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土間収納の棚はどのくらいの奥行きがいい?高さは?

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玄関にシューズクロークなど土間収納を設ける人が増えています。棚を設置する場合どのくらいの奥行き、高さがよいのでしょうか?

今回は土間収納の棚についてまとめてみました。

土間収納の棚の奥行きはどのくらいがいい?

土間収納を作るときは、まず何を収納するのかイメージしてから設計をしましょう。当たり前のことですが、収納する物によって必要な奥行きは変わってきます。

  • 靴のみを収納する場合:30cm
  • ハンガーラックをつける場合:60cm

あると使いやすいですよ。ほかに収納したいものがある場合は、実際に大きさをはかって収納できる奥行きを確保してください。

靴のみを収納するのであればあまり奥行きがありすぎても使いにくくなってしまいます。中には25cmの省スペースタイプにして靴の側面が前に来るように横に収納している方もいますよ。

こちらは土間ではなく廊下ですが、置き方としてはこのような感じです。コレクターにもたまらないですね。

こちらは靴を斜めに収納されているのでその分奥行きが短くなっています。取り出しやすく、靴のデザインもよく見えていいですね。

当たり前の話ですが奥行きが広くなればその分通路は狭くなります。通路は最低でも60cmは確保しておきましょう。あまりに通路が狭いと使いにくく、結果的に散らかってしまうことも

快適に使える土間収納になるよう、考えてみてくださいね。

全体的なレイアウトについてはこちらの記事もどうぞ。

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棚は可動式で高さ調節できるものが主流

続いて、棚の高さについて。棚は可動式が主流ですよ。

土間収納にしまうものは年々変わってくるからです。固定の棚にしてしまうと後から使いにくくなってしまうということも。特に、子どもがいるご家庭ですと最初はベビーカーや抱っこ紐など、歩くようになってくると子ども用のシューズラックや外遊びグッズなど収納する物が変わってきます。

自分で出し入れするようになると子どもが手に取りやすい高さというのもポイントになってきますね。ですから子供の成長などライフスタイルに合わせて変更できるよう、可動式の棚をおすすめします。

子どもがいるご家庭はこちらの記事も参考にしてみてください。

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靴を収納する場合の高さは?

靴を収納する場合、一段の棚の高さは15cmほどあれば男性の革靴、女性の7cmほどのヒールの靴も収納可能です。ブーツなどはさらに高さが必要になりますね。

ですが、棚いっぱいに靴が収納されていると窮屈なイメージになります。余白が多く奥の壁が見えるとスッキリ見えるので、見せる収納の場合はゆったりした高さに設定することをお勧めします。

こちらはぎっちり靴を収納されているケース。

こちらは棚の高さを広く取ったケース。

どちらもきれいに収納されていますが印象は変わりますね。参考にしてみてください。

下のスペースは空けた方がいい?

土間収納の棚は一番下まで棚板を作らず、下のスペースを開けているご家庭も多いです。下のスペースを開けていると大きなものなど棚に入りにくいものを収納することができます。

  • ベビーカー
  • 自転車・三輪車
  • 帽子
  • 上着(ハンガーポールを設置)
  • 掃除用具

などの収納に利用している人が多いですよ。

こちらは子供の遊び道具などを収納していますね。子供の手が届く高さなのでちょっと低めのようです。

こちらは自転車を収納されています。広い土間ですよね。

こちらは土間収納にアウトドアグッズを収納。下の段は仕切りをなくして大物を床に直接置いていますね。

他にはハンガーポールを設置して上着をかけているという人もいますよ。

全面が棚になっているよりも下のスペースが開いている方がすっきりして見えるというのもあります。収納する物などによってどちらがよいか検討してみてください。

まとめ

土間収納の棚の奥行きは、靴のみを収納する場合は30cm。ハンガーポールを設置する場合は60cmほどあるといいですね。

他の物を収納したい場合は収納する物によって奥行きを決めてください。ただし、通路は最低でも60cm取っておきましょう。

棚は可動式が主流になっています。ライフスタイルの変化にも対応しやすいのでおすすめですよ。

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Hayato.T
1987年生まれ。建築の面白さを知り、web業界から一転して建築で生きていこうと決意。1級建築士資格取得に向けて勉強中。(R05学科◯製図✕・R06製図結果待ち)
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