防災情報

赤ちゃんのための停電対策!注意するポイントと準備しておきたいグッズをご紹介

大災害などに伴って起こる、突然の停電。電気のない生活では大人でもかなりの不便を強いられるものですが、赤ちゃんがいるとお世話や体調管理はどうすればいいの!?と不安になりますよね。

赤ちゃんのお世話で注意するポイントや普段から準備しておきたいグッズをチェックして、非常事態に備えましょう!

赤ちゃんのために必要な停電対策

大人だけの家庭でも停電になると大変ですが、赤ちゃんがいるとさらに大変で不便に感じるでしょう。

停電していてもなるべくいつもと同じように過ごしたいですよね。赤ちゃんがいるご家庭で特に用意しておきたい停電時に必要なグッズを見ていきましょう。

食事のストックをしておこう!

赤ちゃんと大人で違うものでまず用意してい置かなくてはいけませんね。停電が長く続けば、大人は非常食を食べることになります。

赤ちゃんの非常食もきちんと用意しておきましょう。

液体ミルク・使い捨て哺乳瓶

調乳せずにすぐ飲める液体ミルクや、洗浄・消毒不要の使い捨て哺乳瓶は、多めに準備しておきましょう。非常時はストレスから母乳が出にくくなることがあります。完母のママも、準備しておけば安心です。

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普段電子レンジや煮沸で哺乳瓶を消毒している人も、つけ置きタイプの消毒剤があれば便利です。

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ベビーフード

冷凍庫に離乳食の作り置きを保存している人も多いかと思います。ですが停電時は冷凍庫の中身も溶けてしまうのでいつものストックは使えなくなると考えましょう。

常温で保存できるベビーフードを用意しましょう。電子レンジも使えませんので冷たいと食べない!という赤ちゃんはパウチタイプを購入して湯煎して食べるのがおすすめです。(我が家の子供は外出時もいつもこの方法で食べていました)

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普段から多めに用意しておいて古いものから使っていけば無駄がありません。離乳食は月齢によって種類が分かれていますが、非常時だけなら少し前のものを食べさせても問題ないでしょう。

他には普段食べているおやつも多めにストックしておきましょう。

また、離乳食を卒業して幼児食に移行したお子様も大人と同じ保存食は難しいと思うので幼児食のレトルトを用意しておきましょう。

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飲み物

赤ちゃんが飲める水やイオン飲料、パックに入ったお茶・ジュースを備蓄しておきましょう。停電時は哺乳瓶やストローマグの洗浄・消毒ができなくなることもあるので、小さなパックの飲み物があると便利です。

カセットコンロもあると便利!

停電時は水道が使えても、停電で給湯器が使えないのでお湯が出ません。ですからガスコンロでお湯を沸かして赤ちゃんをお風呂に入れることになります。(停電時のお風呂の入れ方は後半で)

停電してもガスコンロは使えますが、オール電化の場合はガスが使えません。また災害によってはガスが使えなくなることもあります。

ですからガスコンロを用意しておくと便利!電気やガスが止まってしまっても、離乳食を温めたりお湯を沸かしたり、色々な場面で役立ちます。予備のガスボンベも2〜3本一緒に準備しておきましょう

また、4階以上のマンションの場合は各階に水を送るポンプに電気を使用しているため、停電にいなると水が出ないこともあります。マンションにお住まいの方は水も多めにストックしておく必要があります。

断水時のお風呂についてはこちらの記事も参考にしてください。

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お世話には明かりが必要!

明かりが必要なのは赤ちゃんだけではありませんが、赤ちゃんのお世話は24時間体制。特に月齢が低いときには、夜でも頻繁に授乳やおむつ替えをしなければいけません。暗闇の中では赤ちゃんの様子が分かりにくく、お世話も困難を極めます。

そんなとき、LEDライトやランタン、懐中電灯があればとっても便利!手持ちタイプのものより、置く・吊るすことができるランタンタイプのものが使いやすいです。家族の人数分あれば、より便利に使えますよ。

暑さ・寒さに備えよう!

