電ダントツ1位は象印の加湿器。これがない冬は考えられない。温かい空気で部屋全体がしっとり。寝る前に床暖と加湿器をタイマー設定しておけば、朝起きた時に部屋がホクホクしていて天国。リビングだけでは物足りず、全ての寝室にも購入。臭くなる空気清浄機付き加湿器は全部捨てる!
— hina@1y (@hina47116083) January 5, 2024
この方は加湿空気清浄機を使用していたけれど加湿器に買い替えたそうです。臭くなるという理由は不明ですがこの方には加湿器の方が合っていたようですね。
空気清浄機兼加湿器の手入れがだるすぎて新しい加湿器買った✌️ pic.twitter.com/6nQxLcbul1
— TA-! (@TAchantoon) December 27, 2023
この方はお手入れが大変だという理由で加湿器に買い替えています。
加湿空気清浄機を使用している人は満足している方もいれば、不満を感じている方もいますね。
一体型がおすすめのケース
- 気軽に加湿器と空気清浄機を使いたい
- 適度に空気清浄、加湿をしたい
- 両方一度に揃えたい
- 2台置くスペースがない
- 電気代を抑えたい
- 同じ場所で空気清浄と加湿をしたい
一体型はやはり気軽に購入でき、気軽に使用することができます。別々に購入した方が両方の性能が良くなることが多いですが、両方購入するのは大変、という場合は一体型が便利ですよ!
ちなみに我が家は子どもが生まれる時に加湿空気清浄機を購入して現在も使っています。それまではどちらも所持しておらず(過去に加湿器を使っていたことはありますが)、とくにこだわりがなかったのもあり、加湿もできた方が便利かな、くらいの気持ちで選びました。4年以上使用していますが特に不便はありません。
ただ、もし今後を考えるのなら加湿器を追加購入して寝室に加湿器、玄関に加湿空気清浄機を置くのがいいのかなと思いました。
おすすめの一体型商品
加湿空気清浄機のおすすめ商品をいくつかご紹介しますね。一体型商品といってもそれぞれ特徴があるんですよ。
こちらは一体型でありながら「トリプルフロー花粉撃退気流」を備えていて加湿やハウスダストの高い集塵効果が期待できます。加湿力も高いので乾燥が気になる季節にもおすすめです。
こちらは3つのフィルターが付いていて微罪な粒子をしっかりキャッチ。空気清浄機の性能を重視したい方におすすめです。
こちらは空気清浄、加湿だけでなく除湿もできるタイプ。お値段は高くなりますが1年じゅう使えるのがいいですね。
こちらは逆にシンプルな加湿空気清浄機。お値段がリーズナブルのがうれしいですね。お手入れのしやすさを考えられているのもポイント。
こちらは空気清浄機の上に加湿ユニットが付いたタイプ。加湿が不要な時期は取り外し可能なので加湿のシーズンオフでも使用しやすいのではないでしょうか。
空気清浄機に強いタイプはありますが、加湿に強いタイプは少ないので特に加湿を強化したい方は一体型よりも別々に購入するのがよいでしょう。
加湿器・空気清浄機を別々に使用するのがおすすめのケース
- すでにどちらかを持っている
- しっかり加湿や空気清浄をしたい
- 加湿空気清浄機の加湿機能では物足りなさを感じる
- 花粉症やアレルギーなどでしっかりとした空気清浄が必要
- 加湿器と空気清浄機を別々の場所で使いたい(玄関と寝室など)
- メンテナンスで楽をしたい
花粉症やアレルギーがあったり、風邪をひきやすい、肌が乾燥しやすい、といった方はしっかりした空気清浄、加湿が必要になり、一体型では物足りなさを感じるかもしれません。こだわりがある方はそれぞれ納得のいく商品を選ぶのが良さそうですね。
ただし、選ぶ商品によっては加湿空気清浄機の方が性能がいい、さほど変わらない、ということもあるので商品をしっかり吟味しましょう。
まとめ
加湿空気清浄機の一体型と、加湿器、空気清浄機をそれぞれ設置することのメリット・デメリットを見てきました。
一体型は別々に購入するよりも性能が劣るケースが多いです。ですが1台で気軽に空気清浄と加湿ができるというメリットも大きいですよね。
しっかり加湿したい、しっかり空気清浄機したいという方や、別々の場所で使いたい方は別々に購入する方が良いのではないでしょうか。
どちらが良いのかはご家庭によって異なりますので検討してみてください。
加湿力を強めたいという方はこちらの記事もどうぞ。