衣類除湿乾燥機はどのくらい乾く?メリットとデメリットは?
衣類を乾燥させる方法の1つとして衣類除湿乾燥機、という手もあります。
衣類除湿乾燥機はどのくらいの時間で乾くのでしょうか?メリットやデメリットも見ていきましょう。
衣類除湿乾燥機とは?
衣類除湿乾燥機とは、衣類乾燥に特化した除湿器のことです。洗濯物を部屋干しする場合、なるべく早く乾燥させることが大切。濡れたまま時間が経ってしまうと雑菌が繁殖して生乾き臭の原因になってしまいます。
衣類除湿乾燥機は、そんな部屋干しをサポートしてくれるアイテム。
通常の除湿機能の他に
- 広い範囲に風を送る
- 衣類の量や温度、湿度を感知して適切な風を送る
- 洗濯物の水分を飛ばしてから空気中の水分を取る
- 洗濯物が乾いたら自動でOFFになる
など、洗濯乾燥に特化した機能がついているんです。
ですから生乾き臭が発生しにくく、部屋干しの強い味方になるんですね。部屋の除湿をすることもできるので、洗濯物を干していない時は除湿器として使うことも可能ですよ!梅雨の時期に重宝しますね!
部屋干しのコツについてはこちらの記事をどうぞ。
自動で風量調節したり、自動でOFFになったり…最近のは除湿するだけじゃなくて多機能になってるんだね。
衣類乾燥除湿器の種類
衣類除湿乾燥機は大きく分けて3つの種類があります。
●コンプレッサー式
コンプレッサーを使用し、湿った空気を冷やして水滴にして除去する方法。消費電力が少ないのもポイント。空気を冷やす関係上、特に夏場に強いですが冬場は除湿能力が落ちてしまう、というデメリットも。
<商品例>
●デシカント式
フィルターに水分を吸着させ、ヒーターで暖めてから熱交換器で冷やし、水滴に変えます。部屋の温度が上がるので冬場に強いタイプです。ヒーターや熱交換器を使う分、電気代が高くなってしまうというのもネックです。
<商品例>
●ハイブリッド式
コンプレッサー式とデシカント式両方の機能が付いたタイプ。夏はコンプレッサー式、冬はデシカント式、と使い分けられるので1年中効率よく除湿ができます。その分本体価格が高く、サイズも大きくなってしまうのがデメリットです。
<商品例>
使いたい季節や使い方によってピッタリな衣類除湿乾燥機を選んでみてください。
除湿って言っても、冷やして水分を取るのか、暖めて水分を取るのかで違うんだね。ハイブリッドはその分高くなる…ふむふむ。
衣類除湿乾燥機のメリットとデメリット
衣類除湿乾燥機のメリットとデメリットを見ていきましょう!
メリット
- 室内干しが早く乾く
- 生乾き臭が発生しにくい
- 季節や天気、時間を気にせずに洗濯ができる
- 紫外線や排気ガスなどの影響を受けない
など。
衣類除湿乾燥機の最大のメリットは部屋干しの乾燥時間が短くなる、というところですよね。
こちらのハイブリッド式の場合、2kgの洗濯物が58分で乾くとのこと。洗濯物はだいたい7~10kgほどあるので実際にどのくらいの時間がかかるのかは不明ですね。
実際に使っている人の口コミを見てみましょう。
乾く!と絶賛されている方が多いですね。
ただし乾燥機ほど短時間で乾くという訳ではなく、風通しの良い陰干しに近い、というのが一番近い表現だと思います。
幹太(乾太)くんとは、ガス式の衣類乾燥機のこと。乾太くんとの比較はこちら。
デメリット
- 電気代がかかる
- 音がうるさい
- 本体価格が高い(特にハイブリッド式)
- 高性能な分、一般的な除湿器に比べて故障のリスクが高い
など。
悪い口コミを見てみると以下の通り。
やはり電気代はかかってしまいますね。
衣類除湿乾燥機を使っても乾かない、という口コミはほとんど見かけませんでしたが、使う機種や乾かし方によってはなかなか乾かないということもあるようです。
他には、機種によっても差がありますが音がうるさいと感じている人も。
寝る時の寝室では使用しない方が良いですね。音に敏感な方は音が静かな機種を選んだ方が良さそうです。
この方はほぼ毎日使って5年で故障したとのこと。家電の寿命としては少し短い感じはしますね。洗面所の除湿と洗濯乾燥を同時に行うというのはいいアイデアだと思います。
電気代は当然としても音は気になるね。夜干すことが多いなら使う場所や使い方をちょっと考える必要があるね。
まとめ
衣類除湿乾燥機のメリット・デメリットを見てきました。衣類除湿乾燥機は室内干しの乾燥時間を短くしてくれるアイテムで、口コミの評価もよかったです。
毎日部屋干しする人や、梅雨や真冬など外干しでは乾かない時に使用したいという人にお勧めのアイテムです。量が多くて洗濯を何度もしないといけない家庭にもおすすめですね。
単純に洗濯にかかる時間を短縮したいという方は衣類除湿乾燥機よりもドラム式の乾燥機能やガス乾燥機などを検討した方がいいかと思います。それぞれの比較もしているのでこちらの記事も参考にどうぞ。