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リフォームするなら子育てしやすい家に。子育て世帯のリフォームのポイント&事例!

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すでに子育てされている方、これから子どもを、と考えている方はリフォームにもいろいろ工夫をしたいですよね。

子ども部屋以外でも子どものためにできる工夫はたくさんあります。子どものための工夫がされた家は、結果的に家族全員にとって居心地のいい家になることも。

子育てしやすい部屋のポイントと実際の事例を見ていきましょう。

子育てしやすい家のリフォームポイント!

まずはリフォームするなら押さえておきたいポイントについて見ていきましょう。

1.キッチンからリビングが見渡せると便利!

キッチンにはいろいろな形がありますが、子育て世代にはキッチンからリビングが見渡せる作りになっていることが重要です。オープンタイプ、セミオープンタイプと呼ばれるキッチンですね。

キッチンからリビングが見渡せると調理をしながら子どもの様子を確認することができます。子どもは急に何をしだすかわからないところがありますが、見えているとすぐに駆け付けることができます。逆にキッチンがリビングから独立していると、調理中に子どもの様子が見えず使いづらいですよ。

キッチンの種類についてはこちらの記事もどうぞ。

対面キッチン、アイランドキッチンetcキッチンのタイプ別特徴まとめ キッチンのリフォームをする時、どんなキッチンの形にしようか悩みますよね。 対面キッチン、アイランドキッチン、L型など、キッ...

ただし!小さいお子様がいる家庭ではあまりオープンすぎるキッチンもおすすめできません。子どもがキッチンに入ってしまうと危険がいっぱいですからね。最低でもベビーゲートを設置して入ってこないようにしておくと安全です。

築25年の一軒家をリフォームした二世帯住宅の事例。昔ながらの間取りだったお宅の和室とキッチンをつなぎ、大きなLDKにリフォームしています。

独立したキッチンをアイランドキッチンにリフォーム。お子様と一緒に料理がしやすい設計になりました。造作の収納カウンターも素敵です。

キッチン自体は壁面に設置されているのですが、市販の食器棚兼カウンターを設置し、対面キッチン風になっています。市販の商品を自分で設置しているということもあり、キッチンとカウンターの間隔が広く、お手伝いがしやすくなっているのがいいですね。

2.お風呂・洗面所はゆったり

子どもが小さいうちはお風呂も洗面所も1人で使えません。また靴を洗ったり、汚れた服をつけおきしたりすることもあるので、お風呂と洗面所は広めに作った方が使い勝手がよくなります

在来工法の古いお風呂を使いやすくリフォーム。風呂全体の大きさはそのままですが、デッドスペースをなくして広い浴槽になりました。

古いお風呂を1.5坪の広いバスルームにリフォーム。子どもと一緒に座れるベンチ付きの浴槽でゆったりバスタイムになりそうですね!

段差や床の冷たさが気になった古いお風呂をリフォーム。子どもでも入りやすい設計のお風呂です。洗面所も同時にリフォームして使いやすくなりました。

<番外編>

こちらはトイレをリフォームした事例。カラークロスとアクセントクロスを使ってかわいらしいトイレになりました。トイレトレーニング中のお子様なども喜びそうですね。

我が家はもともとは洗面所はそこそこ、風呂はゆったりという設計でした。ですが構造上の問題でお風呂は予定より狭く、洗面所が予定より広くなりました。

ですが洗面所が広くなったことでつけおきの洗濯物なども置けますし結果的に使いやすくなりました。リフォーム前(出産前)は子どもがいるなら洗面所は広く、という考えはなかったのでうれしい誤算です。

3.洗濯物を干すスペースを確保

子どもがいると洗濯の回数も増える人が多いでしょう。小さいうちは着替えが多いのはもちろん、大きくなってからも体操着や部活のジャージなど何かと洗濯物が増えます。

雨の日などは外に干せませんし、冬も外干しではなかなか乾きません。ですから室内に洗濯物を干せるスペースを確保しておくと便利です。

洗濯物を干せるスペースとしては

  • サンルーム
  • ランドリールーム
  • 浴室乾燥機

などが挙げられます。ですがもちろん専用の部屋ではなくても洗濯物が干せてきちんと乾けばOKですよ。

部屋干しできる場所についてはこちらの記事もどうぞ。

浴室乾燥機は設置すべき?必要かどうかを見極めるポイントは? 浴室をリフォームする時、浴室乾燥機を付けるかどうかで悩む人は多いと思います。メーカーやリフォーム会社からおすすめされることも多い...
部屋干しをするのにおすすめの場所は?場所がない時の工夫も! 雨が降っている時、風が強い時、帰宅が遅くなる時、部屋干しをしたい時はたくさんありますよね。 部屋干しの場所をどこにするかに...

こちらはサンルームを子どもの遊び場にしている事例です。キッチンから見える位置に設置しているのもポイント。大きくなってから洗濯物干し場に…という使い方もできますね。

4.広めの玄関は末永く使える!

