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防災グッズを用意しよう!赤ちゃんや小さな子供がいる家庭で必要なものは?

ooba1809
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もしもの災害に備えて用意しておきたい防災グッズ。

防災グッズには基本はあれど、個人個人で必要なものもあります。赤ちゃんや小さな子供がいる家庭ではそろえるアイテムも変わってきます。

赤ちゃんや小さな子供がいる家庭の防災グッズについて見ていきましょう。

防災グッズは3種類用意しよう!

防災グッズは大きく分けて3種類があります。

  1. 非常用持ち出し袋(命に係わる危険が迫っているときに持って非難するもの)
  2. 家置き用(自宅でライフラインが止まった時などに使用)
  3. 避難所用(避難所で生活することになった時に持っていくもの)

赤ちゃんのための防災グッズもそれぞれ用意しておく必要があります。そのほかに普段から持ち歩く携帯防災グッズもありますが、赤ちゃんと外出する時に持っていくマザーバッグがあれば大丈夫でしょう。

赤ちゃんの防災グッズとは何も特別なものではなく、赤ちゃんにとって普段から使っている生活に必要なものです。

非常用持ち出し袋はあらかじめ用意しておきたいですが、家置き用は防災用として購入するというよりも、家の備蓄を多めに用意しておくと考えましょう。赤ちゃんの成長は早いので防災グッズとして別に用意してもいざ使うときには食形態が合わなくなっていたり、サイズアウトしていたりということも。

多めに用意した備蓄を古いものから順に使うようにすれば無駄がありません。

赤ちゃんのために用意しておきたい防災グッズ

赤ちゃんのために用意しておきたい防災グッズを具体的に見ていきましょう。

食事関連

ミルク

まだ授乳中の赤ちゃんなら、普段は母乳でもミルクは用意しておきましょう。災害時は急に母乳が出なくなることもありますし、母親と離れた場所で被災する可能性もあります。

防災用のミルクとして用意しておきたいのは液体ミルク。そのまま飲むことができるので水の確保が難しい時でも安心です。

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ちなみに、我が家の娘はそのままだと飲まなかったのですが、湯煎で少し温めたら飲みました。災害時は使い捨てカイロを使って温めることも可能。常温だと受け付けないという方はぜひ温めてみてください。

粉ミルクはキューブタイプがおすすめという方もいますが、かなり溶けにくいので個人的にはおすすめしません。(計量する方がよっぽど楽です)計量の手間を省くのならスティックタイプをおすすめします。

余ったミルクは離乳食に牛乳代わりとして使うこともできます。普段ミルクを飲まないお子様は賞味期限前に料理などに使って消費してくださいね。

哺乳瓶

ミルクを飲むための哺乳瓶ももちろん必要になります。瓶を洗えない状況も考えられるので、使い捨てタイプの哺乳瓶がおすすめです。

その他、哺乳瓶が洗えないことを想定して紙コップやストローを用意しておくのもよいでしょう。紙コップは離乳食にも使えますよ。

飲料水

ミルク用などで赤ちゃん用の飲料水も用意しておきましょう。赤ちゃん用として販売されている水でももちろんよいですが、ミネラルの少ない軟水であれば大丈夫です。こまめに入れ替えていれば10年保存水などである必要もありません。

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ちなみに、1日に必要な水分量は以下の通りです。

体重1キロ当たり

  • 乳児:150ml/kg/日
  • 幼児:100ml/kg/日
  • 学童:80ml/kg/日
  • 成人:50ml/kg/日

参照:コープ共済

もちろん水だけでなくミルクや、食事から摂取する水分も含まれますが、小さな子供は脱水症状を起こしやすいので水分摂取には特に気を付けましょう

離乳食・幼児食

離乳食がスタートしているお子様なら、離乳食も用意しておきましょう。離乳食も成長とともに変化していきますので、定期的に見直しが必要です。とはいえ、災害時ですから普段よりは少し食形態を落としたメニューでもよいのではないでしょうか。

