宅配ボックスを後付けしたい!戸建てのおすすめは?
最近は宅配ボックスを設置するお宅が増えています。宅配ボックスがあれば不在時でも荷物を受けとれて便利ですからね。
戸建てで宅配ボックスを後付けする場合、どんなタイプが良いのでしょうか。種類や価格、おすすめを見ていきましょう。
宅配ボックスを後付けしたい!
不在時に荷物を届けてくれる宅配ボックス。新築時には設置しなかったけれど後からほしくなった、という方も多いのではないでしょうか。
宅配ボックスを後付けしたという人も増えていますよ。
宅配ボックス便利!!
後付けで置けるでかいサイズのやつにしたけどピンポンなくなってストレスフリーになった— 3️⃣2️⃣6️⃣ (@sub_low326) September 1, 2023
宅配ボックス設置したんだけどマジで神だわ…😭もっと早く置けばよかった。インターホンも鳴らされずに済むし、荷物受け取りに玄関まで出なくて良いし、再配達の連絡もしなくて済むし、配達員の人も二度手間にならなくて済むし最高。
— 天羽 翔(amabane) (@syo_amabane) January 17, 2024
よーし宅配ボックス設置完了。置き配届けを郵便局に投げつけ完了。
これで時間指定で待つことも無くなり、楽になったでござるよ。— もんごりあ (@mongoria2) January 11, 2024
宅配ボックスを後付けした人は、便利になったと喜んでいる人が多かったです。後付けする場合はどんなタイプを選べばいいのか見ていきましょう。
宅配ボックスの種類
宅配ボックスには以下の様な種類があります。
- 簡易型
- 設置型
- 据え置き型
- 壁付け型
- 貫通型(埋め込み型)
- 門柱型(一体型)
詳しく見ていきましょう。
簡易型
<参考商品>
簡易型は使用する時だけ玄関の前に出す宅配ボックス。ポリエステルやプラスチックなどでできているタイプ。折り畳みできる商品も多いです。ワイヤーなどを使い家のドアなどに固定します。
メリット:工事不要ですぐに使える。折り畳み式なので大きいサイズでも邪魔にならない。
デメリット:毎回出し入れしなくてはいけない。他のタイプに比べると防犯性が低い。
設置型
<参考商品>
こちらも工事不要で設置できるタイプ。金属でできたロッカーのようなタイプで玄関前に常設する宅配ボックスです。
アンカーでブロックやコンクリート、ワイヤーなどで柱に固定することもできます。
メリット:工事不要。大き目サイズもあり。
デメリット:玄関が狭くなってしまう。金属製の場合、サビが発生するリスクがある。
据え置き型
<参考商品>
床に固定するタイプの宅配ボックス。設置型よりもしっかり固定するタイプ、と考えるといいでしょう。構造的にも設置型よりしっかりしたタイプが多いです。
リフォームで設置することが多いですが、自分で取り付けられるタイプもあります。
メリット:転倒や盗難の心配が少ない
デメリット:工事が必要なケースが多い。一度設置したら動かすことができない。
壁付け型
<参考商品>
壁に取り付けるタイプの宅配ボックスです。工事で取り付けるのが基本です。
メリット:盗難の心配が少ない。スッキリしたデザイン。
デメリット:工事が必要。小型タイプが多く、大きな荷物は入らない。
貫通型(埋め込み型)
<参考商品>
壁に埋め込むタイプの宅配ボックス。屋外から入れた荷物を家の中で取り出すことができるタイプです。
メリット:外に出なくても荷物が受け取れる。
デメリット:大掛かりな工事が必要。断熱性が低くなる。
門柱型(一体型)
<参考商品>
インターホンやポストと一緒になったタイプ。ドアの前ではなくオープン外構に設置することが多いですね。
メリット:すっきりしたデザイン。玄関が広く使える。
デメリット:大掛かりな工事が必要。容量は小さめ。故障した場合部分的な交換が難しい。
戸建てで後付けするのにおすすめのタイプは?
戸建てに設置できる宅配ボックスは多数ありますが、後付けの場合は工事不要な置き型や、簡単な工事で設置できる据え置き型がおすすめです。
壁付け型、貫通型、門柱型などは宅配ボックスだけでなく、壁やインターホンの工事も行わなくてはいけないため、大掛かりになってしまいます。他のリフォームも同時に行う場合は良いですが、宅配ボックスだけを設置するにはちょっとハードルが上がってしまいますね。
宅配ボックスを選ぶときのポイント
宅配ボックスを選ぶときは
- 設置方法(都度設置か常設か、工事をするか、しないかなど)
- 大きさ(どのくらいのサイズまで入るか)
- 素材(壊れにくい素材か、雨に強いか)
- 施錠方法(分かりやすい施錠方法か)
- 捺印システムがあるかどうか
などを考えなくてはいけません。あまり考えずに設置するとせっかく導入しても使われないということになってしまうかも。
設置場所や利用の仕方によってどの宅配ボックスが良いのかは変わってきます。ご自宅にはどんなタイプがいいのか考えてみましょう。
宅配ボックスに印鑑は必要?
