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風呂場に窓を設置する必要性は?メリットとデメリットを見てみよう!

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風呂場をリフォームする際、窓をどうするかということで悩まれる方もいると思います。窓があることでメリットもありますが、もちろんデメリットもあります。

風呂場の窓の必要性や、窓がある風呂場の換気方法について見ていきましょう。

風呂場の窓の必要性は?

まずは風呂場に窓があるメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット

1,電気代をかけずに換気ができる

風呂場に窓があることで得られる一番のメリットは、窓を開けるだけで換気ができるということですよね。

ですが、換気の方法によっては逆効果になっていることもあるので正しい換気方法は次の章でご紹介します。

2,開放的な気分になれる

窓の大きさなどにもよりますが、窓のないお風呂に比べて開放的な感じがしますよね。昼間は日の光を浴びながら入浴することも可能です。

デメリット

1,防犯やプライバシー対策が必要

窓があるとそこから侵入されるリスクが伴います。また、窓の外がすぐお隣の家や道路だったりすると外から見えないように工夫も必要です。

すりガラスの窓にする、柵をつけるなどの対策が必要ですね。

2,冬場は防寒対策が必要

窓があるとどうしても断熱性が下がります。窓を閉めていても冷気を感じて寒くなってしまうことも。特に寒冷地域などではヒートショック参照)の危険性もあるので注意をしなくてはいけません。

外との温度差が大きいと結露が発生し、カビなどの原因になってしまうので注意しましょう。二重窓にする、断熱性の高い窓にするなどの工夫が必要ですね。

窓を小さくすることでも、防犯・寒さ対策になります。窓を小さくするリフォームについてはこちら。

窓を小さくすることはできる?リフォームの費用と事例を紹介! 住み慣れた家でも長年使っていると「こうだったらもっといのにな」という点が出てきます。 その中の1つに「窓が大きすぎるから小...

余談ですが、私は中学生の時にマンションから一軒家に引っ越しました。マンションは換気扇のみだったのですが、一軒家のお風呂は窓ありで換気扇なし。思春期の真っただ中だったので風呂場の窓はかなり気になりました。(窓の外は駐車場)

また、普段窓を開けっぱなしにしているので冬場は寒く、個人的には窓のないマンションのお風呂の方がよかった、と思っていました。

※30年近く前の話になるので、今の風呂場はそこまで寒くないとは思います。

シロ
シロ
窓の向こうに何があるかが重要だね。後は夜だと工夫しないと外見えないっていうのも気をつけたいポイントかも。

窓だけで十分な換気ができるの?

窓を開けて換気をする場合は、窓だけでなく浴室のドアも開けて置くことが重要です。2か所が開いていることにより風の通り道ができ、効率的に換気できるようになりますよ。

ですが浴室内の空気が他の部屋に回ってしまっては逆効果なので、窓から外に空気を出したいですよね。

そのためには、

  1. 浴室のドアは1cmほど開ける(給気)
  2. 窓は全開にする(排気)

のがポイント!これで浴室内の湿った空気が外に排出されるようになります。換気扇がない家ではこの方法で換気するのがベストということになります。

ですが、換気扇があるのでしたら換気扇を使うことをおすすめします。窓とドアを開けるだけの換気ですと浴室全体の換気をするのは難しいのです。以前は窓を開けて換気をするのが当たり前でしたが、しっかり換気をするためには24時間換気扇を回すのがベストです。

換気扇を使って換気をする場合は、窓とドアを閉めましょう!窓やドアが開いていると窓から入ってきた空気がそのまま換気扇に流れてしまい、風呂全体を換気することができません。

浴室の窓の一番のメリットであると思われていた換気ですが、実は機能としては不十分なんですね。換気扇で乾いた後は窓を開けるなどの方法もないかどうか調べたのですが見当たりませんでした。お風呂の換気は換気扇を使うのがベストのようです。

シロ
シロ
今のユニットバスは24時間換気対応のものが多いよ。最近だと窓なしのお風呂も普通になってきてるね。

窓のある風呂場のリフォーム事例

メリットとデメリットを見てみると風呂場の窓はなくてもいいような気がしてきます。とはいえ、ある窓をなくすというのはなかなか大変。

寒い、目隠しが欲しいなどの目的に合わせてお風呂の窓をリフォームされた事例をご紹介していきます。

風呂場の改修とともに、窓もリフォームされた事例。断熱サッシに交換して寒さも軽減されました。

目隠し対策として人気のルーバー窓に交換した事例。ブラインドのように角度を調節して開閉できるので入浴中はしっかり閉めれば外からの視線を遮断できますよ。全開にしても人が入れる大きさではないので防犯対策にもなりますね。

こちらは窓はそのまま、外側に目隠しとしてルーバーを設置した事例です。ルーバーの開閉で光と風のコントロールが可能ですね。

 

窓だけをリフォームするのではなく、風呂場のリフォームとともに窓もリフォームされるという方が多いですよ。風呂場のリフォームの際は窓のリフォームも検討してみましょう。

窓を二重窓にした事例はこちらをどうぞ。

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窓をポイントにした風呂場も!

中には窓をポイントにしてゆっくりくつろげるお風呂を作った方も。こんな風に作れるのなら窓のあるお風呂もいいですよね。

こちらは外に出られる大きな窓を設置した事例。ルーフテラスに面しているので外から見られる心配はなく、開放的に入浴できますよ。

格子のあるおしゃれな窓の下に換気用の窓もつけた風呂場。洗面所と浴室の壁を透明にするというのも斬新ですよね。

ヒノキの浴室の上部と下部に窓を設置している事例です。窓から景色も楽しめて素敵ですね。

まとめ

風呂場の窓は必要性について見てきました。

窓の最大のメリットであると思われていた換気ですが、換気扇を使った方が効率よく換気できるようです。

必要性といわれると必要のないものなのかもしれませんが、窓を上手く取り入れているご家庭もありますよ。特に昼間にお風呂に入るのが好きな方には窓付きの風呂場を検討してみてもよいのではないでしょうか。

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サイト運営者・記事監修者
1987年和歌山県生まれ。web業界にいたが建築の面白さを知り、一転して建築家になろうと勉強中。Peter Zumthorの作品が好き。現在1級建築士資格取得に向けて勉強中。(R05学科◯製図✕・R06製図結果待ち)
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