子どもがいると小さな頃はベビーカー。大きくなってもスポーツ用品など何かと玄関に収納したいアイテムが多いです。

可能であればちょっと広めの玄関にすることも検討してみましょう。

こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

玄関の広さは何畳くらいが目安?子供がいるなら広い方がいい? リフォームや家を建てる時、玄関の広さは何畳くらいとればいいのか悩みますよね。 最近は土間などの広い玄関も人気ですが、本当に...

こちらは玄関に広めのシューズクロークを設置しています。靴だけでなく遊び道具なども収納できますね。子どもたちが選んだというアクセントカラーも素敵です。

玄関は広く|価格.com

費用:890万円

玄関のシューズラックは上段のみにし、下段にはベビーカーが収納できるようにされています。小窓のブルーもアクセントになっていますね。

奥様こだわりの土間収納を作られたお家。正面はお客様用。家族の物はサイドに収納できるように設計されています。勝手口から直接洗面所にも行けるので、泥だらけになるまで遊んだ時も便利です。

我が家はスペースの関係などもあり土間収納は作らず。ですがマンションにしてはちょっとだけ広めの玄関土間になっています。

生まれる前はベビーカーくらいたためばいい、と思っていたのですが、外出の前後はバタバタするので、そのまま置けることが思った以上に便利だなと実感しています。

子どもも大人も楽しめる家にするには?

続いては+アルファの工夫をしている事例を紹介していきます。単に使いやすいというだけでなく遊び心のあるお家がいっぱいです。

1.家事が時短できる工夫

子育て中は子どもに時間がとられるので、家事はなるべく効率よく行いたいですよね。まずは家事の時短を考えて作られたお家を見てみましょう。

キッチンからパントリー、洗面所、お風呂と水回りがまとまっているので家事のしやすい間取りです。リビングに設置したワークスペースは将来お子様の勉強スペースにも。

もともと住んでいたマンションを奥様のアイデアを取り入れながら全面リフォームした事例。キッチン、洗濯機置き場、クローゼット、寝室がつながっていて家事がしやすい間取りです。広い空間で遊びたいというお子様の願いもかなえられていますよ!

リフォーム前提で中古物件を購入した方の事例。回遊性のある洗面室、シューズクロークとウォークインクローゼットなどシンプルですが家事動線にこだわったお家です。

2.子どもの将来を見据えたリフォーム

当たり前のことですが、子どもはどんどん成長していきます。今、使いやすいだけでなく将来的にも使いやすいように考えられた事例をご紹介します。

現在はお子様が小さいのでキッチンから見える場所にキッズスペースを設置。将来的にはカウンターを置いて勉強スペースに使う予定。その時に本棚として仕えるように上部に棚を設置しています。

こちらもリビング横にキッズスペースを設置した事例。今はオープンになっていますが引き戸になっているので将来的には独立した子ども部屋に変化します。

リビング横にあった和室の壁を取り払い、開放的に使用できるようにリフォーム。仕切りは上からつるしているので、来客時には目隠しすることも可能。畳は置き畳なので不要になったら取り外し広いリビングにすることも、洋室にすることもできます。

3.家の中に遊びスペースがあると理想的!

こちらはスペースに余裕があれば…ということになりますが、家の中に子どもが遊べるスペースを取り入れている方も。

家の中に遊べるスペースがあったら雨の日でも楽しいですし、お友達も呼びたくなりますね。

こちらのお宅は、すべり台付きのロフトを設置しています。とっても素敵ですね。玄関土間も広く取り、子どもが遊べる設計になっていますよ。

キッチン横に黒板を設置して、子どものお絵かきスペースに。大ききなったら家族の予定を書くのなどにも使えそうですね。リビングの隣に子ども部屋を設置する、オープンキッチンにするなど間取りにも工夫されています。

4人兄弟、6人家族のご家庭で4階建てのお家に引っ越し。4フロアあっても家族の顔が見えるようにあえて個室は作らず、机を4つ合わせた児童館のようなスペースを作りました。壁面収納もたっぷりで思い思いの物を収納できます。

我が家は特に遊びの工夫は取り入れていないのですが、どこか一角の壁をマグネットがくっつくようにしておいたら遊びに使えて便利だったなと思っています。

一面ホワイトボードでお絵かきできる壁などもいいですね。

まとめ

子育て世帯のリフォーム事例を見てきました。キッチンやお風呂などの部分リフォームから、動線を考えた全面リフォームまで様々なアイデアがありましたね。

家事のしやすさなど大人にとっても過ごしやすい家にすることも、結果的に子どものためにもなると思います。生活をイメージして理想のリフォームを実現させてくださいね!

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サイト運営者・記事監修者
1987年和歌山県生まれ。web業界にいたが建築の面白さを知り、一転して建築家になろうと勉強中。Peter Zumthorの作品が好き。現在1級建築士資格取得に向けて勉強中。(R05学科◯製図✕・R06製図結果待ち)
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