【保存版】トイレを徹底的に掃除する方法!汚れが残っているとニオイの原因に!

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トイレは掃除をしているのに汚れが落ちない場所がある、ニオイが気になるという人も多いのではないでしょうか。

なんとなくで掃除をしている人も多いと思いますので、トイレ掃除の方法について考えて見ましょう。基本を押さえれば難しいことではありませんよ。

トイレ掃除は順番が大切!

トイレ掃除をする前に、まず頭に入れておきたいのは掃除の順番です。

トイレに限らず掃除の基本は「上から下へ」「奥から手前へ」ですが、トイレの場合掃除をすることで雑菌が飛び散ってしまうので汚い個所から掃除をしなくてはいけないのです。

ですから、便器から掃除するのが基本。便器には水もありますし、水が跳ねてしまえば二度手間になります。

  1. 便器の中
  2. 便座
  3. タンク
  4. 便器の外側
  5. 換気扇
  6. 壁・ドア

という順番で掃除をするのがよいでしょう。もちろん、毎回全部掃除するわけではないですが、基本的にこの順番だと覚えておいてください。

普段は便器と便座だけでOKですが、水が飛び散っている可能性があるので床だけはサッと拭いておくのがおすすめです。トイレ掃除の頻度については後半で詳しくご説明しますね。

道具選びもポイント!

トイレ掃除に使う道具は

  • トイレブラシ
  • トイレ用お掃除シート

があれば十分。ですが、種類がいっぱいあってどれを選んだらいいのか迷う人のために特徴をご紹介していきますね。

トイレブラシの選び方

便器の中を掃除するのに便利なトイレブラシ。

大きく分けると

  • ブラシタイプ
  • スポンジタイプ
  • 使い捨てタイプ

の3種類があります。それぞれメリットデメリットがあるんですよ。

ブラシタイプ スポンジタイプ 使い捨てタイプ
汚れの落としやすさ 頑固な汚れに強い ムラなく掃除ができる 頑固な汚れに弱い
水はね しやすい しにくい しにくい
水きれ 悪い いい 不要(捨てるため)
交換頻度 半年に1回 2カ月に1回 都度
その他の特徴 便器を傷つけることがある スポンジに汚れがたまる 洗剤が付いている

 

それぞれ、メリットデメリットがありますよね。ちなみに我が家は衛生面と手軽さから使い捨てタイプを使っています。ですが実際頑固な汚れは落ちにくいと感じることがあります。落ちない汚れはいらなくなったスポンジを使い、手袋をして直接掃除していますよ。

使い捨てはその都度交換ですが、他の2つのタイプも意外と早く交換が必要になるので注意してください。

どれが使いやすいと感じるのかはその人次第なので、自分に合ったものを選んでください。最近ではブラシよりスポンジの方が主流のようです。

トイレブラシの掃除方法

トイレブラシで掃除をしてそのままにしておくと、ブラシに雑菌がついてしまいます。雑菌だらけのブラシで掃除をすると、逆に便器を雑菌だらけにしてしまうことになります。

ですから、トイレブラシとケースは定期的に掃除をする必要があります。

掃除の頻度:週に1回~月に1回

用意するもの:塩素系漂白剤(ハイターなど)、ゴミ袋、バケツ

  1. バケツにゴミ袋を2枚重ねる
  2. ブラシがつかる程度のぬるま湯をため、漂白剤を入れる(漂白剤本体の表示で量を確認してください)
  3. トイレブラシとケースを30分ほど中に入れておく
  4. バケツに新しいゴミ袋を2枚重ねる
  5. きれいな水を注いでブラシとケースをすすぐ
  6. 天日干しをしてしっかり乾かす

トイレブラシの掃除は結構大変ですよね。大切なことではありますが、正直面倒…。という場合は使い捨てを利用、もしくは100円ショップでもトイレブラシは売っているので、1カ月で新しいものに交換するのがよいかもしれません。

トイレ用お掃除シートはどう使う?