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瓶やカップに入った離乳食はかさばるのでパウチタイプがおすすめです。パウチでもそのままあげられるものもありますし、紙コップに移してあげるという手もあります。

離乳食を卒業しても大人同じ保存食は厳しいと思うので幼児食の方もレトルトを用意しましょう。

幼児食のレトルトはバリエーションが少ないので少し離乳食を撮っておいてもよいかもしれません。その他、普段食べているお菓子なども多めに用意しておきたいですね。

食器

離乳食の場合は、介助で食べさせるのでスプーンがあればよいでしょう。

このような離乳食用の使い捨てのスプーンもありますよ。

アイスクリームのスプーン(サーティワンやハーゲンダッツ)も使い捨てで、赤ちゃんが食べやすいのでおすすめです。家にある方は使用してみてください。

自分で食べるようになったお子様でも紙皿で食べるのが難しいなら、子供用のお皿、スプーン、フォークなどを用意しておく必要があります。

お皿にラップを敷いて使うと洗う必要がなくなるのでラップも用意しておくといいですね。

衣類関連

  • オムツ
  • お尻拭き
  • 汚物入れ(ビニール袋)
  • 肌着
  • 洋服

赤ちゃん、子供は汗もかきやすいですし衣類関係はしっかり用意しておきましょう。オムツは赤ちゃんはもちろん、オムツが取れたばかりのお子様も念のためとっておいた方が安心ですね。

お尻拭きはお尻はもちろん、手口拭きなどにも使えますので普段から多めにストックしておきましょう。

子供はどんどん大きくなりますから、洋服やおむつのサイズが変わったら防災グッズの衣類も入れ替えましょう。

その他

その他はこんなアイテムが必要になります。

  • おくるみ・ひざ掛けなどの防寒具
  • ガーゼ
  • 歯ブラシ
  • 爪切り
  • 綿棒

その他、普段から使っているアイテムを用意しておきましょう。

赤ちゃんだけでなく家族が使う防災グッズについてはこちら。

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歯ブラシ、爪切り、綿棒などは大人の物で代用できないので赤ちゃん用をしっかり用意しておきましょう。

逆にお尻拭きやビニール袋などは大人も使用できますし、防寒具はアルミシートを赤ちゃんに使うこともできます。「赤ちゃん用」「大人用」と分けて考えずに家族みんなで使えるものを用意すると荷物がコンパクトになりますよ。

防災グッズの必要量

防災の備蓄品は3~7日生活できる量と言われています。赤ちゃんや子供の場合はイレギュラーも多いですから多めに、最低でも7日分用意しておきたいですね。

具体的な量は以下を参考にしてください。

非常用持ち出し袋 家置き用
ミルク 1~3日分(液体ミルクがおすすめ) 7日分以上(粉ミルクを多めにストック
哺乳瓶 使い捨て1本以上 使い捨て数本
飲料水 500ml2本程度 7リットル(7日分)以上
離乳食 1~3日分 7日分以上(多めにストック)
食器類 1セット 1セット以上
オムツ 10枚程度 7日分以上ストック
肌着・洋服 1~3日分 自宅のタンスにあればOK

ちなみに、災害時はベビーカーは使えないと思っておきましょう。抱っこ紐はすぐに持ち出せるようにしておいてくださいね。

避難所でしばらく生活することになった時は、家置き用の備品を7日分程度持っていきましょう。

まとめ

赤ちゃんのための防災グッズは特別なアイテムというよりは普段から使用しているアイテムばかりだと思います。ですが、災害時にはなかなか手に入らないものも多いのでしっかり準備をしておいてくださいね。

今回は赤ちゃんのための防災グッズについてお話しました。他にも大人と一緒に使う必要なアイテムもありますのでこちらの記事もご覧ください。

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1987年和歌山県生まれ。web業界にいたが建築の面白さを知り、一転して建築家になろうと勉強中。Peter Zumthorの作品が好き。現在1級建築士資格取得に向けて勉強中。(R05学科◯製図✕・R06製図結果待ち)
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