ペットと暮らす

猫のためのリフォーム!DIYならどんなことができる?

今住んでいる家を、猫がより楽しめるようにリフォームにしたい!と考えた時、DIYではどんなことができるでしょうか。

DIYでできることや注意点を見てみましょう。

猫のためのリフォームはどんなことができる?

猫のためのリフォームを大きく分けると

  • 猫が楽しく遊べる家にする(キャットウォーク、キャットタワーなど)
  • 猫が自由に部屋を行き来できるようにする(猫ドアなど)
  • 猫が家や家具を傷つけないようにする(床や壁の張替え、爪とぎの設置)

という3つに分けられるのではないでしょうか。

どれもリフォーム業者に依頼したいのはやまやまですが、お値段もかかってしまいますよね。DIYでできることもありますので見ていきましょう。

猫のためのリフォームについてはこちらもどうぞ。

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猫が楽しく遊べる家にするDIY

最近では猫は完全室内で飼うことが多いですよね。ですから家の中で猫が楽しく遊ぶ、運動する場所を作る必要があります。遊び場があることで運動不足の解消やストレスの緩和になりますよ。

猫は上下運動をするのが好きなのでキャットタワー、キャットウォーク、キャットステップなどをDIYする人が多いです。

注意点

猫が遊べるスペースをつ来る時の注意点を見ていきましょう。

落下を防止する

猫は高いところが得意で、好きですが落下には注意が必要です。

キャットウォーク、キャットステップを作る場合は、幅に注意しましょう。

  • 猫1匹の場合:20cm程度
  • 猫2匹以上の場合:25cm~30cm程度(参考

は確保するようにしましょう。

他には

  • 滑り止めをつける(滑りにくい素材にする)
  • ステップを重ねない(ジャンプがしにくい)
  • 柱や専用の下地にしっかり固定する
  • 人がぶらさがれるくらいの強度にする

などの対策も必要です。

お手入れのしやすい材質と高さにする

猫は吐き戻しをすることが多いです。遊んでいる途中で吐いてしまうということもあるので、キャットタワーなどはお手入れのしやすい材質にするのがおすすめ。

また、滑りにくく、猫の爪がひっかかる素材がいいという点も考慮すると木材が適していますよ。

パイン材やスギなどの柔らかい木材は爪の引っ掛かりがよいですが、傷つきやすく劣化しやすいという面も。強度がある木材ですと長持ちしますが、爪の引っ掛かりは柔らかい素材よりも劣ります。どんな素材がよいのかバランスを考えて選んでみてください。

出入り口を二箇所作る

猫は後ろ向きに歩くのが苦手です。方向転換も得意ではないので遊んでいるうちに自然と抜けられるような構造がおすすめ。

特に留守がちなお宅では留守中に猫がキャットタワーから出られなくなってしまった!なんてことのないように注意して設置してくださいね。

事例を見てみよう!

実際にDIYでキャットタワーやキャットウォークを作られた方をご紹介します。

こちらはリビングを駆け巡れるキャットウォークをDIYした事例。棒をよじ登ったり、窓の外が見られたり、楽しい工夫がいっぱいですね。

猫は上下運動が好きですが、楽しいしかけがあるとより上りたくなるのだとか。作ってみたけれど猫が使ってくれないという場合は、部分的に素材を替えるなど工夫してみましょう。

こちらはラブリコ(参照)を使ってキャットタワーをDIYした事例。安定しますし、壁も傷つけず作ることができますよ。

こちらもラブリコ系のものでキャットタワーを作られていますね。床面にはフェルトを貼っています。

こちらは部屋全体をキャットステップ・キャットウォークにした猫部屋。圧巻ですね!

こちらもキャットタワー。インテリアにマッチしていてとてもおしゃれですね。フックなどもついていて実用性もあります。

こちらは吊り橋なども付いたキャットウォーク。かなり本格的なのでそのままマネするのは難しいかもしれませんが部分的なアイディアなら取り入れられそうですね。ブログでも詳細を紹介されていますよ。

