水回り

段差、温度差、滑る床…。バリアフリーにリフォームして安全なお風呂に!費用はどのくらいかかる?

お風呂のバリアフリーリフォームの費用

年を取ると家の中の思わぬところで事故にあったり、怪我をしたりすることがあります。不慮の事故で亡くなった高齢者のうち大半は入浴中の事故が原因であり、お風呂には多くの危険が潜んでいることが分かっています。

 

安心して入れるお風呂にするためには、バリアフリーリフォームが不可欠です。工事内容と費用についてご紹介します。

高齢者の入浴事故はなぜ起こる?

入浴中に起きた高齢者の死亡事故のうち、最も多いのは意識障害による溺死です。脱衣所からお風呂の中に入ったとき、または洗い場から浴槽に浸かったときの温度差が大きいと血圧の急上昇(ヒートショック)が起こり、心筋梗塞や脳出血を引き起こして意識を失い、浴槽のお湯で溺れてしまうのです。

 

濡れた床や浴槽の底はただでさえ滑りやすいのですが、ヒートショックによるめまいやふらつきが原因で転倒することもあります。入浴時は1人で裸の状態が多いため、転倒すると大怪我につながりやすいのです。

 

ではお風呂の中での意識障害や転倒を防ぐためのバリアフリーリフォームには、どのようなものがあるのでしょうか。

温度差を解消するバリアフリーリフォーム

お風呂の温度差を解消するリフォーム

ヒートショックを防ぐためには、お風呂の中の温度差を解消しなければいけません。それには脱衣所とお風呂の中を温めて室温を上げておく必要があります。
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  • 窓をペアガラスにして断熱性を高める…約3万円
  • 浴室に天井埋め込み型の暖房機を設置…10~20万円
  • 脱衣所にタオルウォーマーを設置…本体価格1~5万円+工事費3~5万円
  • 冷たさを感じにくい床材に変更…5~15万円

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転倒を防ぐバリアフリーリフォーム

お風呂での転倒を防ぐリフォーム

お風呂の床や浴槽内を滑りにくくしたり、浴槽の出入りをサポートする設備を取り付けたりすることで、転倒を防止することができます。

 

楽に浴槽に出入りできるよう、またぎこみの高さは40㎝程度にしましょう。座った状態から浴槽に入れるベンチカウンター付のユニットバスもあり、転倒する心配がないので安心です。
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  • 滑りにくい床材に張替え…5~15万円
  • 浴槽内に滑り止めマットを敷く…1,000円~
  • 壁に手すりを設置…約2万円(壁の補強が必要な場合、別途工事費約50,000円が必要)
  • 出入りのしやすいユニットバスに変更する

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[normal_box color=”black” border=”b2″]ユニットバスへのリフォーム費用についての詳細はこちら:

ユニットバス?フルオーダー?お風呂のリフォーム費用を戸建とマンションで比較![/normal_box]

もしもの時のために…

お風呂に入っているときに倒れてしまった場合、外にいる家族がすぐに気付けるようにしておくとより安心です。お風呂のドアはすりガラスのような半透明な材質が使われることが多いですが、完全にクリアなガラス製のものにすると中の様子が確認しやすくなります。

 

また洗い場で倒れていてもドアを開けて救助できるよう、引き戸や折れ戸に変更しておくといいかもしれません。
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  • ドアの交換…5~10万円

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まとめ

お風呂は滑りやすく視界も悪いため、握力や視力が弱まった高齢者は特に気を付ける必要があります。

 

しかし本来お風呂は疲れをとり、リフレッシュするための場所です。安心して入れるお風呂にするために、まずはバリアフリーリフォームに詳しい工事業者を探しましょう。

 

恐る恐る入っていたお風呂が、きっとお気に入りのリラックス空間に生まれ変わるはずです。

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