服の量はどのくらいが適正?ライフスタイルや収納に見合った量を考えよう!
衣替えなどをしていると、洋服の量にびっくりすること、ありませんか。ついつい増えてしまう洋服。そのせいで片付かないという人も多いと思います。そして大量にあるのにまだ足りないという気がしてしまう人もいると思います。
服の量はどのくらいが適正なのでしょうか。自分で管理しやすい服の量と収納の方法について見ていきましょう。
服の適正量はどのくらい?
洋服の適正量は、洗濯の頻度、仕事をしているかどうかなど生活スタイルによっても変わります。
絶対この数でなければいけない!という決まりはありませんが、年間通して30~100着程度だといわれています。
ちなみに、春夏秋冬の4シーズンごとに、1週間毎日違う服を着るとすると、
4(シーズン)×7(日間)×2(上下)=56着
となります。ここにアウターやおしゃれ着などを追加しても、100着あれば十分ということが分かりますよね。
- 洋服がタンスや収納に入り切っていない
- クローゼットやタンスがパンパンですぐに洋服が取り出せない
- ほしい洋服がすぐに探せない
- 全然着ていない服がある
- 洗濯が追い付かない
という方は適量ではないのかもしれません。まずは自分の手元の洋服をしっかり管理しましょう。
手持ちの洋服をしっかり管理しよう!
洋服の適正量を知るには、まず自分の洋服がどれだけあるのか把握する必要があります。
まずは手持ちの洋服を数えてみよう!
自分が何着の洋服を持っているのか把握していないという人も多いのではないかと思います。まずは自分の持っている服を数えてみましょう。
改めて出してみるとしばらく着ていない洋服や、思いがけないほつれや汚れを発見するかもしれません。この時点で「もう着ない」「いらない」と思った服は処分しましょう。
種類ごとにリストアップ
続いて、洋服を種類ごとにリストアップします。
まず季節ごとに分け、トップス、ボトムス、ワンピース、アウターとざっくり分けてみましょう。
白いシャツが5枚もある!黒い服が多い、アウターが10着もある!など自分が持っている服の特性も分かってくると思います。
最近ではクローゼットの中を管理できるアプリも出ています。着回しの提案などもしてくれるので着ない服も活用できるかも。登録するのは大変ですが、買い物時に見直すこともできて無駄な買い物もなくなりますね。
クローゼット管理アプリはこちら
自分の持つ服の適正量が知りたくて、9月から洋服の着用回数を記録している。可視化しないと私には服の管理が難しい。月に一度も着ない服を持っていることに気づいたり、ユニクロの着用頻度が多いことに気づいたりできて良いのだ。 pic.twitter.com/8EARO5tPIj
— ちゃんみ (@Chanmi_0000) January 6, 2019
この方は手元の服をイラストに描いて何回着たのかをチェックされています。結果、着ていない服を処分されていますね。
処分すべき洋服はないか
洋服をリストアップしたら、処分すべき服はないのか考えてみましょう。
- 汚れやほつれがある
- 2年以上着ていない
- サイズが合わない
- 買ったけれど一度も着ていない
といった服は処分対象になります。
洋服の断捨離の方法は色々あり、
- ときめくか、ときめかないかで判断する
- 洋服にランキングをつける
- 「着る」「捨てる」「保留」に分け、「保留」は一定期間使わなければ捨てる
- 迷ったら一度着てみて判断する
などの方法もあります。あまりピンとこない方法で断捨離しようとしてもうまくいかないと思いますので、しっくりくる基準を見つけてください。私も洋服が多く、管理に困っていたのですが、一度着てみると「この服はやはり着にくいから捨てよう」など判断がしやすかったです。
まだ使えるけどそのままだと着ないという場合は、洋服の種類にもよりますが、パジャマにしたり、リメイクして別のものにしてみるという手もあります。柄が気に入っているけど年齢的にアウトだなという服は娘の服にリメイクしました。
着ないけど捨てたくない服もある!
なかなか捨てられない服の他に、着ないけど絶対に捨てたくない!という服もある人もいると思います。
思い出の詰まった服、コンサートTシャツ、好きなキャラクターの服、文化祭のクラスTシャツなど。替えようのない思い出の詰まった服ですね。写真に撮って処分しましょうといわれることも多いですよね。明確に捨てたくない服は捨てなくてもよいのではないかと個人的には思います。
ただ、やみくもに取っておくのではなく枚数を決めたり、このボックスに入るだけなどルールを決めましょう。また、絶対に着ないのであれば着る衣類とは別に、衣類以外の思い出の品と一緒に保管した方が管理しやすいと思います。
こんな方もいますよ。
毎年「服としてのデティールや配色が気に入ってるから捨てないけど着ない」として撮ってる2点。収納場所に困り、捨てようかと出してみたが、やはり仕舞う。それなりの金額になるなら売ろうとするが、別に値段も付かないのでそうもいかない。#Cloudveil #Moonstone https://t.co/5j4MF7KYrK pic.twitter.com/my1MvLJYns
— Tomoki Otsubo (@leon036) March 21, 2022
適正量は自分で決めよう!
洋服の適正量は人によっても異なります。
いまだに洋服の適正量がわからず悩み続けている
この適正量というのは人によって違うので、自分で答えにたどり着くしかないんだよね…— サヨリ (@yocomo26) November 15, 2020
おすすめされているのは100着ですが、それよりも定数を決めることが重要です。例えば、現在200着あるのならまずは150着から、でもよいのではないでしょうか。
定数を決めたらその数を超えないよう、1着買ったら1着捨てるようにするといいですね。1着捨てると思うと無駄な買い物もなくなるでしょう。
洋服を整理しました。適正量を決めるといいです。服👕だったらブラウスなら5枚と決めて1枚買ったら1枚処分すれば物が増えずに済みます。
— なっぴー (@lzEmK275TVNbsGz) May 27, 2021
この方のようにジャンルごとに枚数を決めておくとさらに管理がしやすそうですね。
収納に合わせて洋服の量を考えてみよう
収納の観点から見ると、洋服の量はどのくらいが適正なのでしょうか。
衣類収納はクローゼットやタンスなどの容量の7~8割がベストと言われています。もちろんそれ以下でもスッキリしますので、7~8割が限界量だと考えましょう。
ハンガーポールの場合は計算で適正量を出すことができますよ。
洋服の厚みが平均で3cmとします。
ハンガーポールの長さが100cmの場合、100÷3=33。
33の8割ですと26.4ですので、26着が目安となります。
迷ったらハンガーポールの長さを図って計算してみましょう。洋服の厚みなどによっても変わってきますが1つの目安にはなりますね!
まとめ
洋服の適正量について見てきました。一般的には少ない人で30着、多い人で100着と言われています。100着を目指すことも重要ですが、まずは自分の定数を決めることが重要です。
自分で数を決めたらその数を超えないように管理していきましょう。本当に必要なものだけのクローゼットは使いやすく時短にもなりますよ。