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花粉の時期は換気の仕方に気を付けよう!窓を開けての換気は必要なの?

花粉が飛んでいる時期でも換気は必要。ですが窓を開ければ当然のように花粉が入ってきます。

換気の仕方に気を付ければ花粉の侵入を減らすことができますよ。花粉の時期の換気の仕方について見てみましょう。

花粉の時期でも換気は必要なの?

そもそも花粉の時期にどうして換気をしなくてはいけないの?と思う方もいるでしょう。

従来の日本の住宅は木や紙を使用していて空気が流れるようにできていました。自然に換気のできる家だったんですね。ですが現代では気密性や断熱性の高い住宅が増えています。それはそれで快適になっているのですが、空気は自然に流れていかないので窓を開けたり、換気扇を使って強制的に換気をしなくてはいけません

換気をしないと家の中に二酸化炭素、ホルムアルデヒド、ハウスダスト(砂、土、毛髪、ダニなど)、水蒸気などが家の中にたまってしまいます。締め切った部屋の中にずっといると頭が痛くなったりするのも換気不足が原因です。

さらに

  • アレルギー
  • シックハウス症候群
  • 集中力・記憶力の低下
  • 家の劣化

などの原因になってしまうことも。ですから季節を問わず換気をすることが重要になってきます。

逆にいうと隙間風が入って寒いと感じるような古い家の場合は自然と換気ができているということになります。とはいえ、それだけでは不十分なので時々は窓を開けての換気が必要です。

窓やドアを開けていなくても隙間風から花粉が入ってくることも。隙間風が気になる方はこちら。

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換気扇を使って空気の入れ替えはできる?

換気といえば換気扇がありますが、換気扇で家の中の空気を入れ替えることはできないのでしょうか。それは、換気扇の種類によって異なります。

換気の方法は大きく分けて3種類!

換気扇の換気方法は3種類あります。

  • 第一種換気:給気も排気も機械で行う
  • 第二種換気:給気は機械、排気は自然に行う
  • 第三種換気:給気は自然、排気は機械が行う

このうち、一般家庭の換気方法は第一種換気か第三種換気の場合がほとんどです。第一種換気の場合は給気も機械が行ってくれるので窓を開けなくても新しい空気が入ってくる、ということになります。

トイレ、お風呂、キッチンなどにある換気扇は第三種換気です。これだけでは家全体の換気ができるということはありません

ですが、窓を開けて換気をするときにキッチンの換気扇をつけると効率よく換気をすることができます。サーキュレーター的な使い方ですね。その際はキッチンから遠い窓を開けるようにすると空気が循環しやすいですよ。

24時間換気システム

2003年に建築基準法が改正され、それ以降に建てられた建物には24時間換気システムというものがついています。

ですが正しく使われていないケースが多いそうです。24時間換気システムがある家なら

  • スイッチは外出中、就寝中も含め常にONにする
  • 換気口を閉じない

というのが基本になります。スイッチを切ってしまっていたり、暑い、寒いなどの理由で換気口をふさいでいる方も多いようですね。正しく換気されなくなってしまうので、この2つは守るようにしましょう。

24時間システムを設置していれば、理論上は窓を開けなくても空気の入れ替えができます。ですが実際は家の気密性や設計の問題できちんと換気できていないケースもあります。

換気システムを導入していても、結露している、カビが生えている、なんとなく空気がよどんでいるというときは窓を開けての換気も併用してみることをおすすめします。

24時間換気システムについて詳しくはこちら。

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換気扇やエアコン、空気清浄機の注意点

換気扇を使う場合、換気口の汚れに注意しましょう。換気口が汚れていると家の中に入った花粉が飛散してしまうことにもつながります。換気扇フィルターなどを使うのもいいですね。

DAIKINのエアスマートなど花粉対策に優れた換気システムもあるのでこれから導入する方は検討してみてください。

また、エアコンや空気清浄機は換気にはなりませんが、(一部換気ができる商品もあります)花粉対策で設置している人も多いでしょう。エアコンや空気清浄機もフィルターが汚れていると逆効果ですので定期的に掃除をするようにしてください。

花粉の侵入を減らす換気の仕方

最後に、窓を開けての換気の仕方を見ていきましょう。窓を開けるとどうしても花粉が侵入してきてしまいます。ですが、換気の仕方によっては花粉が入ってくる量を大幅に減らすことができます。

ポイントは換気をする時間窓の開閉方法です。

換気に適した時間

花粉の飛散は風の強さだけでなく、気温にも関係しています。暖かい日の方が花粉の飛散量が多いイメージがありますよね。その通り、気温が上昇すると花粉の飛散量が増えるのです。

気温の低い夜から早朝にかけては花粉の飛散量が少なくなります。といっても夜窓を開けて換気をするのは防犯上よくないので早朝に換気するのがおすすめ。朝起きたらすぐに換気するというのを習慣づけるといいですね。

夕方も気温は下がっていますが日中に飛んだ花粉が地上に落ちてくる時間帯なので多くの花粉が飛んでいるので気を付けましょう。

反対に午後12時から14時までは最も花粉が飛散する(参照)ので窓を開けての換気は避けましょう。

1回の換気の時間は5分~10分で十分です(参考)。長く窓を開けて置くよりこまめに短く換気する方が換気の効果は高まります。しっかり空気を入れ替えるには1時間に1~2回のこまめな換気が推奨されていますよ。

とはいえ、自宅で1時間ごとに換気をするという人は少ないでしょう。花粉の時期は換気扇や空気清浄機なども使いつつ、花粉飛散量の少ない時に換気をするというだけでも良いと思いますよ。

花粉の侵入量を少なくする換気方法

換気というと窓を全開にして行うイメージがありますが、全開にすると当然花粉も侵入してきます。窓は10cm程度開ければOK。換気をするには空気の通り道を作らなくてはいけません。空気が流れるように対角線にある2つ以上の窓を開けるようにしましょう。レースのカーテンは閉めておくと花粉の侵入量を防ぐことができます。

さらに換気が終わったら、すぐに窓の下を掃除するようにすると花粉が家の中で飛散するのを防ぐことができます。

『花粉症環境保健マニュアル』(環境省)によると、花粉の最盛期に3LDKのマンションで窓を全開にした場合と10cmにしてレースのカーテンを使用した場合で花粉の侵入量が1/4になったという実験結果もあります。

換気をするときはもちろん網戸を使用していると思いますが、網戸からも花粉は侵入します。ですがフィルターをつけたり、花粉対策用の網戸に交換すると花粉の侵入を防ぐことができますよ。網戸の花粉対策についてはこちらの記事をご覧ください。

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まとめ

花粉の時期でも窓を開けての換気は必要です。24時間換気システムを設置していてもうまく機能していないとしっかり換気ができていないことも。うまく換気できていないと感じるなら時々は窓を開けて換気してみましょう。

花粉の侵入をできるだけ少なくするには窓は10cm程度開け、短時間で換気するようにしましょう。家の中に花粉がたくさん入ってきてしまうのは避けたいので窓を開けるのは花粉が時間帯にし、換気扇も併用するのがおすすめです。

部屋の中に花粉を充満させないよう、換気扇、エアコン、空気清浄機は定期的に掃除することも大切です。

網戸の花粉対策をすると換気による花粉の侵入を大幅にカットすることができるのでおすすめですよ。

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