ウォシュレットを後付けしたい!工事不要で取り付けられるタイプはある?
自宅にウォシュレットがないけれど、やっぱりほしい!と思ったあなた。
ウォシュレットは後付けもできますが、取り付けとなると工事が必要な場合もあります。トイレ内に電源がないと電気工事が必要になるため、大掛かりだからと躊躇していませんか?
でも工事不要で後付けできるウォシュレットもあるんです。今回は工事不要のウォシュレットについて見ていきましょう。
後付けしやすい工事不要のウォシュレットとは?
ウォシュレットに代表される温水洗浄便座を後付けする場合、基本的には取り付け工事が必要です。と言ってもそれほど難しくはないので取り付け自体は自分ででも可能。
ですが、ウォシュレットを使うには基本的に電源が必要になります。トイレ内にコンセントがない場合、電気工事も行わなくてはいけません。電気工事は資格がないと行うことができないので、この場合DIYは不可です。
ウォシュレットがほしいけれど、工事はちょっと面倒だなという場合、電源不要のシャワー付き便座を使うという手があります。
工事不要なので賃貸でも設置しやすいウォシュレットですよ。賃貸でウォシュレットを後付けしたい場合についてはこちらもどうぞ。
工事不要・電源不要のウォシュレットの特徴
電源不要のウォシュレットは、水圧のみで洗浄します。電源の代わりに電池を使用する訳ではなく、レバーなどで操作するという仕組み。
日本ではあまり普及していないのですが、東南アジアなどでは普及しつつあるそうです。
水道にさえつないでいれば使用OK。ですが電源を使っていないので温水は出ません。温水洗浄便座ではなく『シャワー便座』ということになります。また便座を暖める機能などもなく、シンプルな構造になっています。
TOTOのウォシュレットでも電源不要の商品があるのですが、東南アジア向け商品で日本で販売していません。
他社の商品なら購入可能です。
「温水対応」となっていますが、近くに温水の出る水道管がなければ冷水のみになります。
メリット
- 工事不要で設置できる
- コンセントがなくても設置できる
- 電気代がかからない
- 本体価格が安い
- 故障しにくい
電源不要のウォシュレットのメリットは、一言でいうと「手軽さ」ですね。費用も安く、工事も不要なので賃貸でも取り付けやすいというのがメリットです。
また、構造がシンプルな分壊れにくいというのもメリットになるでしょう。
デメリット
- 温水は出ない
- 便座は暖かくならない
- 乾燥や脱臭などの付加機能もない
対してデメリットは、シンプルすぎるということでしょう。あくまでシャワー付き便座であり、他の機能はありません。また、温水ではなく水道水そのままなので冬場はちょっときついかもしれません。
一般的なウォシュレットに慣れている人にとってはちょっと快適さに欠けるでしょうね。
日本よりも暖かい東南アジアなら1年中、温水が出なくても困らなそう。ですから東南アジアで普及しているというのが納得でした。
お湯が出ないのは冬場かなり辛そうだけど、ないよりはいいかな。ここは慣れるしかないね。
電源不要のウォシュレットの口コミは?
電源不要のウォシュレットを実際に使っている人の口コミを見ていきましょう。
便利に使っている人も多いですね。
この方はユニットバスに取り付けていますね。
ですが、やっぱり冷水はキツイ、という声も。
水が冷たいという意見はあるものの、満足されている方が多いですね。冷たさは使っているうちに慣れるかもしれません。
取り付けに関する意見もご紹介しましょう。
賃貸物件のユニットバスなので、水圧式で電源不要なのが決め手です。取り付け用のボルトが短かったので、ショップに問い合わせをしたらすぐに、メーカーから取り寄せた万能パーツを送ってくれました。家の形状が特殊なのか、少し工夫が必要でしたが無事に取り付けることが出来ました。思ってたより便座が小さく細めですが、問題ありません。
参照元:楽天市場みんなのレビュー
商品によって取り付け方に多少の違いはあると思いますが、取り付けに苦戦される人もいるようです。
購入設置して使ってみると 洗浄位置が便座に対して2~3センチ前方に固定して位置しているため大変使いにくい。 洗浄ノズルの噴射角度が前方に飛んでいる(もっと上向きに噴射させるべき) 洗浄ノズルが前に出過ぎ。 この種の製品は同じ中国メーカの製品で3種類ほど作られているようだが型式分類が明確で内容で 複数の輸入代理店も複数の販売店(このHP含む)でも理解してないようです。(問い合わせしたがまった理解していなく無駄だった) 複数の通販サイトも確認すると1種類の形状の品が最も多く販売されていて日本の便器に合っているのかも それは洗浄便座の左右形状が奥側に向かって閉校直線で奥が角ばってる物。
参照元:楽天市場みんなのレビュー
もともと海外向けに製造されたものなので使いづらいという意見もありました。採寸しても実際に来てみたら思ったよりも使いづらいという声も。
多少座り心地が悪くなっても仕方ない、という気持ちで購入した方が良いかもしれません。
座り心地を重視したいなら携帯用ウォシュレットという手も!
ウォシュレットも使いたいけれど、座り心地も重視したいなら、携帯用ウォシュレットという手もあります。
携帯用ウォシュレットは電池で動くコンパクトなウォシュレット。
こちらが本家TOTOの携帯用ウォシュレットですね。
他メーカーからも多数販売されています。
こちらは手動式です。
こちらはペットボトルに取り付けて使用できるタイプ。
こちらはタンクの中に本体が収納できるコンパクトタイプ。
自宅に設置できない場合以外にも旅行用、災害用に常備しているという人もいますよ。
旅行用、災害用って考えはいいね。結構コンパクトになるし、一つ持っておくのはありかも。
まとめ
工事不要でウォシュレットがほしいなら、電源不要タイプがおすすめ。本家のウォシュレットの電源不要タイプは日本で販売されていませんが、他のメーカーから多数販売されています。
電源不要のウォシュレットは簡単で便利!という声が多いですが、「水が冷たい」「座り心地が悪い」という声も。座り心地を重視したいのなら携帯用ウォシュレットも考えてみてはいかがでしょうか。