トイレのお掃除シートはサッと掃除してそのまま捨てることができるのでとても便利です。厚手、薄手、抗菌タイプ、などさまざま。そして値段も様々です。

個人的には厚手の大判タイプと100円ショップなどで売られている安価なタイプ両方あると便利だと思います。大判タイプは1枚が高いですが、1枚でタンクから便座、便器の外側まで掃除できます。ですが逆にちょっと拭きたい時にはもったいないんですよね。

しっかり掃除をする時は厚手のもの。便座だけちょっと拭きたい時はコスパ重視の安いものと私は使い分けています。

トイレのお掃除シートはどれを選ぶべきかは比較サイトなども参考にしてみてください。

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ちょっとした汚れにはこちらをスプレーしてトイレットペーパーで拭き取るのもおすすめ!

揃えておきたい洗剤

トイレの掃除はトイレマジックリンなどのトイレ用洗剤1本で行っている人も多いかもしれません。毎日のお掃除にはトイレ用洗剤で十分ですが、汚れがたまっているときは他の洗剤もあると便利です。

  • 黄ばみ:酸性洗剤(サンポールなど)
  • 黒ずみ・ぬめりなど:漂白剤(トイレハイターなど)

がおすすめ!

他にはクエン酸なども便利です。具体的な使い方は次の章でご説明していきますね。

トイレで掃除すべき箇所は全部で6か所!

では、実際のトイレの掃除方法を見ていきましょう。

トイレ掃除というと便座、便器のイメージがありますが、トイレの掃除すべき箇所は全部で6箇所あります。意外と見逃している場所もあるかもしれませんよ。1箇所ずつ見ていきますね。

便器の中

掃除の頻度:毎日

用意するもの:トイレブラシ、中性洗剤(トイレクイックルなど)、トイレ用お掃除シート

陶器で出来た便器の中の掃除は毎日行いましょう。汚れを見つけた時は1日1回といわずその時に掃除をしてしまいましょう。トイレの中は水が流れていますし、できたばかりの汚れなら洗剤を付けなくてもきれいになりますよ。

便器の中で汚れがたまりやすい部分はふちの裏側です。汚れている場合は中性洗剤をつけて掃除しましょう。ブラシで掃除しにくい場合はトイレ用お掃除シートやいらないスポンジを使って掃除してください。

黄ばみがある場合はサンポールなどの酸性洗剤、黒ずみがあるときはトイレハイターなどの漂白剤を使ってください。

どちらも洗剤をかけて2~3分放置するだけでOKですよ。

便器の外側

掃除の頻度:週に1回

用意するもの:トイレ用お掃除シート

便器の外側はトイレ用お掃除シートでさっと拭き取るだけでOK.そのまま床も掃除してしまうと楽ですよ。

便座

掃除の頻度:毎日

使用するもの:トイレ用お掃除シート

便座は便器の上にある座る部分です。ここは毎日掃除しておきましょう。サッと拭くだけでOKなので一緒に蓋も拭いておきましょう。裏側には汚れが付きやすいので便座表→フタ→便座の裏の順番に拭くといいですよ。

温水洗浄便座の場合

ウォシュレットなどの温水洗浄便座の場合は、ノズルの掃除も必要です。ノズルは掃除のために引き出すことができるので取扱説明書で確認しましょう。

ノズルを引き出した後は、お掃除シートで拭くだけでOKです。

温水洗浄便座には種類がありますが、最も一般的な組み合わせ便器というタイプ(参照:トイレの種類)は、掃除のために便座をずらすことができます

便器と便座の間はホコリがたまりやすく、そのままだと掃除がしにくいので、便座をずらし掃除しましょう。方法はメーカーによって異なるので取扱説明書をご確認ください。

タンク

掃除の頻度:週に1回~月に1回

使用するもの:トイレ用お掃除シート、キッチンペーパー、クエン酸または酸性洗剤

まず、タンクの外側はお掃除シートを使って拭き掃除しましょう。水を流すレバーはみんなが触るので雑菌が多いです。しっかり拭きましょう。拭き掃除は週に1回が目安ですがレバーだけは毎日拭いた方が衛生的ですね。

