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コンセントの位置で失敗したくない!決め方やポイントは?

ooba1809
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新築を建てたり、フルリノベーションを行った後、コンセントで後悔する人は多いです。他にも決めることがたくさんあるのでついつい後回しになってしまいますよね。

コンセントで失敗しないために、位置や数の決め方を見ていきましょう。

コンセントの位置の決め方の順番

家の間取りを決めてもすぐにコンセントの位置が決められるわけではありません。コンセントの位置を決めるには手順があります。

  1. 使用する家電をピックアップする(新居に持って行く家電、新しく購入する家電)
  2. 家のどの場所で家電を使用するのかシミュレーションする
  3. コンセントの位置や数を決める

という順番で決めると失敗しにくいです。細かく見ていきましょう。

1.使用する家電をピックアップ

まずは使用する家電をピックアップ。冷蔵庫や洗濯機、テレビなど毎日使用する家電だけでなく、扇風機や電気ストーブなどの季節家電、アイロン、ホットプレート、ミキサーなどたまにしか使用しない家電もしっかりピックアップしましょう。

最初に家電をピックアップしておくことで漏れがなくなりそうですね。今後購入したいと思っている家電も入れておくとなおいいですね。

複数の場所で使用する家電や、携帯やカメラ、ゲーム等の充電器などは見落としがちなので注意しましょう。

2.家電を使う場所をシミュレーションする

続いてピックアップした家電をどこで使うのか考えていきます。そのためには家具の位置を決めないといけませんね。

できるだけ具体的に生活をシミュレーションすることで失敗が少なくなりますよ。

3.コンセントの数や位置を決める

最後に家電の使用場所が決まったら使いやすい場所にコンセントを設置しましょう。テレビ周りやパソコン周りなどたくさんの家電を使う場所には三個口、四個口のコンセントを設置すると便利です。

また、

  • 常時使用するコンセント:家具で隠れて見えにくい場所
  • たまにしか使用しないコンセント:抜き差ししやすい場所

にすると使い勝手が良くなります。

コンセントは高さも自由に決めることができます。例えばパソコン周りなら机の上の高さ、携帯の充電用ならベッドの上の高さなどに設置すると使いやすいですよ。

コンセントは入念に計画してもまったく後悔がないというのはなかなか難しいです。失敗事例も参考にしてみてください。

コンセントで失敗したという事例はこちら。

コンセントの位置や数で後悔することは多い?失敗談を見ておこう! フルリノベーションを行う時や注文住宅を建てる時は決めることがたくさんありますよね。 細かいところまで打合せして決めていくの...

コンセントの決め方のポイント

上記の方法でコンセントの位置を決めれば大きな失敗はないでしょう。ですがより満足するためには次のことにも考慮しましょう。

少し多めに設置する

いくらシミュレーションをしてみても実際に生活をしてみると「ここにもほしかった」「新しい家電を買った」ということが出てくると思います。

今使用したい分だけのコンセントですと足りなくなる可能性が。ですから少し多めに設置しておくのが正解です。コンセントが多い方が掃除機をかける時も楽ですよ。

コンセントは新築やリフォーム時に設置した方が費用も安く済みます。

  • 新築、リフォーム時に1カ所追加する場合:3,000円ほど参考
  • 後から1カ所増設する場合:15,000円~20,000円ほど(参考

迷ったら設置しておくのが良いでしょう。

将来の生活も考える

今の生活だけでなく、将来の生活も考慮しておきましょう。

  • 子どもが大きくなったら子供部屋でパソコンを使う
  • 子ども部屋を2つに分ける
  • 電動ベッドを取り入れる

などといったこともあり得ます。ピッタリの位置に設置するのは難しいかもしれませんが多めにコンセントを設置して置けば困ることは少なくなりますね。

ブレーカーの上限に注意する

コンセントを増やしても電気容量の上限は変わりません。差込口がたくさんあるといって、いくらでも電化製品が使えるわけではないんですよね。

電気容量の上限は分電盤全体と分岐ブレーカーによって決まっています。(※契約によって変わります)

例えば、使用電力の大きい電子レンジ、炊飯器、トースターなどを使用するコンセントを、同じ分岐ブレーカーから取ってしまうとブレーカーが落ちやすくなります。

使用電力の大きい家電を使うコンセントは分岐ブレーカーを分ける、などの工夫が必要ですね。この辺りは専門知識が必要ですので、工事会社に相談してみましょう。

こちらの記事でもブレーカーやアンペア数についてお話しています。参考にしてみてください。

ブレーカーがよく落ちる!家電のアンペア数を計算してみた! 冬になると頻繁にブレーカーが落ちてしまう我が家。原因は家電の使い過ぎ、とわかっているのですが改めてどのくらいのアンペア数なのか計...

ここにつけてよかった!おすすめの位置は?

最後に、コンセントをつけるのにおすすめの場所と、実際の口コミで「つけてよかった!」という場所を見ていきます。

コンセントがあると便利な場所

普段家電を使用する場所以外でもこんな場所にコンセントがあると便利です。

  • 机の上(パソコン、携帯の充電など)
  • 飾り棚、カウンターの上(照明、雑貨など)
  • 廊下、階段の途中(掃除機)
  • ダイニングテーブルの近く(ホットプレート、電気鍋など)
  • ソファやくつろぎスペースの近く(携帯やゲーム機、タブレットなどの充電)
  • クローゼットや押入れの中(掃除機等の充電など)

充電する場所は見落としがちかもしれませんね。ここで充電したい、充電しながら~~したいという場所にはコンセントを設置しておくとよさそうです。

「つけてよかった!」口コミを見てみよう

こちらは棚の上に付けたコンセント。よく物を置く場所にあると何かと便利ですね。

クローゼットの中は掃除機の充電に便利ですね。他にも、照明を設置したり、広いクローゼットなら中で作業をするという方もいますよ。

こちらは玄関前のコンセント。確かに、ギリギリまで充電したいものって結構あるので便利そうですね。自転車の充電器にも最適な場所です。

洗面所のコンセントも何かと使いますよね。使っていなくても邪魔にならないので、なくてこうかいすることはあってもあって後悔することは少ないですよね。

こちらは多めにつけておいてよかった!という方。コンセントを2つ並べるというのは斬新ですが便利に使えそうですね。

時々しか使わない家電は床用コンセントも便利そうですね。

こちらは廊下と階段に付けたコンセント。ライト付きはいいですね。

別の方ですがこの方もよかったと感じています。

いいな、と思ったアイデアはぜひ取り入れてみてください。

まとめ

コンセントの数や位置は、新築やリフォーム時に見落としがち。しっかり考えたつもりでも失敗した!と感じてしまう人もいます。

家の様々な場所で必要なコンセントですからまったく後悔なく取り付けるのは難しいかもしれません。それでもしっかりシミュレーションをしておくことで大きな後悔はなくなると思いますよ。

後からつけるのは大変なので迷ったら多めにつけておくことをおすすめします。

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サイト運営者・記事監修者
1987年和歌山県生まれ。web業界にいたが建築の面白さを知り、一転して建築家になろうと勉強中。Peter Zumthorの作品が好き。現在1級建築士資格取得に向けて勉強中。(R05学科◯製図✕・R06製図結果待ち)
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