衣類乾燥袋の大きめサイズはどう?電気代などはどうなる?
衣類を素早く乾かすのに便利な衣類乾燥袋。少量の洗濯物を乾かすアイテムというイメージがあるかもしれませんが、中には大容量サイズも。
大きめサイズの場合、乾き方や電気代にどう影響があるのでしょうか?
衣類乾燥袋の大きめサイズはどのくらい?
布団乾燥機とつないで衣類を乾かす衣類乾燥袋。一般的なサイズはメーカーによって多少違いがありますが、洗濯ハンガー1つ分ほど。
商品にもよりますが周囲の長さが210cmの洗濯ハンガーまで使えるタイプが多いです。例えばこちらの商品で周囲の長さは190cmほど。
たいていの洗濯ハンガーなら入りそうですが、ワイドサイズなどは入らない場合もあるのであらかじめ確認しておきましょう。
洗濯ハンガー1つ分ですと、洗濯物が多い場合一気に干せませんよね。また、無理やり衣類を詰め込んでしまうと生乾きの原因になってしまいます。
もっと多くの衣類を乾かしたいのなら、大きめサイズを選びましょう。
こちらはワイドサイズ。周囲の長さが210cm以下の洗濯ハンガーなら2台並べて干すことが可能です!
ズボンやタオルなどの長い衣類を乾かすにはロングサイズもありますよ。
大きいタイプなら家族みんなの洗濯物が乾かせるね!
大きめの衣類乾燥袋の使い方は?
衣類乾燥袋の使い方は基本的に以下の通り。
- 適用サイズの洗濯ハンガーに洗濯物を干す
- 洗濯ハンガーに衣類乾燥袋をかぶせる
- 布団乾燥機につなぐ
- 布団乾燥機を動かす
袋のサイズが大きめでも使い方に変わりはありません。メーカーによって低温設定が推奨されていたり、高温が推奨されていたりしますが、どちらでも乾燥は可能。早く乾かしたいのであれば高温。衣類のダメージガ気になるなら低温が良いでしょう。洗濯物の量ではなくお好みで設定してください。
電気代の違いは?
アイリスオーヤマによると衣類乾燥袋を使った乾燥時間は
- 給食の白衣:10分
- ワイシャツ:30分
- 1人分の衣類:120分(参照)
です。
一般的な布団乾燥機の消費電力は450W~700Wほど(参照)。
1時間使用した場合:13.95円~23.25円
2時間使用した場合:27.9円~46.5円
4時間使用した場合:55.8円~93円
となります。洗濯物の量が倍になったからといって乾燥時間が倍になるとは限りませんが、倍の時間使用したとしても1回100円以下で済むと考えてよいでしょう。
大量の洗濯物を乾かすならこんなアイテムもおすすめ
大きめサイズの衣類乾燥袋を使用した場合、単純に洗濯物の量が増え、乾燥時間が長くなる分電気代は上がります。といっても1回100円程度なのでそれほど気にならないのではないでしょうか。
ただし、衣類乾燥袋にはこんな意見も。
布団乾燥機流用のものではなく専用のもの(衣装ケースのてっぺんに巨大ドライヤーがついたようなもの)でしたが独身時代に使っていました。
安いしシワになりにくいし設置しやすいし乾いた後もそのまま使えるし、それなりに重宝しました。
時間は掛かりますが、しっかり乾くまでやれば臭くなったりはしませんでした。注意点
・少量(服と服の間を十分に空気が通る程度)じゃないと乾きムラが起きる。
・湿気が設置した部屋中に溢れ出す。マメに洗濯する独身者か、緊急用(コレだけは明朝までに!とか)ならいいと思います。
参照元:発言小町
乾きムラは干し方で工夫ができるとしても、湿気が部屋に充満してしまうというのは困ります。
うーん…。室内に湿気が出てくるのは良くないね。普段使いっていうより、あくまで緊急用って考えた方が良さそう。
大きめサイズも販売しているとはいえ、大量の洗濯物を定期的に干すのであれば他のアイテムも検討してみてはいかがでしょうか。
衣類を乾燥させるアイテムとしては
- 乾燥機能付き洗濯機(ドラム式など)
- ガス乾燥機(乾太くん)
- 衣類乾燥除湿機
- サーキュレーター
などが挙げられます。それぞれメリット、デメリットがあり、向いている向いていないがありますが、衣類乾燥袋に近い形で乾燥できるのは衣類乾燥除湿機です。
同じように洗濯ハンガーに衣類を干し、下から除湿機をあてることで乾燥させます。除湿機なので、衣類乾燥袋のように湿気が充満する心配がありませんよ。
すでに布団乾燥機をお持ちなら季節や用途によって使い分けても良さそうですね。
衣類除湿乾燥機についてはこちら。
ドラム式や乾太くんとも比較したい方はこちら。
普段から部屋干しするなら衣類乾燥除湿機、緊急用に布団乾燥袋っていうのがかしこい使い方だね。
まとめ
衣類乾燥袋には大きめタイプもあります。大きめタイプでも電気代は1回100円以下で済むことが多いのでリーズナブルに洗濯物を乾かすことができます。ですが部屋の中に湿気が充満する、という問題もあり、毎日大量の洗濯物を乾かすにはあまりおすすめしません。
ですが洗濯物は空気の通り道があった方が良く乾きます。大きめの衣類乾燥袋を使って、衣類に隙間ができるように干せば乾燥時間が短くて済みそうですね。