お風呂場が寒い!浴室暖房の代わりになる商品とアイデアまとめ
断熱がしっかりした家でないと、冬のお風呂はどうしても入る時に寒いと感じやすいですよね。お風呂入れたばっかりだと寒くて震えながら風呂場に入るなんてことも。
浴室暖房があれば浴室内を暖めることができますが、後付けするのもなかなか難しいところ・・・。
今回は浴室暖房の代わりになるような商品と、お風呂を暖めるアイデアをご紹介していきます。
浴室暖房の代わりになる商品はある?
お風呂が寒い時、浴室暖房があれば手っ取り早く暖めることができますが、普通はないですよね。後付するとなるとかなり大掛かりにもなってしまうし・・・。
そういう場合は浴室内で使えるヒーターという手があります!
こちらは浴室内で使えるヒーター。壁に取り付けたり、ランドリーパイプに吊り下げて使用することができます。使用中に水やお湯がかかってもOKな防水仕様です。
電源コードが6mあり、洗面所から電源を取って使います。浴室のドアは少し開いてしまうのがデメリットですね。入浴前だけ使用して、入る時には消すのが良いかもしれません。
ただ実際に使用している方の口コミを見ると、コードの隙間はあまり気にならないようですよ。
電源コードが通る隙間が開くと寒いと思ってずっと迷っていましたが、使ってみると我が家での隙間は僅かに抑えられて、入って来る冷気も我慢できる程度です。
参照元:楽天市場みんなのレビュー
こちらも防水仕様で、浴室内でも使えるヒーター。吊り下げ式なのでランドリーパイプなどに下げて使用できます。
電源コードは3mなので、洗面所までは届くと思いますが、コンセントに届かない場合はさらに延長コードを使用する必要がありますね。
延長コードは防水タイプが安心です。
お風呂場で使えるヒーターは、それほど多くありませんでした。電源は外から取らなくてはいけないので、ドアを開けて使用しなくてはいけないのがデメリットですね・・・。
ドアを閉めて使うにはやはり浴室暖房を取り付けるしかありません。後付けできる浴室暖房はこちらの記事でご紹介しています。
浴室暖房やヒーターの代わりになるアイデア
お風呂場が寒い場合、ちょっとした工夫で寒さを軽減させることができます。
暖房やヒーターのようにすぐに暖まるわけではないですが、お風呂の入り方だけで暖かくなるのなら試してみたいと思いませんか?アイデアをご紹介していきますね。
換気扇をオフにする
お風呂の換気扇はつけっぱなし、という人も多いと思います。ですが入浴中または入浴の直前までつけていると余計にお風呂が寒くなってしまいます。
数分前に消しておくだけでも違うので、お風呂に入る準備をする前にまずは換気扇のスイッチをオフにしましょう。
シャワーを活用する
お風呂が寒い時はシャワーを活用するのが簡単でおすすめです。洋服を脱ぐ前にまず、シャワーを使ってお風呂場を暖めてみてください。
シャワーでお風呂の壁を暖める
お風呂が寒い原因は様々ありますが、お風呂場の壁が冷たくなっている、ということも多いです。お風呂に入る前にまずシャワーを出し、1~2分ほど壁にシャワーを当てて暖めましょう。
入る数分前にシャワーを出しておく
壁を暖めたらそのままにするのではなく、シャワーを出しっぱなしにして浴室を出ましょう。高い位置からシャワーを出すと蒸気が充満して暖かくなりますよ!
さらに浴槽の蓋を開けておくと、蒸気でお風呂場が暖まります。
ここまで準備したら洋服を一度脱衣所に戻り、服を脱いで入浴しましょう。
シャワーを余計に使ったり、蓋を開けておくことで湯船の温度が冷め、追い炊きすることで多少水道代やガス代には反映されます。
といっても浴室暖房は電気代がかかるし、リフォーム費用も高額。そう考えればシャワーの方法はかなり手軽で安上がりなのでおすすめです。
窓の対策をする
お風呂場に窓がある場合、窓から冷気が入ってきて寒いというケースも。
隙間テープを貼る
窓から隙間風が入る場合はサッシにテープを貼るだけでも寒さを緩和できます。隙間テープは100均でも購入できますので、まずは試してみるのもアリですね。
隙間テープについて詳しくはこちら。
断熱シートを貼る
隙間風がなくても窓が冷気で寒いという場合は、断熱シートを貼ると寒さが軽減できます。
こちらは目隠しにもなる窓用の断熱シート。モザイクガラスのようなデザインがおしゃれですね。
断熱シートは厚みがあればあるほど効果が高いですが、プチプチタイプの断熱シートはお風呂では使用不可のことが多いです。(お風呂使用不可と書いていなくても、水に濡れるとNGの場合などがあります)
カーテンをつける
厚みのある断熱シートは風呂場では使えないことが多いので、断熱シート+カーテンを併用すると効果的です。
こちらは好きな長さにカットできるシャワーカーテン。
こちらはプチプチタイプのカーテンです。
カーテンレールがない場合はカーテンポールを取り付けましょう。
お風呂の記事ではないですが、窓の寒さ対策にはこちらの記事もどうぞ。
床の対策をする
タイルなどで床がひんやりする場合は、お風呂の床の上にマットやすのこなどを敷くだけでも寒さが軽減できます。
ただし、敷きっぱなしにしているとカビなどの原因になってしまうので、入浴後は立てかけておきましょう。
お風呂の床が冷たい時の対策はこちらの記事もどうぞ。
お風呂が寒い時の対策についてはこちらの記事もどうぞ。
お風呂が寒いと危険!
https://pixta.jp/photo/44193549
お風呂が寒くても仕方ない、とあきらめている人もいるかもしれませんが、寒すぎるお風呂は不快なだけでなく、危険を伴います。
室内とお風呂の温度差が大きすぎるとヒートショック(参考)を起こしてしまう危険があります。ヒートショックというのは急激な気温の変化で血圧が一気に上がったり下がったりすることで心臓や血管の疾患が起こることです。
特に高齢者や持病がある方はヒートショックのリスクが高いので注意しなくてはいけません。そのためにも室内とお風呂の温度差をなくす対策をしましょう。
まとめ
浴室暖房の代わりになる商品やアイデアを見てきました。
お風呂で使えるヒーターはありますが、種類はあまり多くないです。電源は浴室の外から取らなくてはいけないのであまり使い勝手は良くなさそうですね。
シャワーなどちょっとした対策をするだけでもお風呂場の寒さは軽減できます。まずはすぐにできる方法から試してみてはいかがでしょうか。
やっぱり浴室暖房がほしいなという方は後付けもできますよ。
あまりにも寒すぎたり、他にも改善したい箇所があるのならお風呂場のリフォームを検討してみることをおすすめします。