洗面所の床は腐食しやすい?見分けるポイントは?
洗面所の床がなんとなくブヨブヨする、ベコベコするということはありませんか?実はその床、腐食しているかもしれません。床が腐食するなんて・・・と思われるかもしれませんが、洗面所の床は腐食しやすい部分なんですよ。
今回は洗面所の床が腐食する原因や、放っておくとどうなってしまうのか、そして対策方法についてお話ししていきます。
こんな状態は洗面所の床が腐食しているかも!
冒頭でもお話しした通り、洗面所の床がブヨブヨする、ベコベコすると感じる時は、床が腐食している可能性があります。
他にも
- 床がふわふわする
- やわらかい部分がある
- 洗面所と風呂場の仕切りがグラグラする
- 床にカビが生えている
などの症状があれば、床が腐食している可能性があります。このような症状があるときはリフォーム会社に相談して点検してもらいましょう!
なぜ洗面所の床は腐食するの?
洗面所だけでなく、キッチン、トイレなど水回りの床は腐食しやすくなっています。中でも洗面所はお風呂の隣にあるので一番腐食しやすいといわれているんですよ。お風呂の床と違って防水加工などはしていないことが多いですからね。
水回りはどうしても湿気が発生しやすいです。また温度差から結露もできやすいのです。
腐食の原因は
- 湿気
- 水漏れ
- シロアリ
などがあります。どれが原因なのかは床をはがしてみないと分からないことも多いです。ですから素人が原因を特定するのは難しいです。
床の腐食を放っておくとどうなる?
床がブヨブヨするというだけでは放っておいてしまう人も多いかもしれませんが、腐食が原因だと分かったらこのままではよくないというのはなんとなく想像がつくかと思います。
こちらは、洗面所の床がブヨブヨするということでリフォームをした事例です。床をはがしてみると思った以上に腐食が進んでいたとのこと(ページ内上部の写真)。こんなに腐っていたら危ないというのはお分かりいただけるでしょう。
床の腐食を放っておくと、
- 突然床が抜けてしまう
- 床に穴が開く
- 床が変色してしまう
- カビが生える
- アレルギーの発症や悪化など人体への影響を及ぼす
- 家の下地まで腐食してしまう
という状況に陥ってしまうんですよ。洗面所の床の腐食が家の寿命を短くしてしまうことにもつながります。場合によっては人体にも悪影響を与えてしまうので怖いですよね。
床の腐食はDIYで素人が修理するのは難しいです。素人では腐食の原因を特定することもできないですからね。プロにリフォームをしてもらうことをおすすめします。
リフォームとなると大掛かりなので後回しにしたくなってしまう気持ちも分かりますが、放っておくと被害が拡大し、洗面所以外の場所も腐食してしまう可能性も。当然リフォームの費用も膨大になってしまいます。
床がおかしいな?と思ったら早めにリフォーム会社に見てもらいましょう。
床のリフォームについて詳しくはこちら。(腐食が進んで費用が高額になった事例も紹介しています)
洗面所の床を腐食させないためにはどうしたらいい?
腐食した床をリフォームしても、同じような使い方をしていたら数年後にはまた床が腐食してしまう可能性が高いです。
リフォーム時に対策!
中には家の構造の関係でどうしても湿気がたまりやすいということもあります。そういう場合はリフォーム時に湿気対策を行ってもらうのがおすすめです。
などの対策方法があります。リフォーム時に相談してみてください。
床のリフォームについて詳しくはこちら
日頃のケアで対策!
特別な加工などをしなくても日頃のケアでも床下の腐食を防ぐことはできます。
床を腐食させないためには湿気をため込まないことが大切です。
- 床が濡れたらすぐに拭き取る
- 入浴後は換気扇を回す(常に回していてもOK)
- マットや洗濯カゴなどを置きっぱなしにしない(物の下に湿気がたまりやすいため)
- 除湿剤を置く(重曹や木炭などでもOK)
- 水漏れがないか排管などを定期的にチェックする
などの簡単な方法でも対策できるんですよ。床を長持ちさせるためにもぜひ実施してみてください。
まとめ
洗面所や台所、トイレなどは家の中でも床が腐食しやすい場所です。床がブヨブヨ、ベコベコ、ふわふわするなどと感じる時は床が腐食している可能性が。
腐食した床を放っておくとさらに被害が拡大してしまうので早めにリフォームしましょう。なぜ腐食したのかの原因を突き止めるのが素人では難しいのでDIYはおすすめしません。
床をしっかりリフォームした後は、日頃から換気をして湿気をため込まないようにすると床の腐食を防ぐことが出来ますよ。家の構造でどうしても湿気がたまりやすい場合は、リフォーム時に対策してもらうことも検討してみてください。