窓を小さくすることはできる?リフォームの費用と事例を紹介!

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住み慣れた家でも長年使っていると「こうだったらもっといのにな」という点が出てきます。

その中の1つに「窓が大きすぎるから小さくしたい」というものも。窓を小さくしたい理由には「寒い」「外からの視線が気になる」「ユニットバスのサイズに合わない」などいろいろあると思います。

中には窓のサイズを変えずに解決することも。本当に小さくするべきかも交えて、今回は窓を小さくするリフォームについて見てみましょう。

リフォームで窓を小さくするすることはできる?

マンションの場合、窓のように外に面している部分をリフォームすることができないので窓を小さくするリフォームはできません。一軒家であればほとんどの窓は小さくすることが可能です。壁部分が増えるだけなので構造上の問題は特にないですよ。

窓を小さくすることで

  • 断熱性が上がる
  • 家具が配置しやすくなる
  • 外からの視線を遮ることができる

などのメリットがあります。

ですが

  • 採光が減り、部屋が暗くなる
  • 換気が不十分になる

などのデメリットも。

また、窓のサイズを変えるリフォームは何度も頻繁に行うものではないので、慎重に考えなくてはいけません。

窓を小さくしなくても解決できることも

「窓を小さくしたい」理由によっては、小さくしなくとも解決できることがあります。

  1. 寒い、断熱性を上げたい→内窓をつける、断熱性の高い窓に交換
  2. 防犯性を高めたい→防犯フィルムを貼る、防犯窓に交換、補助錠をつける
  3. 日差しを弱めたい→遮熱窓に交換、ブラインドをつける
  4. 外からの視線を遮りたい→すりガラスに交換、ブラインドをつける

など。

特に、寒さ対策としては1つの窓を小さくするよりも複数の窓に内窓をつけたり、断熱性の高いガラスに交換する方が効果的だといわれています

窓を小さくする以外のリフォームも検討してみてください。

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窓を小さくするリフォームの費用と事例

窓を小さくするリフォームには大きく分けて2種類あります。

新たに壁を作る(はつり工法)

工期の目安:約1週間
費用の目安:40~60万円(参考

壁を壊して窓サッシを撤去し、新たに壁を作るというリフォーム方法。壁を新たに作るので断熱工事、止水処理など工程が多くなり大掛かりな工事ですね。ですが、その分仕上がりはきれいです。

2階以上の場合足場を組まなくてはいけないので、さらに10万円ほど費用がプラスされます。外壁をリフォームする際に一緒に窓も小さくするという方が多いですね。

メリット

  • 仕上がりがきれい
  • 下地の腐敗なども合わせて工事できる

デメリット

  • 費用がかかる
  • 工期が長くなる

はつり工法でリフォームした事例

リビングに掃き出し窓があったのですがお年寄りやお子様の転落が心配ということで腰高窓にリフォームされています。ずいぶん印象が変わっていますね。

出入りに使用していない掃き出し窓を腰高窓にリフォームした事例。外観に違和感が出ないように工夫をされています。

2間の掃き出し窓を1間の腰高窓に変更しているのでかなりサイズが変わっていますね。外壁には断熱材も入れています。

掃き出し窓から腰高窓のように大きくサイズが変わる場合は、新たに壁を作るリフォームをされている方が多いですね。

窓サッシはそのまま使う(カバー工法)

工期の目安:1~2日
費用の目安:20~40万円(参考

窓のサッシはそのまま、上から新しく小さなサッシをかぶせて窓を小さくする方法。ふさぐ部分はパネルなどで埋めます。

元々の壁とは違う素材なのでパネルの部分がどうしても目立ってしまいますが、窓の工事だけなので気軽に窓を小さくすることが可能ですよ。

風呂場の窓がユニットバスのサイズに合わない場合などに使われることの多い方法です。

メリット

  • 費用が安く済む
  • 壁を壊さずに工事ができる
  • 2階以上でも足場は不要

デメリット

  • 壁とパネルが異素材なので目立つ
  • 窓周辺が腐敗していても気が付かない

カバー工法で窓を小さくした事例

窓を小さく|NIKKA HOME STAFF BLOG

工期:約半日
費用:不明

ユニットバスのサイズに合わず、窓を小さくした事例。断熱パネルを使用しているので暖かさも変わってきそうですね!

お風呂に人が写らないように窓を小さくしてほしいとのことで窓を1/3のサイズに変更した事例。ユニットバスにもぴったり合うようになりました。外側から見ると壁には見えませんがそれほど違和感はないですね。

洗面台を交換するにあたり、窓のサイズが合わなかったので窓を小さくするリフォームも行いました。断熱性のあるパネルを使用しています。

まとめ

窓を小さくするリフォームについて見てきました。

窓を小さくするリフォームは

  • 窓サッシを壊して新たな壁を作る:はつり工法
  • 窓サッシはそのままパネルではめる:カバー方法

の2種類があります。サイズを大きく変える場合、はつり工法を選んでいる方が多いです。風呂場や外から見えにくい場所でしたら、費用も抑えられるカバー工法もおすすめですよ。

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サイト運営者・記事監修者
1987年和歌山県生まれ。web業界にいたが建築の面白さを知り、一転して建築家になろうと勉強中。Peter Zumthorの作品が好き。現在1級建築士資格取得に向けて勉強中。(R05学科◯製図✕・R06製図結果待ち)
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