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トイレをバリアフリー化したい!ドアはどんなタイプがいい?

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バリアフリーリフォームすることが多い場所の1つにトイレが挙げられます。毎日何度も使用する場所ですから、快適に使用できるというのは重要ですよね。

トイレ内の動作だけでなく、トイレに入りやすいか?つまりドアも重要なポイントになります。バリアフリー化させるにはどんなドアにしたらいいのか、スペースがない場合についても見ていきましょう。

トイレをバリアフリー化するならどんなドアがいい?

トイレの出入りをしやすく、バリアフリー化させるにはどんなタイプのドアがいいのでしょうか?

一番のおすすめは引き戸!

バリアフリー化させるのに一番おすすめのドアは引き戸ですね。

引き戸とは:

ドアを横にスライドさせて開閉させるドアのこと。両方に開く両引き戸、片側に開く片引き戸などがあります。トイレに使用する場合は片引き戸がほとんどです。

引き戸は開閉する時に前後に体重移動をしなくてもいいため、車椅子の方はもちろん立ってドアを開閉する方にも非常にうれしいドアなんです。

通常の引き戸は床にレールがあります。このレールの段差が気になる方もいるかもしれませんが今は上にレールがあるタイプも増えています。これなら床に段差もできないのでますますバリアフリーになりますね。トイレだけでなく、家のドアを全部引き戸に変更するという人もいるくらいなんですよ。

ただし、引き戸にするにはドアを引き込むスペースが必要になります。スペースがない場合は設置できないのでどのトイレでも引き戸に交換できるという訳ではないのです。

引き戸と開き戸の違いやリフォームの相場などはこちら。

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スペースがない場合は折れ戸もおすすめ!

開き戸にしたいけれどドアを引き込むスペースがない場合は、折れ戸もおすすめです。

折れ戸とは:

2枚もしくは3枚の板をつなぎ目で折りたたむように開閉するドアのことです。ドアは壁側によって行くのでスペースがなくても設置可能ですよ。風呂やクローゼットのドアに使用されることも多いです。

折れ戸も引き戸同様、上にレールがあるタイプを採用すれば段差もなくなります。

開閉時につなぎ目に指を挟んでしまうリスクはありますので注意しましょう。対策としては挟みにくい形状のものを選んだり、他にはカバーを付けたりする方法もあります。特に子どもがいる家庭では対策をしておいた方が安心ですね。

開き戸でもバリアフリー化できる?

ドアをバリアフリー化させるには引き戸、もしくは折れ戸がおすすめです。ですが一般的にトイレのドアに最も使用されているドアは開き戸です。

開き戸とは:

ドアを内側もしくは外側にひいて開閉するタイプ。気密性、防音性が高いので本来トイレに最も適したドアだといわれています。

開き戸は最も一般的なドアですが、開閉する時に前後の体重移動が必要になります。元気な方なら問題なく開閉できますが、体が不自由な方にとっては負担がかかってしまいます。バリアフリーには適していないドアなんですね。

ですがどうしても開き戸しか設置できないということもあると思います。開き戸を少しでも使いやすくする方法を見ていきましょう。

内開き、外開きはどっちがいい?

トイレのドアは一般的には外開きになっていることが多いです。

その理由は

  • トイレ内のスペースが広く使える
  • 万が一中で倒れてしまっても開けられる
  • スリッパなど中のものを動かさなくて済む

などが挙げられます。バリアフリーの観点からも内開きにするメリットはないので、開き戸の場合は外開きがいいでしょう。

専用のバーハンドル付けて開閉しやすく!

車椅子の場合は専用のバーハンドルを付けると開閉がしやすくなります(参考

(参考商品)

既存の取っ手では手が届きにくいですし、移動も多くなってしまうんですよね。このようなハンドルですと、普通のドアノブに比べて手が届きやすいです。少しでも移動が少なくなると車椅子の方にとっては楽になるんですよ。

とはいえ値段も結構かかるので、なるべくなら引き戸もしくは折れ戸に交換することをおすすめします。

トイレのドアをバリアフリーリフォームした事例

最後に、トイレのドアをバリアフリーリフォームした事例を紹介します。

バリアフリーリフォームの一環としてトイレのドアを引き戸に変更した事例です。トイレ本体も交換しての価格です。

トイレ本体を交換し、ドアを引き戸に変更した事例です。手すりの代わりにもなる棚も取り付けていますよ。

奥様が歩行器を使っていて開き戸では出入りが難しいため、引き戸にリフォームしました。敷居を撤去し上にレールがあるタイプにしています。

トイレ本体はそのまま、ドアを折れ戸に変更した事例です。内装も変更しているので雰囲気がガラッと変わりましたね。

恒例の親御さんのためにトイレ、風呂、洗面所をリフォームした事例です。トイレのドアは折れ戸に変更していますよ。

開き戸から引き戸、開き戸から折れ戸などドアの種類を変更する場合、費用は20~30万円ほどかかります(参考)。もちろん、ドアの種類や環境によっても変わってきますのでまずはリフォーム会社に相談してみましょう。

まとめ

トイレをバリアフリー化させるにはドアの選び方も重要です。

最もおすすめのドアは開き戸ですが、スペースがない場合は折れ戸もいいですね。上にレールがあるタイプを選ぶと段差もなく出入りしやすくなります。

ドアだけでなく、トイレ全体をバリアフリーリフォームしたい方はこちらもどうぞ。

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1987年和歌山県生まれ。web業界にいたが建築の面白さを知り、一転して建築家になろうと勉強中。Peter Zumthorの作品が好き。現在1級建築士資格取得に向けて勉強中。(R05学科◯製図✕・R06製図結果待ち)
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