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スケルトンリフォームにはどのような費用がかかる?マンションと戸建ではどんな違いがある?

スケルトンリフォームにはどのような費用がかかる?マンションと戸建ではどんな違いがある?
家の骨組みだけを残して、設備や内装だけではなく間取りまでも変更することのできるスケルトンリフォームは、その自由度の高さから人気のリフォーム方法です。

 

しかし、実際にスケルトンリフォームを考えた時には、どのような費用が掛かるのか、戸建てとマンションでは費用に違いはあるのかなど疑問は尽きませんよね。

 

今回は、そんなスケルトンリフォームでの疑問点である費用と、注意したいポイントについて詳しく説明していきます。

マンションでのスケルトンリフォームに掛かる費用

中古マンションの購入に合わせてリフォームを考えるなら、一部分だけのリフォームをするよりもまとめて全体をリフォームするスケルトンリフォームの方がお得になることもあります。また、スケルトンリフォームはただのリフォームとは違い、設備や配管までも新しくするのでこの先長く暮らしていける安心感もあります。

 

このような理由で人気のマンションのスケルトンリフォームは、どのように工事が進められてどのぐらいの費用が掛かるのか、注意点も併せて見ていきましょう。

マンションでの注意点

マンションでのスケルトンリフォームは、一戸建て住宅とは異なり、リフォーム内容に制限が出てきます。

 

例えば、マンションの共有部分となる場所や玄関ドアの外側などはリフォームできませんし、窓のサッシや排水における配管の位置なども変更できません。IHクッキングヒーターを設置する場合には、古いマンションだと電力の確保が出来ないこともありますので注意してください。

 

また、マンションによっては天井や床の遮音性を維持する必要があることもあります。中古マンションのスケルトンリフォームを行う際には、マンションの規約に沿った工事が必要です。

大まかな工事の流れ

  1. まずは、骨組みを残して内装材と設備を外し、スケルトン化します。
  2. 次に、配管などを新しく設置していきます。
  3. ユニットバスの取り付け工事を行います。
  4. 内装材でおおわれてしまう部分の工事が終わったら、壁や天井の下地の施工を行います。
  5. 最後に、内装材とキッチンの施工で終了です。

 

業者によって手順の違いは多少ありますが、大体の流れはこのようになっています。

目安となる費用

マンションでの費用は、おおよそ㎡当たりで10~15万円となっています。日本のマンションの平均面積は3LDKで約70㎡ですから、平均的な面積のマンションに一般的なスケルトンリフォームを行った場合は、700万から1,000万ほど費用が掛かると見ておきましょう。

戸建てでのスケルトンリフォームに掛かる費用

戸建てでのスケルトンリフォームに掛かる費用
次に、一戸建てでのスケルトンリフォームについてですが、マンションとはどのような違いがあるのでしょうか。

マンションよりも費用が嵩む

一戸建てのスケルトンリフォームがマンションと大きく異なる点は、屋根や外壁までをも取り除く内外部スケルトンリフォームも可能だという点です。勿論、内外部スケルトンリフォームでは費用もマンションとは段違いにかかりますし、新築一戸建てよりも費用が高くなるケースもあるのが特徴です。

 

解体した部分から出る廃棄物の量も戸建てではマンションよりも段違いに多くなるため、ここでも費用が上乗せされます。また、戸建ての場合にはリフォームの際に耐震性を高めることもありますし、外壁材や屋根材にまで拘るとどんどん費用は嵩んでいきます。

スケルトンリフォームが推奨される例

このように費用が大きくかかる一戸建てのスケルトンリフォームですが、それでも推奨されるケースは、都心部などでの住宅密集地において、建ぺい率の問題から既存の住宅を建て替えると居住面積が狭くなってしまう場合などです。

 

また、築年数が30年以上の戸建てにもスケルトンリフォームは適しています。木造住宅の耐用年数はおおよそ30年と言われていますから、長く居住していくことを考えるなら設備もすべて刷新できるスケルトンリフォームの方が安心です。

平均費用は?

戸建ての場合、スケルトンリフォームにおける平均費用はおおよそ1,000万円~2,000万円です。

 

マンションとは違い、戸建てはそれぞれの住宅によってケースも異なる為、一概に坪単価や㎡あたりでは価格を考えることができません。内部だけのスケルトンリフォームであれば1,000万円以内に収まるケースも少なくないのですが、外部も含めたスケルトンリフォームでは、設備や配管、外装に至るまで工事が及ぶため新築と同様の費用が掛かると考えましょう。

 

また、住宅をスケルトン化していく上で、設計図や表面上では解らなかった箇所の劣化や損傷が発見されることもあり、総費用が見積価格を超えてしまうこともあります。

 

[check color=”green”]その他、戸建のリフォームの工事内容については以下のページを参考にしてみてください。

【参考】全面リフォームの費用相場は?一戸建てを新築同様に![/check]

同じ築年数でも費用に違いが生まれることも

最後に、同じ築年数の住宅であってもリフォームの費用に大きな差が出てしまうポイントについてご紹介します。なるべく費用を押さえたいという方は、以下の点に注意してください。

1,グレードの高い住宅設備を選ぶ

住宅の設備のグレードを高いものにしてしまうと、工事費用も高くなります。キッチンやお風呂では、良いものを選ぶと50万円から100万円ほど差が出てしまうこともあります。外壁や屋根材なども同じで、最新の防汚機能に優れたものなどを採用すると、それぞれ100万円以上の差があります。

 

安すぎるものを選ぶと耐久性に問題も出てきますが、予定の予算内に収めたいのであればある程度の妥協は必要です。

2,劣化の度合い

例え同じ築年数でも、その住宅が建っている地域によっては、自然災害や海風などで他の同じ築年数の住宅よりも劣化の度合いが激しいことがあります。

 

いざ骨組みだけにしてみると、柱や梁のあちこちが痛んでいたり、基礎に問題があるといった場合には補強のための追加工事が行われます。追加工事の費用は意外と高く、予算を大幅に超えてしまうこともあります。

 

また、追加工事の際にはしっかりと内容を書面に残しておかないと後々のトラブルにつながりますので、必ず口頭だけではなく書面でも内容を確認し、追加工事を進めてもらいましょう。

まとめ

スケルトンリフォームでは、内装材を取り外さないと最終的な総費用までは解らないため、見積もりの段階で予算の最大に達してしまうと、その後の生活資金に大きな影響が出てしまうことが考えられます。特に築年数が30年以上経過している木造住宅では、追加工事が発生することを念頭に置いておくのが大切です。

 

また、新築同様に家やマンションが蘇ることで人気のスケルトンリフォームですが、新築工事ばかりを行う業者には工事が難しいこともあります。スケルトンリフォームをする時は、様々な事例を取り扱っている、スケルトンリフォームに慣れたベテランの業者に依頼するのがお勧めです。

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