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猫の庭を作りたい!どんなリフォームができる?

ooba1809
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現在は猫は完全に室内で飼っている人が多いと思います。

ですがやっぱり外に出してあげたいな、という気持ちもありますよね。一般的な庭に猫を出してしまうと外に出て行ってしまう危険性がありますが、リフォームで猫が遊べる庭を作っている人も多いんですよ。

猫は外に出してあげた方がいい?

昔は飼い猫が外を散歩している様子をよく見かけましたが、あまり見かけなくなりましたよね。最近では環境省からも猫の室内飼いが推奨されています(参考)。

その理由は

・交通事故に遭う危険性がない
・ケンカなどでケガをすることが少ない
・感染症にかかる可能性が低い
・虐待などに遭う可能性が低い
・ご近所トラブルを回避できる

というもの。対してデメリットは猫が退屈してしまう、ということです。

ですが外に出られないからといって猫がストレスを抱えてしまうケースは少ないそう。

  • 上り下りの運動ができる
  • 外が見える
  • 爪とぎができる

という環境を用意すれば猫がストレスを抱えることも少ないのだとか。つまり、必ずしも猫を外に出す必要はありません

それでも、外に出してあげたい、室内で遊べるスペースがないという場合は庭で遊べるスペースを作ってあげるといいですね。

猫が遊べるスペースを室内に作りたい方はこちら。

猫のためのリフォームまとめ!リフォーム内容や事例を見てみよう! 愛する猫がもっと楽しく暮らせる家にしたい!猫も人も快適に過ごせる家にしたい!と猫のためのリフォームをする人が増えています。 ...

猫を庭に出すときの注意点

必ずしも猫を外に出す必要はないのですが、庭の猫スペースなら先ほど挙げたデメリットも少ないですし、猫も楽しく過ごせることでしょう。

まずは猫を庭に出す時、猫用の庭を作る時はどのような点に注意すればよいのかを見てみましょう。

地面が熱くなりすぎない素材を選ぶ

猫は人間よりも暑さに敏感なため、熱くなりにくい素材を選ぶことが重要。また、滑りやすいタイルなども避けた方がよいでしょう。

芝生や人工木のウッドデッキなどは熱くなりにくく、猫が快適に過ごしやすいです。

また、外でも爪とぎする可能性があるので、爪とぎできる場所を用意した方がよいでしょう。室内で使っている爪とぎを外にも出しておくというのでもOKです。

植物がある場合は要注意

花壇の中で排泄をしたり、植物で爪とぎされてしまう可能性もあります。植物は猫の手の届かないところに設置するのがベストですね。

爪とぎ同様、室内で使っているトイレを外に出せば外でも使ってくれる可能性もあります。

外に飛び出さないように注意!

猫を庭に出すときに一番注意しなくてはいけないのが脱走です。

猫は2メートルほど飛び越えてしまう能力があるので、高さのあるフェンスが必要です。高さがあってもネットフェンスなど足場があれば上って行ってしまうので気を付けましょう。

自宅の猫が越えられなくても野良猫が入ってきてしまうリスクもあるので猫が入れないようなフェンスを設置するのがベストです。

必須ではないですが水道があると猫が水を飲んだり、足を洗ったり、汚れたところを掃除することができて便利です。

猫のために庭をリフォームした事例

最後に、猫のために庭をリフォームした事例をご紹介していきますね。

庭を猫仕様にリフォーム

まずは猫仕様の庭を作った事例をご紹介します。

こちらは庭にキャットタワーを作って猫仕様にした事例。フェンスはキャットタワーと同じくらいの高さなので自由に出入りはさせられないと思いますが、素敵なお庭ですよね。

こちらはウッドデッキを新設し、猫が遊べる場所として使用し、柵で囲った事例。屋根までついているので飛び越えられることはありません。既製品でちょうどいいものがなかったので柵は造作しています。

既製品の柵を使って猫の遊び場を作ったケースもあります(参考)。

こちらも同じように猫が遊べるスペースを柵で囲っています。キャットタワーも付いているので猫ちゃんたちも喜びそうですね。

3匹の猫が庭で遊べるように庭をリフォームした事例。庭全体をフェンスで囲い、猫が遊べるように1本木は途中でぶつ切りにしてあえて残しています。元々あった木を猫の遊び場として残しているという発想が素敵ですね。

こちらは家の前に猫専用の庭を作った事例。フェンスをしっかりと設置し、日当たりのよい開放的なスペースができました。

既存の庭に脱走対策!

続いて、今の庭で猫が遊べるように脱走対策をした事例です。

こちらはお庭全体をフェンスで囲った事例。屋根部分はポリカを使うことも多いのですがこちらは屋根までフェンスになっていて開放感があります。

こちらは元々柵があるのですが、猫ちゃんが脱走したという経験がありDIYで網を張って脱走できないよう対策されています。

こちらは猫の脱走対策に忍び返しをつけた事例。フェンスで囲えば安心ですが視界も悪くなってしまうので気になる方はこのような対策もいいですね。

猫用のサンルームを作るという手も!

庭ではなく、日向ぼっこしながら遊べるサンルームを作るというのもよいですね。猫のためにサンルームを作った事例をご紹介します。

こちらはベランダに既製品のサンルーム(テラス囲い)を設置した事例。トイレスペースや部屋につながる猫トンネルもあり、まさに猫のためのサンルームですね。

こちらは元々あったテラスに囲いをしてキャットルームにした事例。キャットタワーは可動式になっていて猫たちが飽きない工夫になっています。

玄関わきに猫専用のサンルームを作った事例。最低限の工事でという依頼だったそうですが家の雰囲気にも合っていて素敵なサンルームができましたね。

サンルームを後付けするリフォームについてはこちらの記事もどうぞ。

サンルームを後付けする値段はどのくらい?事例を見てみよう! 天気を気にせず洗濯物を干したり、のんびりリラックスしたり、サンルームがあったら今よりもワンランク上の暮らしが送れそう、と憧れてい...

まとめ

最近は猫の室内飼いが推奨されています。猫は室内にずっといてもストレスを感じないので、必ずしも庭に出す必要はありません。

ですが庭に猫用のスペースを作っている人もいます。猫専用のスペースを作ったり、既存の庭に脱走対策をすることで猫を庭で遊ばせることができます。

猫を外に出すときは脱走などのトラブルに注意してくださいね。

室内に猫の運動できるスペースを作るのもいいですよ!こちらの記事も参考にしてみてください。

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1987年和歌山県生まれ。web業界にいたが建築の面白さを知り、一転して建築家になろうと勉強中。Peter Zumthorの作品が好き。現在1級建築士資格取得に向けて勉強中。(R05学科◯製図✕・R06製図結果待ち)
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