大規模バリアフリーリフォームで使いやすく間取りも変更!事例をご紹介!
家全体をバリアフリーリフォームしたい、と考えている方は思い切って間取りから見直してみてはいかがでしょうか。
生活導線を見直して快適な家にリフォームしましょう!
バリアフリー化するならどんな間取りがいい?
足腰が弱くなってきたり、車椅子になってしまったり、今の家での生活が不便になってくるとバリアフリーリフォームを検討する人も多いでしょう。
バリアフリーリフォームをしたい箇所がたくさんあるのなら、思い切って間取りから見直してみてはいかがでしょうか。介護される方のスペースを一点に集中させればそれだけで生活が楽になりますし、リフォームする箇所も結果的に少なくて済む場合もありますよ。
間取り変更する場合のポイントを見ていきましょう。
生活スペースをなるべく集中させる
戸建てて2階建て以上の場合は、1つの階に生活スペースをまとめるといいですね。階段の上り下りは負担がかかりますし、転倒のリスクも高いですからね。できれば玄関のある階にまとめるとよいでしょう。
トイレ、洗面所、お風呂などを部屋の近くに設置すると移動が楽です。特にトイレは1日に何回も使用しますし、高齢になるとトイレが近くなるのですぐに行ける場所に設置したいですね。
ほとんど自室から出ないという方の場合はベッドサイドにトイレを設置するという手もあります。
トイレのバリアフリーリフォームについて詳しくはこちら。
動線はシンプルに
バリアフリーリフォームをする場合、家をシンプルな構造にするのがおすすめ。元気な人にとっては何でもないことですが、体が不自由になってくると角を曲がるだけでも大変です。
特に玄関、リビング、寝室、トイレ、お風呂など毎日使う場所に行く動線はシンプルにしたいですね。
不要な壁やドアは撤去
特に古い家の場合、小さな部屋がいくつもあるという間取りもありますよね。いくつもの部屋を行き来するのは大変なので、複数の部屋を1つにまとめて部屋数を減らす人も多いです。
部屋の数が減ればその分壁がなくなるので動線も確保しやすいです。ドアがなくなればドアの開閉も不要ですし、段差もなくなりますよ。
水回りもトイレと洗面所をまとめてスペースを広くとる、という人もいます。
こちらのサイトでは実際にバリアフリーリフォームで間取り変更をした方の間取りを紹介しているので参考にしてみてください。
間取り変更を伴うバリアフリーリフォームをした事例と費用
実際に家の間取り編子をしてバリアフリーリフォームをした事例と費用を紹介しますね。バリアフリーで安心して使えるのはもちろん、それ以外のこだわりも詰まっていますよ。
混沌とした家を整理、バリアフリーで暖かい、安心の二世帯住宅に。|東京ガスリノベーション
費用:2,613万円
リフォーム内容:間取り変更、段差の解消、温度のバリアフリーなど
2世帯住宅にフルリフォームした事例です。バリアフリーなだけでなく、お互いのプライバシーをしっかり守れる設計になっています。
住む人みんなに快適を 介護を応援する家|Panasonicリフォームclub
費用:2,343万円
リフォーム内容:間取り変更、室内ドアを引き戸に変更、段差の解消、水回りの交換など
普段は施設で暮らしている車椅子の叔父様がいつでも帰ってこれるようにバリアフリーリフォームしました。木の温かみを感じられる家です。
費用:970万円
リフォーム内容:間取り変更、段差解消、水回りの交換、手すりの設置など
リハビリ入院から戻ってくるお母様と同居をスタートする息子さんのための住まい。お母様の寝室にはベッドサイド水洗トイレを取り付け、双方の負担を楽にしています。
老後の暮らしを見据え、ゆとりと動きやすさを兼ね備えたシンプル&フラットなひろびろワンルーム|SUVACO
費用:750万円
リフォーム内容:間取り変更、段差解消、水回りの交換など
2年前にご主人が倒れたのをきっかけに考えたリフォーム。3LDKの家をワンルームに変更。仕切りのない家なので移動がしやすく部屋全体が見渡せます。
レトロモダンな意匠を受け継いだ、家族をつなぐ広々LDKが中心となった住まいへ|大和ハウスリフォーム
費用:不明
リフォーム内容:間取り変更、段差解消、水回りの交換など
お母様が長期入院されたことをきっかけに、実家に戻ってきたご夫婦がリノベーションしました。お母様の部屋はトイレの近くに用意されています。
費用:1,140万円
リフォーム内容:間取り変更、水回りの交換、ベンチの設置など
1日の大半を家で過ごすお母様のベッドはリビングに設置。移動がしやすくなりました。玄関には車椅子が置ける設計になっています。
費用:1,000万円
リフォーム内容:間取り変更、スロープの設置など
使い勝手の悪かった水回りの配置を一新し、使いやすい家に生まれ借りました。寝室と玄関の段差はスロープで解消し、行き来がしやすくなりました。
マンションについてはこちらの記事でも事例をご紹介しています。
車椅子でも生活しやすい部屋にリフォームしている事例はこちら。
まとめ
家の中をバリアフリーにしようとするとリフォームしたい箇所がたくさん出てくると思います。そんな時はぜひ間取りから見直してみてください。
間取り変更をすれば介護される方はもちろん、介護する人も楽になったというケースが多いですよ。
バリアフリーリフォームをすべき箇所と費用についてはこちらの記事をどうぞ。