冷暖房機器が使えないと真夏は熱中症、真冬は風邪を引くリスクが高まり、体調管理を崩しやすくなります

停電になっても使える暑さ対策グッズ、防寒グッズをそろえておきましょう。

暑さ対策

暑さ対策には、電池で動くコンパクトタイプの扇風機が便利です。

クリップ式でベビーベッドやベビーカーに取り付けることもできるので、お昼寝やお出かけ時にも活躍します。

こちらは2個セットなので対角線上に置けば風の通り道を作ることができ、部屋全体が涼しくなります。

ただし、扇風機は赤ちゃんが誤って触ってしまわないように注意してくださいね。

他には叩くだけで冷たくなる瞬間冷却パックもあると便利ですね。

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赤ちゃんは体が小さいので冷えやすいです。体を冷やしすぎないように注意してください。

真夏の停電対策についてはこちらの記事もどうぞ。

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防寒対策

冬はお布団の中に湯たんぽを入れておけば、温かく過ごすことができます。湯たんぽなら熱くなりすぎないので赤ちゃんにも使いやすいですね。

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湯たんぽがない場合は、ペットボトルで代用することができます。

赤ちゃんに直接貼ったりするのはNGですが、使いすてカイロもあると何かと便利。ミルクや離乳食をあたためるのにも使えますよ。

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他にも停電時に役立つアイテムはたくさんあります。赤ちゃんの世話をしながら自分たちも停電の中食事やトイレなどを済ませなくてはいけませんので、少しでも快適に過ごせるよう備えておきましょう。

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停電時のお世話のポイント

停電下では、普段通りのお世話が難しくなる場合があります。授乳やオムツ替えなどの基本的なお世話について、停電時に便利な方法をご紹介します。

授乳

母乳の場合は少しの明かりがあれば授乳できますが、ミルクの場合は夜間授乳が大変です。停電下でミルクを用意するのは難しいので、液体ミルクを使ったり、使い捨て哺乳瓶を使うと便利です。寝る前にミルクを計量したり、水筒にお湯を入れて置いたりすれば夜中のミルクづくりが楽になります。(停電下でなくてもおすすめ)

哺乳瓶が洗えない、使い捨て哺乳瓶もないという場合はスプーンや紙コップでミルクをあげる方法もあります。

オムツ替え

夜間のオムツ替えは、ライトがあればそんなに難しくはないかもしれません。ライトがない!という場合は、スマホのバックライトに水の入ったペットボトルを当てれば、周囲が明るくなって便利です

お風呂

お湯が出ないときは、コンロでお湯を沸かしましょう。水と合わせて調節したり、適温に冷めるまで待ってから使います。赤ちゃん1人を洗うだけならベビーバスや大き目の洗面器などに5cmほどのお湯があれば十分です。

ベビーバスを使うのは通常、生後1か月くらいまでですが緊急時に備えてしばらくとっておくといざという時に安心ですね。

冬場やお水がほとんど使えない場合は、清潔なタオルやガーゼを濡らして体を拭きます目や口の周り脇の下膝の裏など、汚れが溜まりやすいところを拭きましょう。濡れたままだとムレたりカブれたりするので、拭いたら上から乾いたタオルなどで押さえて乾燥させるのを忘れずに!

大人なら1日でもお風呂に入らないと気持ちが悪い!という人も多いですが赤ちゃんの場合はお風呂に入れなくて嫌がるというケースは少ないので最初の1日は体を拭くくらいにして様子をみてもよいかもしれません。慣れない環境で無理にお風呂に入れると親子ともども負担になるので無理のない範囲で行いましょう。

避難も視野に入れて

ただでさえ大変な赤ちゃんの育児、停電した状態では心身の負担が大きく、不安や孤立感が高まりやすくなります。

精神的に参ってしまう前に、停電していない地域に避難できるのであれば検討しましょう。

特に真夏などは電気のついていない家に1日中いると熱中症の危険があるので、日中だけでも電気の使えるエリアに出かけられるのなら、ぜひ出かけてみてください。

まとめ

赤ちゃんとの生活、普段でも思うようにいかず大変なことが多いことと思いますが、予想もしない停電の中では心身の疲労がより大きくなります。

もしもの負担を少しでも軽くするために、普段からグッズを揃えて、非常時の対策を押さえておきましょう!

赤ちゃんのための防災グッズはこちら。

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