雨戸をシャッタータイプにリフォームしたい!費用や事例を見てみよう!
雨や風から窓を守ってくれる雨戸。台風などの多い日本ではつけておきたいものですよね。それだけでなく、防犯の効果もあると言われています。
最近は昔ながらの雨戸ではなく、シャッタータイプの雨戸を使用する人も増えています。雨戸からシャッターにリフォームしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は雨戸とシャッターの違いや、リフォームする際の価格と事例をご紹介していきます。
雨戸とシャッターの違いは?
そもそも、雨戸とシャッターの違いとは何なのでしょうか。どちらもメリット、デメリットがありますので、よく考えてからリフォームをしたいですね。
雨戸とは
1枚の板を2~3枚組み合わせて窓を守るものです。使用しない時は戸袋にしまいます。元々は木製が多かったですが、最近では金属性が主流です。
最近では戸袋不要のブラインドのようなタイプの雨戸もありますが、ここでは昔ながらの単板引き違い雨戸のメリット・デメリットを見ていきます。(ブラインドタイプはどちらかというとシャッターに特徴が似ているため)
雨戸のメリット
- シンプルな構造で費用が安い
雨戸のデメリット
- 戸袋のスペースが必要
- 開閉の手間がかかる
- 閉めると真っ暗になってしまう
- 掃除が大変(雨戸の掃除方法はこちら)
シャッターとは
雨戸は窓横の戸袋に収納するのに対して、シャッターは上部のシャッターケースにたたんで収納します。最近では、シャッターを閉めた状態で光や風を取り入れることのできるものも増えていますよ。
シャッターには手動のものと電動のものがあり、電動の方が高額です。
シャッターのメリット
- 使用しない時はスッキリ収納できる
- 省スペースで設置できる(戸袋のスペースがなくてもOK)
- 開閉が楽(特に電動)
- 光や風を取り入れられるものもある
シャッターのデメリット
- 雨戸よりも費用が高い傾向
- 電動の場合、停電時に使用できなくなる(停電時でも使えるものもあります)
結局、雨戸とシャッターどっちがいいの?
雨戸とシャッターのメリット、デメリットを見比べてみました。雨や風から窓を守る、防犯という基本的な効果はどちらも同じです。
それ以外で比べると、価格で選ぶなら雨戸。機能で選ぶのならシャッター、といったところでしょうか。
台風や強風の時に窓を守るためにだけ使いたいのであれば雨戸で十分だと思います。日常的に使用するのであれば機能性の高いシャッターの方がおすすめです。また、シャッターは省スペースで設置できるので元々雨戸のついていなかった窓にも設置できるというのがいいですね。
リフォームでシャッターを取り付けた事例と費用をご紹介!
シャッターは雨戸に比べて高額、ということですがどのくらい価格の差があるのでしょうか?シャッターを取り付ける際の費用と実際に取り付けた事例を見ていきます。
シャッターを取り付ける費用の相場
シャッターを取り付ける費用は、メーカーや取り付け業者によっても異なりますが、だいたい以下の通りです。
手動シャッター | 8万円~15万円 |
電動シャッター | 12万円~30万円 |
参照:リフォマ
ちなみに、雨戸の場合は2万円から6万円(参照)なので、やはりシャッターの方が高額になりますね。
家全部の窓を電動シャッターにしては出費が大きくなりますので、よく使う窓やお子様、高齢者が開閉する窓は電動、それ以外は手動シャッターや雨戸にするのがよいと思います。
リフォームでシャッターを取り付けた事例
最後に、リフォームでシャッターを取り付けた事例をご紹介していきますので参考にしてみてください。
雨戸からシャッターにリフォームした事例
まずは雨戸からシャッターにリフォームした事例をご紹介します。
費用:10万円
新規でシャッターを取り付けた事例
シャッターは元々雨戸のない窓にも取り付けることが可能です。新規でシャッターを取り付けている人も多いですよ。
費用:15万円
費用:53万円(電動シャッター)
費用:9万8千円
まとめ
雨戸とシャッターの違い、メリット、デメリットについて見てきました。
どちらも雨や風から窓を守る、防犯効果という基本的な性能は変わりません。ですがシャッターの方が開閉が楽で外観もスッキリ。閉めたままで光や風を取り込めるものもあるなど機能性が高いです。一方雨戸はシンプルな構造である分、費用が安いです。
機能で選ぶのならシャッター。価格で選ぶのなら雨戸がおすすめです。使用頻度や使う人、使い方によっても変わってきますので色々と検討してみてください。