手洗いが付いている場合、触るとザラザラしていることがあると思います。このザラザラの正体は水垢!拭き掃除だけではきれいになりませんが、クエン酸または酸性洗剤を使うときれいに落ちますよ。

  1. 水200mlにクエン酸小さじ1を混ぜクエン酸水を作る
  2. クエン酸水にキッチンペーパーを浸す
  3. 水垢が付いた場所にキッチンペーパーを乗せ、2~3時間放置する
  4. キッチンペーパーで拭き取る

これだけでザラザラが取れるんですよ!ぜひ試してみてください。手洗いだけでなく、便器の中がざらついている時もこの方法できれいになります。

酸性洗剤の場合はそのまま洗剤をかけ、キッチンペーパーを乗せて2-3分で洗い流してください。

タンクの中も忘れずに!

タンクは外側だけでなく、内側も掃除が必要です。タンク内は湿気がたまっているため、カビが生えやすいんです。掃除したことがないという人もいるかもしれませんが、月に1回を目安に掃除しましょう。

掃除の頻度:月に1回

用意するもの:掃除用ブラシまたはスポンジ、中性洗剤

  1. 止水栓を締める(トイレの横にある大元の栓。マイナスドライバーなどで締めましょう)
  2. タンクのフタ、内ブタを外す
  3. 汚れに中性洗剤をかける
  4. ブラシでこすり、汚れを落とす
  5. 内ブタとタンクのフタを洗う(汚れが落ちにくい場合は中性洗剤を使う)
  6. 乾燥させて元に戻す

タンク内は結構汚れていることもありますが、中性洗剤を使って簡単に落とすことができますよ。タン内がカビているとニオイの元にもなるので注意しましょう。

床・壁・ドア

掃除の頻度:毎日~週に1回

用意するもの:トイレ用お掃除シート

トイレの床や壁には思っている以上に汚れが飛散しています。ですから下の方だけでも毎日拭き掃除するのが理想的。また、ドアノブも雑菌が付きやすいので毎日掃除したいですね。

お掃除シートで拭くだけでOKなので、便器の外側などを拭いた後に済ませてしまいましょう。便器と床のつなぎ目の部分は汚れがたまりやすいので念入りにお掃除しましょう。

週に1回はトイレの壁、床、ドアの全体を拭き掃除しましょう。

換気扇

掃除の頻度:2カ月~年に1回

用意するもの:掃除機、ウエットティッシュ、歯ブラシ

トイレの換気扇も見逃しがちな場所ですね。掃除を怠ると換気が不十分になるので定期的に掃除をしましょう。といってもトイレの換気扇の汚れはホコリだけなので難しいことはありません。

  1. 換気扇を外す
  2. 換気扇の内側を拭く
  3. ファンを取り外す
  4. ファンの汚れを掃除機で吸う
  5. ウエットティッシュでファンを拭く
  6. 乾燥させ、元に戻す

工程は多いですが10分くらいで終わると思いますよ!

トイレの換気扇掃除についてはこちらの記事で詳しくご紹介しているので参考にしてください。

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まとめ

トイレの掃除は定期的に行っていればサッとできるものばかりです。ただ、掃除する箇所が分かっていないとそこに汚れや雑菌がたまってしまいニオイの原因にもなります。また、汚れがたまってしまうと掃除は大変になるので定期的に行うのがポイントです。

週に1回の掃除をしていれば拭き掃除は10分ほどで終了すると思いますよ!掃除するべき箇所を確認して、きれいなトイレを保ってくださいね。

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1987年和歌山県生まれ。web業界にいたが建築の面白さを知り、一転して建築家になろうと勉強中。Peter Zumthorの作品が好き。現在1級建築士資格取得に向けて勉強中。(R05学科◯製図✕・R06製図結果待ち)
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