最近では、大型犬でも室内で飼う人が増えてきましたよね。
犬と一緒に家の中で暮らすにはどんな工夫が必要でしょうか。犬のためにリフォームでやるべきことをまとめました。
犬のためにリフォームをするメリット！
ペットのためにリフォームというと贅沢な感じがするかもしれませんが、そんなことはありません。
犬のためにリフォームをすると
- 犬の安全性が確保できる
- 犬が快適に過ごせるようになる
- イタズラ対策ができる
- ニオイ対策ができる
- 犬の世話が楽になる
と、犬だけでなく、人にとってもメリットが大きいです。お互いにストレスのない生活がおくれそうですよね。
犬のためのリフォームでやっておきたいこと6選
では、犬のためのリフォームはどんなことをすべきなのでしょうか。具体的な内容を見ていきましょう。
1.滑りにくい床にリフォーム
犬のためにリフォームをするのなら、まず考えたいのは床のリフォーム。
日本の住宅で多い一般的なフローリング（合板フローリング）は犬にとって滑りやすい素材です。それでも問題なく歩いているように見えるかもしれませんが、実は足腰には負担がかかっています。最悪の場合、関節の病気になってしまうことも。
犬の健康のためにも滑りにくい床材にリフォームすることをおすすめします。犬が高齢になってからリフォームするという人も多いですが、なるべくなら最初から滑りにくい床にしておくと病気やケガ防止に繋がります。
詳しくはこちら。
2.イタズラ対策に壁をリフォーム
続いては壁。犬によっては壁紙をイタズラしてしまうことがあります。これは家の間取りや犬の性格などによっても大きく異なります。
今までイタズラをしていなくても、リフォームや引っ越しなどで環境が変わるとイタズラしてしまうという可能性も。ふたを開けてみないとどうなるか分からないので、他の箇所をリフォームするのなら壁も防傷効果のある素材を選んだ方がベターです。
また、飼っていると気が付きにくいですが、壁はペットの臭いが付いてしまうことも。防臭効果のある壁紙もあるので、来客が多い家など気になる場合は検討してみてください。
詳しくはこちら。
3.犬が休む場所を確保
室内でも犬が安心して休める小屋のようなものがあるといいでしょう。
犬のいる場所をしっかりつくっておくと、そこが自分のエリアだと認識します。専用のスペースを作っていないと家全体が自分のエリアだと思い込み、イタズラなどをしてしまう可能性も。
狭いスペースで寝かせるのはかわいそうな気がしてしまいますが、休憩場所にするのならカゴやケージなど狭い場所でも十分ですよ。
ケージがピッタリ収まるようにリフォームしている方もいます。こちらの記事で事例をご紹介しています。
最近は室内に土間を作り犬のスペースにしている方も増えてきていますよ。
4.犬が自由に行き来できる動線を確保
犬が自由に部屋間を行き来できるよう、犬ドアをつける人もいます。犬の行き来のために人が開け閉めるするのも大変ですよね。
また、反対にキッチンなど危ないところには入らないよう、ガードをつける人もいますよ。
犬の入っていい場所、入ってはいけない場所をしっかり分けておくことも大事です。
犬用のドアやガードなどについてはこちら。
間取り変更などをして動線を確保した事例はこちら。
玄関土間を広くして、足を洗うスペースを作っている方も。
5.外に行き来するスロープを設置
一軒家の場合は、犬が外や庭に出入りするためのスロープがあるといいでしょう。
掃き出し窓など人にとっては問題のない高さでも犬にとっては負担になってしまうことがあります。ケガの原因にもなってしまうのでスロープがあると安心です。
ステップ（階段）は省スペースで設置できますが、ステップも犬の足に負担がかかってしまうため、できればスロープの方がよいですよ。
詳しくはこちら。
6.庭に遊べるスペースを作る
犬は室内で飼っていても散歩に行くケースがほとんどなので、必ずしも室内や庭に遊べるスペースが必要という訳ではありません。ですがあれば犬は喜びますし、散歩がなかなか難しいという場合は庭に遊び場があるといいですね。
庭に犬のスペースを作る場合は、他のスペースとの隔離や床の素材に考慮しましょう。
詳しくはこちら。
まとめ
犬のためのリフォームはどんなことができるのか見てきました。
犬は猫のようにジャンプをしたり、上に登ったりするわけではないので猫の家ほどこだわる必要はないと思います。外に散歩にも行きますしね。
ですが室内で快適に過ごすことができれば、人も犬もストレスが少なくなり生活しやすくなりますよ。犬種や性格によってもどんなリフォームがよいのかは異なります。床のリフォームだけは健康にもかかわってくるのでぜひ行ってほしいですね。
ご自宅のワンちゃんに合ったリフォームを検討してみてください。
猫も飼っている、という方はこちらもどうぞ。
