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雨戸は定期的な掃除で使いやすく!掃除の仕方や戸袋の外し方は?

久しぶりに雨戸を使おうとしたら、思った以上に汚れていた。ということはありませんか?定期的に掃除をしている人は少ないかもしれませんが、あまり放置すると雨戸が引き出しにくくなるなど使いにくくなってしまうことも。

ほこりやサビを取り除いてメンテナンスをしましょう!戸袋の外し方から掃除の手順までご紹介していきますね。

戸袋の外し方はどうやるの?

雨戸を掃除しようと思っても、まず戸袋の外し方が分からなくて挫折してしまうという人も多いかもしれません。戸袋を外すというと大掛かりな作業に思えるかもしれませんが、意外と簡単です。そして、取り外した方が掃除が楽になりますよ。

戸袋と雨戸の外し方

戸袋を外す手順は以下の通りです。

  1. 戸袋の上下についているネジを取り外す
  2. 戸袋を外す
  3. 雨戸をスライドして外す

ネジを取り外せば意外と簡単には外すことができるんですよ。

戸袋の外し方を紹介している動画もあるので参考にしてみてください。

この手順で外れない場合や、2階以上で外すのが困難な場合は外さずに掃除をしましょう。次の章で雨戸を外す掃除方法と外さない掃除方法の2種類をご紹介していきます。

雨戸掃除の手順は?

では、続いて雨戸の掃除の手順を見ていきます。

ここではステンレス製やアルミ製の網戸について見ていきますので、木製の網戸の場合はこちらをどうぞ。

木製の雨戸を修理したい!滑りが悪い時、レール交換はDIYで出来る? 木製の雨戸は、金属製の雨戸とはまた違う問題点が出てくることがあります。木が痩せてしまったり、腐ってしまったりするなどで困っている...

戸袋と雨戸を外す掃除方法

まずは戸袋と雨戸を外してから掃除する方法です。どうしても外れない、2階以上で外すことができない場合以外は外して掃除する方法をおすすめします。

用意するもの:

バケツもしくはホース、スポンジ、住居用もしくは食器用洗剤、サンドペーパー(紙やすり)、歯ブラシ、雑巾もしくはいらない布

  1. 戸袋と雨戸を外し、立てかける
  2. 戸袋と雨戸に水をかける
  3. スポンジで汚れを落とす
  4. 汚れが落ちない場所に洗剤をかける
  5. 水ですすいで乾いた雑巾か布でふき取る
  6. サビがある場合はサンドペーパーでこする
  7. サッシとレールに水をかける
  8. 歯ブラシなどを使ってほこりをかきだす
  9. 乾いた雑巾か布でふき取る

戸袋と雨戸を外さない掃除方法

戸袋と雨戸が外れない場合は無理に外すと危険ですので外さずに掃除をしましょう。

用意するもの:

バケツ、スプレーボトル、窓用ブラシ、住居用もしくは食器用洗剤、サンドペーパー(紙やすり)、歯ブラシ、雑巾もしくはいらない布、脚立(届かない場合)

<外側の掃除方法>

  1. 戸袋から雨戸を出して閉めておく
  2. 窓用ブラシを水で濡らして戸袋と雨戸をこする
  3. 汚れが落ちにくい場合は水に洗剤を入れてこする
  4. ホースなどで水をかけるかたっぷり水を含んだブラシでこすってすすぐ
  5. 乾いた雑巾か布などで拭く
  6. サビがあればサンドペーパーでこする(届く場合のみ)

窓用ブラシとは下記のような商品です。柄が伸びるので高い所にも届きますし、1本あると便利ですよ!もちろん、雨戸だけでなく窓や網戸にも使えます。

<内側の掃除方法>

  1. スプレーボトルに水を入れて雨戸全体にかける
  2. ブラシでこする
  3. 汚れが落ちにくい場合は洗剤を使う
  4. スプレーボトルの水を吹きかけてすすぐ
  5. 乾いた雑巾か布などで拭く
  6. サッシに水をかける
  7. 歯ブラシなどでこする(汚れが落ちにくい場合は洗剤も使用)
  8. 水を吹きかけてすすぎ、乾いたぞうきんか布でふき取る

外さない場合は内側からと外側から掃除をしなくてはいけないので少し手間がかかりますね。ですが、手順はほとんど変わりませんよ。

自力での掃除が難しい場合はハウスクリーニングに依頼

どうしても外側が届かない、戸袋が外せなくて中の汚れが気になるという場合は、ハウスクリーニングを依頼するという方法もあります。

雨戸だけでなくガラスやサッシの掃除も含めて1㎡あたり2,500円程度で掃除してもらうことができますよ。年に1度もしくは数年に1度でも依頼すれば雨戸をきれいに保つことができるのではないでしょうか。

全国展開しているハウスクリーニング業者はこちらです。お近くに店舗がないかチェックしてみてください。

おそうじ本舗 | 店舗一覧
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おそうじ隊501 | 店舗一覧 

雨戸と戸袋の掃除の頻度は?

雨戸の掃除はどの位の頻度で行えばいいのでしょうか。今ご紹介したような大掛かりな掃除は年に1~2回ほどでOKです。

年末の大掃除の時、台風の季節が終わったら、など自分で時期を決めておくといいですよ。また、日々の掃除のときにサッと拭き掃除をしておくとメンテナンスが楽になります。

他には、雨戸が引き出しにくくなったと感じたら掃除をしてみるとよくなることもあります。その場合は掃除の後にレールに潤滑剤を塗ってみてください。

下記のような潤滑剤が使えますよ。

それでもよくならない時は修理や交換が必要かもしれません。修理、交換についてはこちらで詳しくご紹介しています。

雨戸や戸袋の修理にかかる費用は?交換時期の目安はどのくらい?雨戸を使おうとしたらガタガタしてなかなか引き出せない、閉めても隙間ができてしまう・・・なんてことありませんか? 梅雨や台風、雪の時...

まとめ

雨戸は年に1~2回程度掃除をすることで状態も良くなり、使いやすくなります。

戸袋と雨戸を外して掃除をした方が簡単できれいになります。ですがどうしても外れない場合は外さずに掃除することもできます。どちらも手順はそれほど難しくないので定期的に掃除をするようにしましょう。

自力での掃除が難しい場合は、ハウスクリーニング業者に依頼するという手もありますよ。

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