ウォシュレットを後付けしたい!賃貸の場合はどうする?
ウォシュレットなどの温水洗浄便座のない賃貸物件に住んでみて、やっぱりウォシュレットがほしい!と思う人もいるでしょう。
内覧の時点で他は気に入ったけれどウォシュレットがないのがネック、というケースもあるかもしれませんね。
賃貸にウォシュレットを後付けすることはできるのでしょうか?
賃貸でウォシュレットは後付けできる?
入居した賃貸物件に、ウォシュレットをはじめとする「温水洗浄便座」が付いていないこともありますよね。ついている場合は設備欄に「温水洗浄便座付き」と記載されていることが多いので、必ずほしい場合はチェックしてから物件を決めましょう。
とはいえ、住んでからやっぱり欲しい!って思うこともあると思います。じつはもともとウォシュレットが付いていない物件でも、「自己負担なら取り付けOK」という場合が多いんです!
といっても勝手に取り付けるのはNG。必ず管理会社か大家さんに相談をしましょう。
賃貸だからって諦める必要はないんだね!
賃貸でウォシュレットを後付けする場合の手順
賃貸でウォシュレットを後付けしたい場合、以下の手順で進めましょう。
- ウォシュレットが設置可能な環境か確認する
- 使用しているトイレに合う機種を選ぶ
- 管理会社または大家さんに確認する
- 許可が出た場合、業者に依頼もしくは自分で取り付ける
最初に管理会社または大家さんに確認してもよいのですが、具体的なことが分からないと許可が出せないこともあります。自分で調べて「このウォシュレットを取り付けたい」と話した方がスムーズですよ。また、後々のトラブルにもなりにくいです。
1.ウォシュレットが設置可能な環境か確認する
ウォシュレットを取り付けたくても、トイレの環境によっては取り付けられないこともあります。
まずは取り付けられる環境なのかどうかをチェックしましょう。
- トイレが独立している(お風呂と一緒ではない)
- コンセントとアースがある
- ウォシュレットを設置するスペースがある(ドアの開閉もできるかどうか)
こちらの3点をクリアしていればウォシュレットは取り付け可能なことが多いです。
お風呂や洗面所と一緒の3点ユニットバスの場合、絶対に取り付け不可という訳ではないですが、取り付けのハードルが高くなります。3点ユニットバスは直接水が掛かったり、湿度の高い環境におかれるため湿気に強い機種を選びましょう。
こちらはユニットバスでも使える温水洗浄便座です。
また、コンセントがない場合は電源を使わないタイプを選べば設置できることもあります。
電源不要のウォシュレットについてはこちら。
2.使用しているトイレに合う機種を選ぶ
続いて設置するウォシュレットを選びましょう。
まずはサイズを確認。便器のサイズは「レギュラー」と一回り大きい「エロンゲート」というタイプがあります。どちらも兼用のウォシュレットが多いですが、場合によってははみ出してしまうこともあるのでサイズを測っておくといいですね。(サイズの測り方はこちら)
その他、必要な機能など好きなものを選びましょう。賃貸の場合は穴開け不要で設置できるタイプが安心ですね。
リモコンと便座が一体になったタイプも。
ウォシュレットというのはTOTOの温水洗浄便座の商品名です。他メーカーからも類似商品が発売されています。例えば便器はLIXILでもTOTOのウォシュレットを取り付けるなど便器と異なるメーカーの温水洗浄便座を設置することも可能ですよ。
リモコン部分が別になってたら、壁に穴開けたりしないとダメだもんね。リモコン部分一体型で探すのがいいってことだね。
3.管理会社または大家さんに確認する
自宅のトイレにウォシュレットが設置できそうで、設置したい機種が決まったら管理会社または大家さんに相談しましょう。
壁に穴を空けなくてはいけない場合、その旨を伝えて許可をもらってくださいね。NGの場合は壁に穴を空けなくても設置できる機種を探し直してみましょう。
設置の許可が下りない場合は代替品を検討しましょう。詳しくは次の章で。
元の便座はどうすればいい?
元の便座は大家さんの持ち物になるので大切に保管しましょう。
退去時にウォシュレットをそのまま残す場合、前の便座は不要になります。とはいえ勝手に捨ててしまうとトラブルの元になるので、大家さんに確認してから処分する、もしくは大家さんに返却するのが良いと思います。
4.業者に依頼もしくは自分で取り付ける
大家さんの許可が取れたらあとは設置をするだけです。
設置をする場合は
- 業者に依頼する
- 自分で設置する
の2通り。自分で設置する方法は動画などでも紹介されています。
製品にもよりますが、だいたい
- 既存の便座を取り外す
- ウォシュレットのベースプレートを取り付ける
- 止水栓を止める
- 分岐金具を取付け、トイレタンクとウォシュレットにつなぐ
- ウォシュレット本体を取り付ける
- (リモコンがある場合)リモコンを取り付ける
- プラグとアースを差す
- 動作確認をする
という流れになります。それほど難しくはありませんが、心配な場合は業者に依頼した方が安心ですね。
DIYで設置している人も結構多いですよ。
退去時もまた交換しなくてはいけません。
このぐらいなら業者に頼むより自分で頑張ってみた方が良さそうだね。
まとめ
賃貸にウォシュレットをはじめとるる温水洗浄便座が付いていない場合、大家さんや管理会社に確認を取り、後付けできるケースが多いです。
まずは設置可能なトイレなのかを確認。設置したい機種を選んで大家さんに確認しましょう。
トイレ内に電源がない場合や、大家さんに反対されてしまった場合は工事不要で設置できるタイプのウォシュレットを使うという手もありますよ。
詳しくはこちら。