猫が自由に部屋を行き来できるようにするDIY

続いては猫ドアや猫トンネルなど猫が自由に部屋を行き来できるDIY。

猫のためにドアをいつも開けている、猫にドアを開けてくれと頼まれるという方も少なくないのではないでしょうか。

実は、市販の猫ドアを使えば簡単に設置することが可能です。

  1. 市販の猫ドアに合わせてドアに印をつける
  2. ノコギリでドアをカットする
  3. 猫ドアを取り付ける

という3STEPで設置することができます。市販の猫ドアは価格もリーズナブルです。

こちらは、室内ドアを猫の力で開けられるようになるというアイテム。穴を開けないので賃貸でも利用可能です。

注意点

猫ドアは意外に簡単に設置できますが、設置するときの注意点を見ていきましょう。

ドアがメーカー保証の対象外になる

ドアに穴を開けてしまうと、ドア本体が保証の対象外になってしまいます。

もちろん、失敗しても元には戻せないですし、がたつきが出てしまう、短期間で壊れてしまうことがあるなどのリスクを伴います

ドアをDIYする時はリスクをしっかり理解してから行いましょう。

配線に注意が必要

壁に穴を開けて作る猫トンネルを作る場合は、壁の中に配線が通っていないか確認してから穴を開けるようにしましょう。近くにコンセントがあると電気線等が走っている可能性があります。家の設計図などがあれば確認してから行うのがベストですね。

また、壁に穴を開けるのでその分強度も低くなってしまう可能性があります。リスクも大きいので猫トンネルはDIYに慣れた人のみにした方が良さそうですね。

猫が通れない、通らないこともある

猫ドアを設置する時はまず、サイズを確認しましょう。サイズが合っていないと設置しても猫は通り抜けできません。

また、猫の性格にもよりますが最初は猫ドアを通らないということも。うまく誘導して使い方を教えてあげる必要があります。

猫ドアのデメリットはこちらの記事もどうぞ。

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事例を見てみよう!

猫ドアをDIYした事例を見ていきましょう。

こちらは市販の猫ドアをDIYした事例。きれいに取り付けられていますね。

こちらはドアのガラス部分を外して猫ドアにDIYされています。ドアをカットするよりもリスクが少なそうですね。

こちらはなんとドアごとDIYした事例。さすが、猫ドアがデザインに合っていて素敵ですね。

こちらは壁に穴を開けて猫トンネルをDIYされています。

キャットウォークの途中に猫トンネルを作る人も多いです。

猫ドア、猫トンネルはリスクも伴うのでDIY初心者の方にはあまりおすすめしません。業者に依頼したい、という方はこちら。

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壁や床のDIY

最後に、壁や床のDIYを見ていきます。猫を飼っていると床や壁で爪とぎされてしまったり、傷や汚れが付いてしまったりというリスクがありますよね。

リフォームをする時に壁や床を傷や汚れに強い素材にする人も多いですがDIYではどんなことができるでしょうか。

壁のDIY

DIYで壁をすべて張替えるのはなかなか大変ですが、爪とぎ対策で腰壁をDIYするという人は多いです。

腰壁とは名前の通り腰の高さくらいの壁の下半分に板を張る防御用の壁のこと。腰壁がボロボロになっても壁紙は無事ですので壁紙を交換するよりも費用を抑えられます。

DIYで設置する時は板を張ってもいいですし、腰壁シートというシートを貼ったり、プラダンなどで作ることもできます。

こちらは腰壁風のクロスを設置した事例です。

この方は板を貼ってしっかり腰壁を作られています。

こちらも板を打ち付けてDIYされています。腰壁というと色を変えるケースが多いですがこちらはペンキで塗って白一色にされていますよ。

腰壁や壁紙の対策はこちらの記事でもご紹介しています。

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床のDIY

床を猫仕様にするのなら

  • 汚れに強い
  • クッション性がある
  • 爪とぎや傷に強い

素材がおすすめです。

キャットタワーやキャットウォークを設置すると猫はどこから降りてくるのか分からないので足腰を守るためにクッション性の高い素材がよいでしょう。

簡単にDIYするのなら、クッションフロアがおすすめ。クッション性があり、防水、防汚性が高い素材ですが、比較的安価ですし敷くだけなのでDIYもしやすいです。

こちらの方もDIYでクッションフロアを張っています。デザインも豊富なのでインテリアにあったデザインを選ぶことができますよ。

この方は家全体にペット対応のクッションフロアを張られています。範囲が広いと大変そうですね。

やはり業者に依頼したい、という方はこちらの記事もどうぞ。

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まとめ

猫のためのDIYリフォームについて見てきました。

DIYでもできることは色々とありますが、強度などに気を付けないとケガの原因にもなりかねません。DIYに自信がない方はいきなり大物にチャレンジするのではなく、簡単なことからチャレンジしてみてください。キャットウォークは既存の家具などと組み合わせて作ることもできますよ。

猫のためのリフォームについてはこちらの記事もどうぞ。

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