宅配ボックスには印鑑を設置するタイプもあります。基本的に宅配ボックスに入れられる荷物は印鑑やサインがなくても受け取ることが可能です。宅配業者の中でもサインレスが広まりつつあります(参考)。
ただし、捺印があることで「確かに届けた」という証拠になります。万が一、荷物が盗難などに遭った場合、捺印がないと保証を受けられないという可能性が出てきます。滅多にあることではないと思いますが、捺印ができた方がより安心、ということになりますね。
後付けにおすすめの宅配ボックス
具体的におすすめの宅配ボックスをご紹介していきますね。
COMBO-LIGHTコンボライト ミドル
- 設置方法:専用接着剤で固定(DIY可)、工事をすれば埋め込みや一体型でも使用可能
- 大きさ:W390×D473×H590 (ラージタイプ W390×D473×H790もあり)
- 素材:樹脂
- 施錠方法:捺印すると自動施錠
- 捺印システムの有無:あり
こちらはパナソニックの宅配ボックス。伝票を差し込めば捺印でき、同時に施錠もされるので安心して使うことができます。二段重ねて設置することも可能。
据え置き型が基本ですが自分で設置することもできます。別途、施工用のベースが必要です。壁に埋め込んだり、門柱と一体にすることも可能です。
据え置き型の設置方法はこちらの動画でも紹介されています。
モノは良いですね!
ただ、宅配業者の方に対する使い方の説明書(ロックの仕方、伝票への押印の仕方、等々)が
ないのでなかなk利用してくれません!
BOXの上に置き配されていることがほとんどです。笑
自分で使用方法の説明書をA4で作ってBOXのうえに貼ってます。
なので星一つ減点しました。
参照元:amazon
本体の値段は大満足です。プラ製ですがやすっぽくもなく、また金属製と違って経年劣化で錆てくることもないので気に入っています。
ただ純正の足がこれでこの値段?ってのが納得できませんが…
コンクリートに直接置く方は足有り、無し関わらず開くことが出来ると思いますが、自分みたいに砂、砂利の上に置こうと思ってる方は何かしらで底上げした方が良いと思います。なんせ、外枠の底と扉の底のクリアランスが無いため、砂利などの場合扉開けるときに引っかかります。
参照元:amazon
あずかっと庫 機械式オートロックタイプ
- 設置方法:設置ベースに重しを入れ、本体とつなげる(工事不要)
- 大きさ:W390×H660×D290mm(約W340×H500×D240mm以内の荷物が収納可能)
- 素材:電気亜鉛メッキ
- 施錠方法:捺印すると自動施錠
- 捺印システムの有無:あり
こちらは本体の下部分に石などの重しを入れて固定するタイプ。床を傷つけずに設置したい方におすすめ。ベースと本体がセットになっていてリーズナブルです。
3年使用しましたが問題なく使えています。
最初は、使い方がわからないのか入れてくれない業者もありましたが、今ではピンポンなしでこちらに入れてもらえて助かっています。
ほかの方のレビューにもありましたが、一回り大きいサイズがあるといいなと思います。
参照元:amazon
商品自体はハンコも固定できるし、土台の中に砂利を入れればアンカーにもなるので、固定するものが何もないところに置くには、とても良いものだと思います。
また激しい雨でも、扉を閉めている状態では内部に降りこまないよう、溝に沿って外部に流れるような作りになっているので、内部はきれいに保たれ、とても安心です。
参照元:amazon
軒下とはいえ、西日と雨風に晒される場所で心配もありましたが、砂埃が多少内部に入るぐらいで本体の変色や浸水、腐食、変形などもなく付いてきたシールも剥がれずに残っています。これを購入して良かったです。
(別メーカーの防犯ワイヤーの方が錆びて使い物にならなくなりました)
不満といえば少し大きめの商品は入らないので、もう少し大きめのやつが出てくれたら嬉しいですね。
参照元:amazon
こちらの商品は、「もっと大きいサイズがほしい」という声はありましたがそれ以外の悪い口コミは特にありませんでした。
リシムマルチポスト&大容量宅配ボックス2段
- 設置方法:アンカーで固定(工事不要)
- 大きさ:W480×H1140×D290mm (1段目W340×H35×D260mmまで、2段目、3段目:W360×H370×D240mmまで 30kgまで)
- 素材:溶融亜鉛メッキ鋼板
- 施錠方法:ロックボタンを押す
- 捺印システムの有無:なし(印鑑ボックスあり)
こちらは一番上はポスト、その下に二段の宅配ボックスが付いたタイプ。スリムタイプの他、ワイドタイプなどもありますよ。
置き型タイプでアンカーで固定が可能。自動捺印機能はありませんが印鑑ボックスが付いています。(印鑑はワイヤーなどで固定しておくと安心です)
色等写真通りでかわいいですし、やはり宅配ボックスは便利!2箇所あると配達が重なってしまったときも安心です。
説明シールと角用緩衝材(?)も付いていてありがたかったです。設置前は全然気にしていませんでしたが確かに必要なものだったので…
穴を開ける勇気がなかったのと結構重たくて掴みどころもないので大丈夫だろうということで、アンカー止めはせずに玄関の角に寄せて置いていますがおそらくこのままで大丈夫ではないかなと思っています。
今のところなんの不満もなく玄関先で見るとついにこにこしてしまうような、良い商品が購入出来ました。
参照元:楽天市場
オススメ☆長い期間、他商品とも比較しながら悩みに悩んだ結果、こちらの宅配ボックスにして大正解でした。届いてから一週間程度経って使用した感想は見た目もサイズも使い勝手も全て良いという事!おしゃれで可愛いし高さもあるのでかがまずに荷物を取り出せて腰負担も少なくて済むのが腰痛持ちの私にはとっても良いです。それに施錠、解錠共に煩わしさがなく楽な点も高評価。宅配ボックスチョイスに悩んでる方がいたら是非オススメです!
