フェンスの乗り越え防止対策!後付けもできる?
家の周りや庭にフェンスを設置しても、乗り越えて侵入されてしまうのではないか、と心配ですよね。
フェンスの乗り越え防止対策について見ていきましょう。
フェンスの乗り越えが心配
防犯対策としてフェンスを設置しても、乗り越えられてしまうのでは?と心配になる人も多いかもしれません。
フェンスは高ければ高いほど乗り越えにくくなりますが、あまり高すぎると侵入された場合外から見えなくなってしまうというデメリットも。防犯目的なら150cm以下の低めのフェンスがよいでしょう(参照)。
ちょっと低く感じるかもしれませんが、身長180cmだったとしても150cmのフェンスを乗り越えるのはそれほど簡単ではないと思いますよ。さらに乗り越え防止対策をしていくことで乗り越えにくくなります。
フェンスの防犯効果についてはこちらの記事もどうぞ。
フェンスの乗り越え防止対策
フェンスを乗り越えられないようにするにはどうしたらよいのかを見ていきましょう。
1,足場を作らない
フェンスに隙間があったり、周囲に大きな木などがあると足場にされて乗り越えられてしまう危険性も。
防犯対策には格子タイプのフェンスがいいといわれていますが、特に縦格子のフェンスを選ぶと足場にされにくいです。
2,剣先デザインのフェンスにする
これからフェンスを設置するのなら、剣先デザインのフェンスを設置するのがおすすめ。昔からあるデザインですが乗り越え防止になりますよ。
このようなデザインのフェンスですね。 上が平らになっているフェンスだと手をついて登られてしまいます。が、剣先デザインになっていると掴みづらくなり、乗り越えにくくなります。
3,既存のフェンスに忍び返しを後付け
すでにフェンスを設置されていて剣先デザインではないのなら、忍び返しをつけるという方法も。
忍び返しとはその名の通り、忍んで来る者を追い返すためのものです。先の尖ったものやガラスなどの危険なものをフェンスの上に置くだけで忍び返しになるんですよ。とはいえ、簡単に取れてしまっては意味がないので市販の忍び返しをつけるのがおすすめです。
様々なデザインの忍び返しがありますので、家の雰囲気に合うものを選んでみてください。
忍び返しは業者に取り付けてもらうこともできますが、DIYでも設置可能です。
設置方法は商品によっても異なりますが
- 接着剤
- 強力両面テープ
- クギ
- ネジ
などで設置可能です。商品に接着用のネジや両面テープなどがセットになっているケースが多いですよ。
こちらのブログでは実際に取り付けた様子が紹介されていますよ。
有刺鉄線は設置してもよい?
忍び返しの一種ですが、フェンスの上に有刺鉄線や剣山を置くという手もあります。
有刺鉄線とは、無数のトゲがついた針金のこと。フェンスの上に設置すれば乗り越えを防止することができます。
ですが誤って何かがひっかかってしまったり、外れてケガをしたりという可能性もあります。設置してはいけないという決まりはありませんが、トラブルにもなりかねませんので隣の家に近い場所は別の方法で対策した方がよいでしょう。
その他の防犯対策もプラスしよう!
フェンスの乗り越え対策をご紹介してきました。すべて乗り越えにくくする効果はありますが、絶対に乗り越えられないという方法ではありません。絶対にフェンスを乗り越えられないようにするというのは、残念ながら不可能に近いですよね。
ですからフェンス以外の防犯対策も同時に行うことをおすすめします。
防犯砂利を巻く
フェンスを乗り越えた先に防犯砂利を敷いておくと、人が通った時に大きな音がします。音で侵入者に気が付きますし、泥棒もびっくりして逃げていくということもありますよ。
センサーライトを設置する
フェンス付近に人が通ると明るくなる人感センサーライトを設置しておくというのも防犯対策になります。
フェンスを乗り越えようとしているところで明るく照らされたらかなり目立ちますもんね。泥棒もリスクを避けたいので目立つことがあると侵入を諦める傾向があるんですよ。
ライトではなく、アラームタイプも。
防犯センサーについて詳しくはこちらのページなどを参考にしてください。
防犯カメラを設置する
もっと防犯対策を強化したいのなら防犯カメラを設置するという手も。ワイヤレスタイプなら自分でも設置しやすいですよ。
セットで購入するとお得です。
防犯カメラについてはこちらのページなどを参考にしてみてください。
防犯カメラは自分でも設置可能ですが、プロに依頼すれば死角がなくなりしっかり対策ができます。他には、セキュリティシステムに加入するという方法もあるので防犯対策を強化したい場合は検討してみてください。
まとめ
フェンスの乗り越え防止対策について見てきました。足場を作らないことや忍び返しをつけることでフェンスの乗り越えはしにくくなります。ですが100%乗り越えられないという訳ではありません。
万が一フェンスを乗り越えられてしまっても大丈夫なようにフェンス周りや、玄関や窓の防犯対策も強化することで侵入されるリスクを減らすことができるでしょう。
ぜひ、フェンス以外の防犯対策も検討してみてください。