参照元:楽天市場
ポスト一体型で南京錠ではなくプッシュ式の鍵タイプがよく、スッキリとした見た目が気に入って購入しました。
思っていたよりも薄型でスリムで良かったです。
ただとても安っぽい…ドアの建て付けなどすぐに壊れてしまわないか不安です。重いからしっかり安定するかなと考えていましたがグラグラするので固定をしっかりしないと危ない感じです。
また、到着時から角の部分が曲がっていました。仕様に影響はないのでこのまま使いますが、この部分を使って固定しようと考えていたら返品か交換をしなければいけなかったと思います。
参照元:楽天市場
宅配ボックス付きポスト【Gian-ジャン-】
- 設置方法:アンカーで固定(工事不要)
- 大きさ:幅45×奥行40×高さ85.5cm(上段ポスト内寸:幅40.9×奥行37.8×高さ19.9cm、下段宅配ボックス内寸:幅40.9×奥行35.5×高さ47.2cm)
- 素材:鉄
- 施錠方法:ロックボタンを押す
- 捺印システムの有無:なし(印鑑ボックスあり)
こちらはポストと宅配ボックスが一体になったタイプ。ポスト部分も小形の荷物の宅配ボックスとして使用することも可能。
鉄製でアンカーで固定できます。ドアを開けなくても側面から荷物が届いたかどうか確認できるのもポイントですね。
■使用状況
一軒家に引越しして、宅配ボックスの必要性を感じて購入しました。半年以上使いましたが問題なく使えています。
■良い点
落ち着いたデザインなので、玄関に上手く馴染んでいると思います。留守の時も、ボックスに鍵を掛けてもらえるので安心して出かけられます。容量も大きいので、よほどの荷物でなければ問題なく収まります。
参照元:楽天市場
やっとポスト付き宅配ボックスを設置できました。
アンカーはつけませんでしたが、問題なく使えそうです。色もマットな感じで、とても気に入りました。ただポスト部分に小さな傷と、色が少し剥がれていたのが残念でした。
参照元:楽天市場
グレー購入。
プッシュ式の鍵、モノトーン、2~3段の宅配ボックス探しておりました。やっと出逢えて、ついに我が家の玄関に。シンプルです。塗装も綺麗です。作りもしっかりしております。しかも上方が平らなので玄関前でちょっと荷物が置けます。開閉も問題なしです。買って良かったです。
参照元:楽天市場
ダイケン 小型宅配ボックス
- 設置方法:床もしくは壁にアンカーで固定(工事不要)
- 大きさ:W400×D300×H540mm(幅330×奥行260×高さ490mm以内の荷物が収納可能)
- 素材:溶融亜鉛メッキ鋼板
- 施錠方法:任意の数字を入力してロック
- 捺印システムの有無:あり
こちらは壁付けと床置き両方で使えるタイプ。壁に固定したいという方にもおすすめです。小型タイプなので小さな荷物が届くことが多いという方におすすめ。
捺印機能付きの商品です(同じタイプで捺印なしもあります)。
こちらのタイプはまだネット上に口コミがありませんでした。
補助金が出ることもある?
2022年には「こどもみらい住宅支援事業」、2023年には「こどもエコすまい支援事業」という事業で、条件はありますが宅配ボックスに対しての補助金が支給されていました。
ですが2024年1月現在、補助金制度は終了しています(参考)。また何らかの形で補助金が支給されることもあるかもしれないので、宅配ボックス設置の際は調べてみるとよいでしょう。
まとめ
宅配ボックスの種類と後付けにおすすめの商品を見てきました。
宅配ボックスを後付けする時は、自分で設置できる置き型や、簡単な工事で設置できる据え置き型がおすすめです。
普段購入することの多い商品が入るサイズを選び、使い勝手の良いものを選びましょう。たまに大きな商品を購入する場合は、折りたたみ型と併用するのも良いのではないでしょうか。
宅配ボックスは便利に使っている人が多いですがデメリットもあります。購入前にデメリットも把握しておきましょう。